DIY好きなら知っておきたい!意外と知らない木材の種類や特徴

HANDIY(ハンディ)
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DIYに欠かすことのできない木材。

作りたいものによって適した木材は違うのでDIY初心者さんはしっかり覚えておきましょう。木材の特性を知っておくとDIYする際に、作りたいものに適した木材を使用することができます。せっかくDIYするなら少しでも強く美しいものを作りたいですよね?

木材の性格を知ったうえでDIYを楽しみましょう! 


木材の種類は大きく分けて4種類

大まかな木材の種類について

DIY用のホームセンターで購入できる木材は大きく分けて無垢材、集成材、合板、曲木があります。それぞれに特徴があるため適さない木材を使ってしまうと作業中力を加えた時に割れてしまったり、時間がたつにつれて反ってしまったりというトラブルになりかねません。それぞれの木材の特徴を知り、適した木材を選ぶことが大切です。

素材を最大限楽しむなら!無垢(むく)材

 

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無垢材は山や森で育った原木からそのまま使用する形状を切り出した木材で、室内の湿度を調整する働きがあり、湿気の多い時は水分を吸収し、乾燥している時は水分を放出して湿度を一定に保とうとする性質があります。天然の木本来の風合いや温かみが出ますが、ひび割れが入りやすいという特徴もあります。しかし、しっかりと自然乾燥させてから使用することで強度が上がり、収縮や変形が生じることもなくなります。そのため建材にもよく使われる木材です。

ひび割れしにくく強度あり!集成材

 

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集成材とは小さく切り分けた木材を接着剤で再構成して作られた木材です。幅や厚み、方向や長さを自由に調整して接着するので必要な強度の部材を作ることができます。性質の異なる木材を組み合わせているので強度や品質にばらつきが少なく、安定していて扱いやすい木材です。そして形が変わりづらいのでひび割れや隙間ができにくいところもメリットです。

デメリットとしては耐用年数が少ないところです。木材を組み合わせる接着剤は人工物なので劣化が自然物よりも早いと言われています。以前は接着剤の成分が体に悪いと言われてきましたが、近年では害のある成分を含まない接着剤も開発されているので安心です。

安価なのに強度もしっかり!合板 

 

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合板(ごうはん)とは読んで字のごとく「重ね合わせた板」のことで、原木を巻紙のように薄く切り取り奇数枚の層に張り合わせた木材です。主に複数のベニヤ板を重ねて作られていて、断面が層になっています。板の繊維の向きが交互になるように重ね合わせているので頑丈で様々な方面からの負荷に強く、決められた工程で工場で大量に作られているので価格が安いところがメリットです。

変則的な曲木(まげき)

 

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曲木(まげき)とは無垢の木材を蒸したり煮たりして柔らかくし、形を変えて曲げた木材のことです。デザイン性と機能性を兼ね備えています。椅子などの家具によく使われている木材で、木の温かみとナチュラルな雰囲気のあるデザインに仕上げます。 

温かみがある天然木「無垢材」とは?

樹種の特徴について

湿度調整の特徴があり、天然木本来の温かみがある無垢材ですが、同じ無垢材でも樹種によって強度や色合い、手触りなど変わってきます。完成後のイメージに合わせて樹種も慎重に選びましょう。

高級感のあるいい香り「ヒノキ」

 

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香りがよく、お風呂にも使われているヒノキ。高級感もあり日本人に人気の高い木です。風呂に使われているということは水に強いということ。水に強いので腐りにくい木でもあります。また強度もあり虫が嫌う成分を含んでいるため住宅や神社仏閣などに使われることが多い樹種です。耐久性が高く半永久的に張り替える必要がありません。

導入時はコストがかかりますが長い目で見れば経済的で、色合いは初めは白っぽいですが念のため年月とともに綺麗な飴色に変化していきます。ヒノキは油を多く含むため塗料が浸透しづらく、着色は難しいという点はデメリットと言えます。

床材に最適!スギ

 

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スギは他の木と比べて柔らかい素材です。そのため強度はあまり高くないので傷はつきやすいです。しかし低コストで断熱性があり、柔らかいので床材にする際はスリッパいらずで過ごせます。硬くて冷たい床だとスリッパやカーペット、床暖房が必要となってしまうのでその点では多少傷つきやすくてもスギを選ぶ方も多いのではないでしょうか。香りもいいので人気の木材です。

ホームセンターでも購入可能!パイン(松)

 

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パインは感触が柔らかく肌触りが良い木材です。柔らかいからこそ傷が付きやすく、ペンやクレヨンなどで簡単に汚れてしまう素材です。そして節が多いということもパインの特徴です。温かみのある柔らかな印象の木目ですが、床材や家具に使う際に節の模様が気になるという方は他の木材を選んだほうが良いかもしれません。

だ、比較的安価で加工がしやすく、初めは白っぽい色をしていますが年月とともに飴色へ変化していきます。スギ同様、柔らかく温かみがあるので冷たさは感じにくいかもしれません。ホームセンターで簡単に手に入るのでDIYには適している木材でしょう。

楽器にも使われる!スプルース

 

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乾燥しやすくて軽く、柔らかい木材です。蒸し曲木には向いていない木材です。しかし加工がしやすく釘打ちやネジ止めは簡単にできて、塗装すると美しく仕上がります。デメリットとしては虫の害を受けやすく耐久性が低いところが挙げられます。水に強いのでまな板や桶などに使用されています。バイオリンやギターなどの楽器に使われることも多いようです。色合いは白色で天然の光沢があります。

バラのような優雅な香り!ローズウッド

 

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ローズウッドは紫がかった独特な色合いをした高級感のある木材です。実際に幅のあるものは入手困難で価値の高い木材となっています。香りもバラのような香りで人気です。硬度が高いため釘打ちには向いていません。ワックスで仕上げるととても美しい仕上がりになります。家具や楽器、彫刻に使用されます。光沢があり丈夫で色合いも美しいため塗装などせずそのまま使用されることがほとんどです。

光沢が美しい高級木!カリン

 

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カリンは木肌が美しく綺麗な光沢があり赤みがかっていて高価な木材です。密度が高いので非常に硬いですが硬度に幅があるため硬さが必要な個所に使用するのは注意が必要です。割れることはあまり無く、塗料との相性もいいです。家具やフローリング、内装に使われることが多いです。杢が出ているものはより高級品として扱われます。

耐久性高く見た目も美しい!チーク

 

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チークの色合いは濃い黄金色で暗色の縞模様があるのが特徴です。加工がしやすい木材であり、乾燥はしにくいですが乾燥過程で反りや割れが起きにくい素材で、水や虫にも強く耐久性が高いです。世界最高級木材の一つで家具や彫刻、建築材に使用されています。製材した直後よりも年月が経つにつれてロウ状の成分が面に出て深い色味になります。

高級感の代表格!マホガニー

 

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マホガニーは古くから世界の銘木として知られていて、耐久性が高く加工しやすい素材です。「リボン杢」と呼ばれる美しい縞模様が特徴的で、磨けば磨くほど美しくなると言われている赤茶色をしています。初めは淡い色で年月とともに深い赤褐色へと変化します。天然乾燥の速度が速く、質も安定しています。高級感があるため家具や楽器、彫刻、高級車のダッシュボードにも使用されています。

男らしいかっこよさ!ウォールナット

 

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世界三大銘木として知られるウォールナット。落ち着いた深みのある焦げ茶と木肌や木目の美しさが最高級の証拠です。海外では古くから高級家具などに使われていて、近年では日本国内でもその価値が認められてきました。一般的に木材は年月が経つと濃く深い色合いに変化しますがウォールナットは明るく薄い色になります。硬めで強度があり衝撃にも強く傷が付きにくいという特徴があり、割れにくく加工しやすい素材です。

ウィスキーの酒樽にも!ナラ(オーク)

 

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ナラはオークとも呼ばれる木材で、材質は硬く弾性もあり良質です。世界的に銘木として知られている木材なので家具などに使用されることが多いです。またウィスキーの酒樽に使用されていることでも有名です。色は白っぽい色から黄褐色で、味わいがあり人気があります。

曲げに強い!ブナ

 

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硬くて弾力性があり、曲げに強いという特徴があります。水分を多く含むため乾燥に時間がかかります。乾燥が十分でないと狂いやねじれが生じやすいので乾燥する際は注意が必要です。主に家具や玩具、曲木が必要なものに適しています。

家具にも使われる汎用さ!タモ

 

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広葉樹の中で比較的硬く質がいい木材なので家具などに適しています。反発力もあることからボートのオールやホッケーのスティックなどスポーツ用品に使用されることが多い木材です。内装材としてはドアや階段、フローリングなどに使われています。

燃えにくい!キリ

 

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高い吸湿性があり箪笥などによく使用されている木材です。加えて火に焼けても表面は焦げるが中身まで燃えにくいという性質から貴重品などを収める家具に使用されてきたようです。

棺に使われるほど頑丈!サクラ

 

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アメリカでは棺に使われるほど頑丈な木材です。見た目も美しいので家具や小物、化粧単板などに使用されています。加工は容易ですが道具の刃先を切れにくく鈍らせる性質があるようなので加工の際には道具の点検も行いましょう。

流通量が多い!ラワン

 

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大木で幅が広くとれるので合板材などによく使用され重宝されています。建築用から家具など用途は広いです。加工は容易ですが耐久性がやや劣る木材です。ラワンベニヤなど聞いたことがあるひともいるのではないでしょうか?

足腰の負担が少ない!カバ

 

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チークやローズウッドに比べると柔らかいが木材の中では硬い部類に入ります。適度な硬さで足や腰に負担が少なくなるということでダンススタジオなどの床に使われています。

板を重ね合わせる「合板」とは?

合板

板を重ね合わせる合板には「天然木化粧合板」「プリント合板」「塩化ビニール合板」があり、それぞれが異なる素材から成る合板でそれぞれに合った用途があります。

天然木化粧合板

 

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木目や木肌が美しい天然木を薄く削ったツキ版という薄板を台板に貼り付けた板材を天然木化粧合板といいます。内装や家具に使用すると無垢材を使うよりも格安で美しく、木のぬくもりを感じられる部屋になるでしょう。

プリント合板

 

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基材の合板の表面に、美しい木目や木肌を高度な技術でプリントした化粧シートを貼り付ける合板をプリント合板と言います。使う場所によって色味や木目を選ぶことができること、手入れが簡単であること、経済的であることがメリットです。

塩化ビニール合板

 

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プリント合板のように基材の合板に塩化ビニールを貼り付けた合板です。

耐候性、耐水性に優れていて木目柄以外にも無地のものや他の柄のものもあります。プリント合板同様、天然木に比べて安く仕上げることができます。

DIYに適した木材の種類は?

屋外に向く木材

屋外では雨や雪、日差しの影響を直接受けてしまいますがどのような木材が適しているのでしょう?

屋外に使う木材No1! ウエスタンレッドシダー

 

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針葉樹林の中で最も耐久性が高く、防虫や殺菌の効果もあり反りや曲がりもほとんど生じないのでのでウッドデッキなど屋外のDIYに適していてダントツの人気があります。

SPF(ACQ材)

 

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SPF材にACQという防腐防虫効果のある薬剤を注入したもので、レッドシダーよりも40%ほど安価で仕上げることができます。環境や人体にも無害なので安心です。

室内に向く木材

室内の家具は色味や木目などによって雰囲気ががらりと変わります。湿度の調整機能があれば尚嬉しいですよね。

パイン集成材

木目が鮮明なパインは室内でよく映え、加工もしやすく塗料やワックスとも相性がいいのでDIYにオススメな木材です。カフェテーブルやラックなどのインテリアづくりにぴったりです。

桐集成材

先でも記した通り吸湿性が高く、熱伝導率が低いので家具に使用するのに人気です。

MDF

 

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木材を繊維状にして接着剤などを配合し、ボードに成型したものをMDFといいます。反りやねじれが生じにくく安定した素材です。複雑な形状への加工に向いています。木ねじが使えない、塗料が染み込んでしまってうまく塗装できないこともあるという点もあります。

工作用木材に向いているのは?

SPF

 

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Spruce(えそ松)Pine(松)Fir(もみ)の3種類の木材を組み合わせた素材です。2×4住宅や家具によく使われています。柔らかい材質なのでDIYにも向いている素材です。

初心者向けの木材について

初心者には手の出しやすい低価格で、加工がしやすい木材が適しています。従ってパイン(松)が向いていると言えるでしょう。パインは無垢材だけでなく集成材やSPF材としても販売されています。ホームセンターなどでも手に入れやすいのでDIYに適しています。

まとめ

木材の種類によって色合いや硬さなどそれぞれ特徴があります。作りたいものに適した木材を使用することがDIYの成功のカギです。木材選びにこの記事を参考にしてみてください。

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HANDIY(ハンディ)

「古いから全部壊して、新しいものを作る」のではなく、住まいにDIYという体験を付加し、感情やストーリーを纏って最適化しながら持続可能な住文化をつくる。

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おかねのはなし

塗るものを選ばないチョークペイント

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