倉庫リノベーションは、空間の固定概念を変化させる。

HANDIY(ハンディ)
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もともと住宅ではないので、倉庫のリノベーションには注意も必要です。

賃貸でも購入でも検討する前に、倉庫の立地が「工業用地」になっていないか必ず確認しましょう。

工業用地にはそもそも住宅が建てられません。

また、倉庫から住宅へ用途の変更を事前にしておかないと、住宅ローンを利用できない点にも注意しましょう。

先ほどあげた倉庫のメリットは、そのまま住宅としてのデメリットにもなります。天井が高いことでエアコンが効きにくかったり、壁に断熱処理がされていなかったりと、住宅用にはそのままでは使いにくい面もあります。

内装と最低限の断熱工事の費用は、倉庫の広さや状態にもよりますが、大体500万円前後かかります。

電気やガス・上下水道も自分ではできないので、事前にレイアウトを考えて施工してもらう必要があります。

どこまで自分でDIYできるのかが、倉庫リノベーションをDIYするときのキーポイントになります。

倉庫リノベーションなら土間スペースを広く取りたい

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もともと床がグランドレベルの倉庫は、見方を変えれば最初から全てが土間スペースです。

改めて施工する必要もなく、広い土間スペースを確保できます。

広い土間スペースは自転車やバイクを止めるガレージ代わりにも使え、そのままメンテナンスもできる作業場にもなるのがメリット。

もちろんDIYの作業場としても活用できます。

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古い日本の民家には、土間スペースにかまどがあり、そこで料理をしていました。

京都の町家などは、入り口から奥の庭まで長い土間でつながり、そのまま高い吹き抜けにもなっているものが多く見られます。

京都の町家など古い民家のリノベーション例も、土間スペースのレイアウトや活用法の参考になります。

ロフトスペースでプライベートを確保する

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倉庫のリノベーションは、広さだけでなく高さも有効利用したいもの。

2階スペースはロフト感覚の開放的なレイアウトがおすすめです。

倉庫にもともと事務所などの2階スペースがある物件なら、柱の設置など面倒な施工も不要。プライベートなスペースは2階へ、パブリックなスペースは1階へ集めるのが、倉庫リノベーションのレイアウトには多いようです。

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ロフトスペースの1階部分を箱形に仕切ると、トイレやバスルームなどの水回りをまとめることができます。

高い天井の欲しいリビングやダイニングスペースとは違い、天井が低くても構わないキッチンやバスルームなどの水回りをまとめることで、上部にロフトスペースを作りやすくなります。

ロフトスペース部分はベッドルームに使ったり、オフィスや趣味スペースとして使ったりと、家のレイアウトに合わせて変更が可能。使い勝手も良さそうでいいですね。

倉庫のリノベーションは採光の工夫が必要

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倉庫の屋根や外壁をハーフスケルトンの素材に変えて、内部が明るくなるようにした倉庫リノベーション。

もともと倉庫にあった大きな開口部は、内部の見えるガラス素材に変えられています。

この建物は幼稚園に使われていますが、内部はDIYしたような最低限の加工で、施行されています。資金面と相談しながら、なるべくお金のかからない形で施工できるように間取りを考えていきましょう。

 

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倉庫の壁の一方を、すべてスケルトンにして採光しているのは、ベーグルショップとして利用されているリノベーション倉庫。内部での間仕切りを工夫すれば、外からの視線も気にならなくなります。

たくさんの光を入れられますが、内部の温度を調節できるように、換気の方法を考えておくことも、重要なチェックポイント。

光が入るということは、それだけ外気の影響を受けるポイントが多くなります。スケルトン素材の多くが断熱素材ではないことに気をつけておきましょう。

倉庫のリノベーションではリビング&ダイニングが基本

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倉庫のリノベーションでは、リビングとダイニングが一続きにレイアウトされることがほとんどです。

もともと広いスペースは、細かく仕切るよりもそのまま使う方が、開放感もありコストも抑えられます。

リビングやダイニングスペースを、土間スペースと繋げることで、より広い空間を手に入れることもできます。土間スペースにキッチンを置くレイアウトも、人気のアイデアのひとつです。

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倉庫+リノベーションというと、ブルックリンスタイルのような男前なイメージが付きまといますが、内装とインテリアの組み合わせによって、ガラリと印象が変化します。

古い木材と白い壁・白いインテリアは、アンティーク感を漂わせながらも、清潔な雰囲気を漂わせます。

倉庫に限らず、リノベーションは元の素材をどこまで活かすかも、部屋の印象を左右する重要なポイントです。元の素材を最大限に活かしながら、完成イメージにあわせてリノベしていきましょう。

倉庫リノベーションはアイデア次第!

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古いコンテナをワインセラーにしたアイデアリノベーション。

こんな大きなワインセラーも、広い空間を自由にレイアウトできる、倉庫のリノベーションだからこそ実現が夢ではなくなります。

ワインセラーの上の空間は本棚を設置して読書スペースになっています。仕切られたスペースではありませんが、目線の高さが変わるだけで、十分にプライベートな空間に変わります。

ちょっとした秘密基地のような感覚で、上部分の空間を楽しみましょう!


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キッチンは換気扇の位置が重要なポイント。

やはり壁際にレイアウトされることが多いようです。

インテリアの一部と考えれば、部屋の中を横切るダクトも、インダストリアルな印象になるので、中央にキッチンをレイアウトすることも、手間はかかりますが不可能ではありません。

リノベーションでは住宅用のシステムキッチンよりも、厨房用のキッチンシステムを導入するのがおすすめ。

必要なものを自由にレイアウトでき、中古も販売されているのでコストも抑えられます。

倉庫のリノベーションは自由な発想がポイント


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倉庫のリノベーションは住宅のリフォームと違い、自由度が高いのがメリット。

むしろ新築の家を建てるのと同じくらいに、さまざまなプランが実現できる可能性を秘めています。

広いからこそ、住宅の常識にとらわれない自由な発想が、リノベーションを成功させるキーポイントです。

最初からすべてのスペースを利用せずに、将来的に変更を加えられる要素を残しておけば、DIYしながら新しいスペースを自分で作るという、ライフスタイルも手に入れられます。

倉庫に限らず「工場跡地」のリノベーションが気になる方は、こちらの実例紹介「かっこよくておしゃれ!工場跡地はリノベーション&DIYで進化させよう!」もオススメ。

また、倉庫リノベーションのような高さのある広々とした空間がほしいと思っている方は、「「天井はがし」で空間を広くする!リノベーション事例5選」の記事もぜひ参考にしてみください。

住宅などの民家でも、天井をはがすことで、空間を広くリノベーションすることができますよ。

自分にあった物件を見つけて、リノベーションにチャレンジしてみましょう!

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HANDIY(ハンディ)

「古いから全部壊して、新しいものを作る」のではなく、住まいにDIYという体験を付加し、感情やストーリーを纏って最適化しながら持続可能な住文化をつくる。

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塗るものを選ばないチョークペイント

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