非対称の構造を組み合わせた三角形の尖った家

アランデールハウスと呼ばれるこの家は、見ての通り三角形の形をしているなんとも尖った家。
こんなに三角形だったら死角ばかりで過ごしづらいのでは?という疑問もありますが、見ごとに三角形の弱点ともいえる死角をうまく排除して快適な生活空間を生み出しています
横長に取られたスペースはAフレームと呼ばれる非対称形の構造を組み合わせて作られたもの。
家の中央には広いベッドルームとバスルームが2階に設けられそこから伸びるスペースにリビング、キッチン、ダイニングエリアといった感じ構成されています。
さらには書斎やワインセラー、ガレージまでも含まれているそうです。
床面に近い部分は人の身長にあわせ垂直に作られ、その分厚くなった壁にはブックシェルフを作ったり、断熱材を詰めるスペースにしたりといろんなアイデアが詰まっています。
外観がもつ尖った印象とは違い、室内は工夫された形で構成されているので、思っている以上に広いスペースを確保出来ているとのこと。
不利な形をアイデアで価値あるものにした、形もアイデアもとても特徴的な家です。
Via : archdiary

WRITTEN BY
HANDIY(ハンディ)
「古いから全部壊して、新しいものを作る」のではなく、住まいにDIYという体験を付加し、感情やストーリーを纏って最適化しながら持続可能な住文化をつくる。
これがHANDIYの目指す世界。