【壁に棚取り付けDIY】穴あけの有無や壁材ごとに壁面収納の作り方8選

HANDIY(ハンディ)
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「自宅に素敵な棚をつけたいけれど、壁に穴はあけたくない」「壁材に合う取り付け方が分からない」という悩みを持っていませんか?現在では多くの人が取り組み楽しんでいるDIYですが、初心者にとっては壁に1つ穴をあけるだけでも勇気のいる行為です。

この記事では、壁に自分のお気に入りとなる棚を取り付けるためのDIYについて解説していきます。作り方やアイデア集もご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

壁に穴をあけずに棚をDIYする方法

「棚をDIYしたいけど、壁に穴をあけたくない」という場合に有効な方法を2つご紹介します。穴をあけないので住宅にも優しく、手軽に行うことができます。自宅がマンションで壁に穴をあけることが禁止されている方でも可能な方法ですので参考にしてみてください。

突っ張り棒

突っ張り棒は、隙間や壁と壁の距離に合わせて長さを自由に変えることができる便利なアイテムの1つです。最近では100円ショップにも売ってありますし、ホームセンターなどで簡単に手に入れることができます。現在では、シンプルな突っ張り棒の他にも、突っ張り棒自体に可愛い装飾が施されたものもあります。

突っ張り棒を1本配置するだけでも、そこに物を吊るしたり掛けたりすることができ、さらに2本配置すればそれだけで上に物を乗せることのできる立派な棚となります。

突っ張り棒を2本配置した上にワイヤーネットやL字に組んだ板、すのこなどを乗せれば、さらにクオリティの高い棚を作ることができます。

トイレに備え付けてトイレットペーパー置きにしたり、脱衣所や洗面所に備え付けて洗剤の予備を収納したりと様々な場面で活用できます。実際にそういった突っ張り棒を使った棚を活用している人も多数います。

ディアウォールやラブリコ

ディアウォールとは、木材にセットすることで床と天井に傷をつけずに柱を作ることができるアイテムです。ホームセンターやネット通販などで、1,000円前後で購入することができます。

ディアウォール2組と2×4(ツーバイフォー)材2本、そしてその間に渡す板があれば基本的な棚が完成します。キッチンやリビングなど好きな場所に設置できる万能アイテムです。

ラブリコとは、DIYに使用するブランドパーツです。アジャスターや棚受、ジョイントなど様々なパーツがあり、カラーバリエーションも豊富なのでDIY界でも人気のブランドです。

各パーツを組み合わせることによりアイデア次第で自由に棚を作ることができます。アジャスターはバネ付きのジャッキ型になっているので安定感は抜群。さらに組み立てに工具はほとんど使用しなくて良いので、DIY初心者や女性にも人気の高いパーツです。

アジャスターで突っ張るだけで柱ができ、耐震性にも優れているラブリコは、原状復帰が必須のマンションにも安心して使用することができます。

ダボレールと組み合わせればさらにアレンジ可能

ダボレールとは、壁に備え付けて使用するDIYパーツの1つです。

棒に、レールのように見える穴がたくさんあいており、これに金具を引っ掛けることにより好みの位置に棚受を取り付けることができます。

本来は電動ドライバーなどを使い壁に直接取り付けるものですが、これをディアウォールやラブリコを使って作った柱と組み合わせれば壁に穴をあけることなく棚を作ることが出来ます。
ダボレールを利用して作った棚は耐荷重20kg~40kgなので、家の様々な場所で活用できるでしょう。

壁に穴をあけて棚を取り付ける方法

壁に穴をあける場合、まずは壁のことについて知る必要があります。壁材や壁の中を知ることにより、正しいDIYを行うことができるのです。

まずは壁材の確認から

住宅によって壁材に違いがあります。自分が住んでいる住宅の壁材を確認し、それに合った方法で穴をあけていきましょう。

石膏ボード

日本の住宅は、9割の家の壁が石膏ボードでできています。なぜなら、石膏ボードは耐火性に優れていて、しかも合板などに比べて安価だからです。しかし、強い衝撃を与えると簡単に割れてしまいます。

石膏ボードに穴をあける際にはアンカーと呼ばれる専用の工具を使用しなければなりません。このアンカーを使えば壊れやすい石膏ボードにもキレイに穴があきネジを締めることができます。

ベニヤ板・真壁

ベニヤ板は合板の一種です。合板とは、薄い板を複数枚張り合わせて1枚の板にしたものです。ベニヤ板には2.3mm~30mmまで厚さのバリエーションがあります。傷がつくとささくれができるなど質が良くないため内装材としてはあまり使われることはありません。

ある程度の厚みが無ければネジを打った時にベコベコとした感じになってしまいます。ベニヤ板に穴をあける場合には中にある柱や胴縁を探しましょう。

真壁とは、柱を見せた状態で間に壁をおさめたものです。塗り壁と張り壁の2種類があります。和風の建築によく見られる手法です。柱が表に出ているので穴をあけるにはその柱を利用することができます。また、柱部分ではなく壁自体に穴をあけたい場合には、中にある間柱を探す必要があります。

鉄筋コンクリートの場合

鉄筋コンクリートは、マンションなどの大型住宅の壁に使用されることが多い壁材です。マンションの場合にはたとえ穴あけに関して許可されている住宅でも注意が必要になります。

外に面している壁はボードの間に断熱材が入っている場合が多いので、そこに穴をあけることはおすすめしません。コンクリートに直接施工されている場合はコンクリート用のアンカーを使用することで穴をあけることは可能です。

LGSと呼ばれる軽天鉄骨が使用してある壁には軽天ビスを使えば穴をあけることができます。
どちらにしても専用の器具やビスが必要となるので、鉄筋コンクリートの場合は穴をあけない方法でのDIYをお
すすめします。

軽量鉄骨はこちら

下地・柱の探し方

ノックしてみる

一番簡単な下地や柱の探し方はノックをするように手で叩いてみる方法です。叩いた時の音によってその奥に何があるのかを知ることができます。高い音が鳴ったらそこには石膏ボードが貼ってありその奥は空洞であることが想像できます。

下地センサーを使う

下地センサーとは、壁の奥に何があるのかを調べてくれる小型機器です。主にネットショップなどで購入することができます。壁の奥に柱などがあると音と光でお知らせしてくれる優れものです。

針を刺す

下地を探すための専用の刺し針が販売されています。この針を壁に刺してみることにより壁の奥に何があるのかを知ることが出来ます。

・刺さらない=コンクリート
・刺したら白い粉がついた=石膏ボード
・刺したけれど何もつかない=ベニヤ板

メモリ付きの針もあるので、下地の厚みを測りたい時に活用してみましょう。

壁に棚を取り付ける際に便利なアイテム

本格的な大工仕事のようなことをしなくても、簡単に壁に棚を取り付けることが出来る便利アイテムをご紹介します。全て市販されているものなので、ホームセンターまたはネットショッピングで購入することできます。

L字金具

その名の通りL字の形をした金具です。壁と棚部分になる板をL字金具で接続するだけで簡単に棚を作ることができます。キッチンの上の方の壁にデッドスペースがある場合など、L字金具を利用することにより調味料棚を作る方が多いようです。ただ、強度の問題があるので、落ちてこないように工夫することも大切です。

フローティングシェルフ

棚受を棚となる板に埋め込むことにより、棚受が外から見えずスッキリとした棚ができます。リビングなど人目につく場所での棚作りにピッタリです。少し手間はかかりますが、壁に棚が浮いているようなおしゃれな棚を作りたい方におすすめです。

クロスピン

針が3本付いている石膏ボードに有効なピンです。壁に対して斜めにも刺さるため強度が増し、軽いものならこのクロスピンで金具をとめ、そこに棚を作ることができます。ワイヤーネットなどを利用し平面的な飾り棚を作るが一般的です。

壁につけられる家具

石膏ボードの壁ならどこにでも取り付けることができる「壁につけられる家具」シリーズは、簡単作業でおしゃれな棚が作れることで人気の商品です。専用の固定ピンが付属されているので別途ネジや工具は必要ありません。無印良品やニトリなどで取り扱っています。

棚に壁を取り付けるDIYのアイデア集

ここからは実際に作っている方の作品をもとに、DIYのアイデアをご紹介します。

おしゃれなアイアンのフォールシェルフ

手軽に棚が作れるアイアンを使用します。市販されているアイアンは、ブラックやホワイト、ブラウンなどカラー展開がされているので、壁に合ったカラーを選びましょう。

ただ、同じ幅の棚を何段も作るだけではなく、「上段は左半分だけ、中段はその二倍の幅、下段は右半分だけ」などサイズの違う幅を組み合わせることによりおしゃれな雰囲気を作り出すことができます。シンプルな作りにこだわらず、アイアンの色と板の色を変えみても良いでしょう。

フォールラックで見せる収納

L字金具を使用したフォールラックです。壁にL字金具を取り付け、その上に天板となる板を設置するだけで棚が完成します。少し高い位置に取り付けることでデッドスペースの活用につながります。

L字金具を使った棚は耐荷重に注意する必要がありますが、可愛いコスメや香水の瓶、海外の小物などの軽いものならば問題なく乗せることが出来るので「見せる収納」としてディスプレイしてみましょう。

ディアフォールで壁一体型の棚

ディアウォールを使い、柱を2本立てます。そこに板を張ることで新たに壁を作ることができるのです。張る板の1枚1枚に少し間隔をあけると、そこに棚受を取り付けることができるので好きな位置に棚を作ることも。

板を自分で塗装することで、ぐっと完成度が高まります。玄関など気になるスペースがある場合におすすめの方法です。出掛ける時に必要な鍵などの必要なものを置いておけば忘れ物もなくなり一石二鳥でしょう。

有孔ボードは万能アイテム

有孔ボードとはその名の通り、穴が無数に空いているボードのことです。板にあらかじめ規則的に穴があいているため、わざわざ板に穴をあける手間がなく、好きなところに棚を取り付けることができます。

棚だけでなくフックをかけたりビスを刺したりすれば帽子やアクセサリーをかけておくこともできます。
気分や用途によって手軽に棚の位置を変えることができるので、リビングはもちろん、成長によって用途が変わる子供部屋などにおすすめです。

ディアウォールでおしゃれなキッチンに生まれ変わる

キッチンといえば調理器具や調味料などたくさんの収納を必要とする場所です。備え付けの収納がたくさんあれば問題ありませんが、収納が足りないという家庭も多いでしょう。収納を増設するのに有効なのがディアウォールです。ディアウォールで2本の支え木を立て、その間に板を渡します。

引き出し式の箱がぴったりはまるように設計すると、DIYしたとは思えないほどのクオリティとなるでしょう。小瓶に調味料を入れて収納すると同じデザインの小瓶が並ぶので見た目にもおしゃれです。

家具が置きづらい階段下こそDIYを

階段下は天井の形状が斜めになるため家具を置くには不便なことが多い場所です。そこにディアウォールを使い、棚を作ることによって、デッドスペースになりがちな階段下を収納スペースにすることができます。

収納にこだわらなくても、写真立てを置いたりお気に入りの食器を飾ったりするだけでも殺風景な階段下に素敵な空間が出来上がります。

壁につけられる家具を使って動線をつなぐ

暮らしていく中で、「ここにあれがあったら良いのに」と思うことがあるでしょう。そんな生活に役立つ物作りこそがDIYの本質ではないでしょうか。「ここに棚があればもっと便利なのに」という思いを叶えてくれるのが、壁につけられる家具です。

例えば、コーヒーメーカーのそばに棚を作りつけ、そこにコーヒー豆やフィルターなどをまとめて置いておくことができれば便利です。さらにコーヒーシュガーやコーヒーフレッシュなども一緒に収納したいものです。壁につけられる家具は形のバリエーションも豊富なので必要な形のものを必要な分だけ取り付けられます。

棚の板を付けずにそのまま差し込むのもアリ

壁に左右間隔をあけて2本の板を縦方向に張り、その板の上に、今度は横向きに木材を打ち付けていきます。棚用の天板は設置せずにその隙間を使ってそのまま物を差し込む形で収納します。

必要に応じて棚となる小さな板を差し込み、そこにスマホやペン立てなどを置いておくことが出来ます。リモコンなどはそのまま差し込むだけで立派な収納となっているのです。
見た目にも面白く、かつ機能的なこの棚は、作業用のデスクなどの前の壁に取り付けると重宝するでしょう。

まとめ

壁はデッドスペースになってしまっていることが多いので、棚を作れば住まいの収納性は大幅に向上します。壁に穴を空けてDIYする場合には、必ず壁材を確認した上で、適切な方法で施工するようにしましょう。

また、壁に穴を空けたくない場合や、賃貸物件で穴を空けられない場合にも、ディアウォールやラブリコを活用することで、バリエーション豊かなDIYを楽しむことができます。ぜひこの記事を参考に、理想の棚を作ってみてください。

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「古いから全部壊して、新しいものを作る」のではなく、住まいにDIYという体験を付加し、感情やストーリーを纏って最適化しながら持続可能な住文化をつくる。

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