ディアウォールを使って「壁掛けTV&テレビラック」をDIYするポイントや実例

ディアウォールを使ってテレビラック作り
家族みんなが見るテレビはリビングの中心です。
そのテレビを置くテレビ台はリビングの顔といっても過言ではありません。
簡素なテレビ台に置かれているよりもしっかりしたテレビラックに置いてあるととても素敵ですよね。
ディアウォールを使えば、そんなテレビラックもお部屋の雰囲気に合った自分好みのテイストにオシャレに作ることができます。
テレビラックを作るための材料
テレビラックを作るのに必要な材料は以下の通りです。
- ディアウォール
- 2×4材 (棚柱用、棚板用)
- 棚受け
- ネジ
- 水平器
- ドライバー(電動のものが使いやすい)
- メジャー
2×4材は購入するときにホームセンターでカットしてもらえるので、テレビラックを設置する場所の高さやラックのサイズをあらかじめ測定してから購入するのがおススメです。
なお、ディアウォールを取り付ける柱用の2×4材は、設置する場所の高さより45mm短くカットしておく必要がありので注意してください。
テレビラックの作り方
2×4材にディアウォールを取り付け
まず初めに、柱となる2×4材の上下にディアウォールを取り付けます。取り付け方は簡単です。
- バネのある上パットが天井側になるようにディアウォールを木材にかぶせます。
- 床側にもディアウォールを取り付けます。
- 本体のバネを縮めるように上パットを天井に押し付け、床側をずらしながら柱がまっすぐに立つように調整します。
- 設置後にぐらつきが大きい場合は付属のスペーサーを下パットに入れることでバネを調整できます。
- テレビラックに必要な本数の柱を立てます。その際、棚板の長さの分だけ離して設置します。
これで柱が完成!
棚柱と棚板を取り付ける
次に、棚柱に棚板を付けていきます。手順は以下の通りです。
- 床からの高さを測り、立てた柱の棚板を設置する箇所に棚受けをネジとドライバーで留め付けます。
- 柱に取り付けた棚受けの上に棚板を乗せ、水平器で水平かどうかをチェックし、水平でなかった場合は調整します。
- 棚板を固定します。
作り方はこの通り、とても簡単で力も使わないので女性でも気軽に作れそうですね。
ディアウォールを使ったテレビラックのアイデア
空いたスペースを有効利用
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ディアウォールを使えば、床から天井までのスペースをめいっぱい活用した収納を作成することができます。
このように壁一面を収納にすることができます。
これだけ大きな収納家具があれば、今までしまう場所に困っていた物もしまえてリビングがスッキリしそうですね。
このデザインなら賃貸マンションでもどこでも部屋に傷を一切付けることなく取り付けが可能ですし、棚の位置も幅も自由自在です。
あなたの部屋のサイズにぴったり合わすことが可能なDIYは魅力的ですね。
テレビの上のスペースに棚を作って装飾
低いテレビ台を使っているとテレビの上のスペースはとても広いのに無駄になってしまいますが、ディアウォールを使った収納棚を作れば、そこに色々な物を置けるうえ、装飾品を置くとまるでショールームのような雰囲気になりインテリアの幅もぐんと広がります。
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時計や飾りや小物類を並べて置くだけでまるでお店のようにとてもオシャレな雰囲気です!
ディアウォールもブラックを使用してブルックリンスタイルのリビングにマッチしていますね。
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こちらはノスタルジックな雰囲気のテレビラックです。
物を置くだけでなく、最上部の棚板に照明を取り付けるのはナイスなアイディアですね!
これなら天井を傷つけることなくテレビ部分に照明を増やすことができますね。
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壁掛けテレビ
ディアウォールで立てた柱にテレビを取り付ければ、憧れの壁掛けテレビにすることもできます。
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こちらはディアウォールを使った柱に木材を張り付けて壁のように作り、そこにテレビを取り付けています。
板の木目や色調が少しずつ異なり、ずらしながら張り付けた壁がとてもオシャレですね!
ディアウォールでテレビラックを作る時の注意点
柱より奥行きのある棚は危険
ディアウォールを使った柱は突っ張っているので強度はあるものの、柱の奥行きに収まる荷重は下に向かいますが柱からはみ出た部分に負荷がかかるとその方向に引っ張られるため転倒の恐れがあります。
ディアウォールの公式サイトでは、棚板は柱の表面から40mm以内に収まるようにと書いてあります。
欲張りすぎずに調整しましょうね!
ディアウォールの耐荷重は自己判断
ディアウォールを使った柱の耐荷重は、使用状況によって大きく異なるために明確な耐荷重というのが設定されていません。
ディアウォールの公式サイトを見ても、ご自身で状況を確認しながら設置するようにとの記載があるように、自己判断での取り付けとなります。
あくまでも簡易柱なので、定期的にずれがないかチェックしましょう!
壁掛けテレビには専用の金具を
テレビを壁掛けにする場合は、専用の金具が必要となります。
ご自宅のテレビの型番によって種類が違うので、きちんと確認し、ちゃんと確実に合う金具を購入することが重要です。
なお、専用の金具はネットなどでも種類豊富にそろっているので購入可能ですが、ディアウォールだけで壁掛けテレビになるわけではないので注意!
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HANDIY(ハンディ)
「古いから全部壊して、新しいものを作る」のではなく、住まいにDIYという体験を付加し、感情やストーリーを纏って最適化しながら持続可能な住文化をつくる。
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