テント型サウナ×DIYのススメ!最高温度140度、やりすぎ自作サウナの全貌公開

HANDIY(ハンディ)
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ドゥーパ!×HANDIYコラボ企画!

日本で唯一のDIY・日曜大工マガジン「ドゥーパ!」と、日本最大級のDIYスナップ共有&メディアの「HANDIY(ハンディ)」のコラボ!

そんなDIY誌「ドゥーパ! 」の2020年4月号は、今アツい「車中泊・バンライフ」「テント型サウナ」の2大特集を掲載。今回は、誌面よりテント型サウナの魅力とともにDIYerが自作したテント型サウナの全貌を紹介します。

楽しさ無限大! ト型サウナの魅力と楽しみ方

1.大自然の中でサウナを楽しめる!

テント型サウナとは読んで字のまま、テントの中に薪ストーブを設置し、その熱で幕内を暖めて温浴を楽しめる「モバイルサウナ」のこと。

サウナの発祥の地といわれるフィンランドでは、サウナとアウトドアは切っても切れない間柄。多くのサウナ小屋が湖畔に建てられ、サウナーはサウナで火照った体をクールダウンするため湖に飛び込む。そこで水の冷たさや風の揺らぎを感じ、大自然と一体化する解放感を楽しむのが、本場のサウナスタイルというわけだ。

日本のそれとは違う、本場のサウナの楽しみ方を体験できるのがこのテント型サウナだ。山間の美しい渓流、静かで穏やかな湖、一面に広がる雪原……テントを持ち運べるところならどこでもサウナを楽しめる。

その気持ちよさはまさに格別で、一度体験したら忘れられないという言葉もうなずける。自然と濃密な関わりを持つことのできる新しいアウトドアギアといえよう。

  • 自然の中での外気浴の気持ちよさは格別!

 

2.プライベートサウナならでの魅力が盛りだくさん!

テント型サウナのいいところはプライベート空間であること。

施設サウナのように知らない人たちと入浴する際に感じることもあるストレスは一切ない。薪をがんがんくべて、温度100度のホットサウナを楽しむもよし、逆に60〜70度と岩盤浴のようなマイルドなサウナでゆっくり入浴してもいい。

後者であれば、サウナになじみのない女性や子どもと一緒に楽しむことができる。そうそう、水着着用で男女一緒に楽しめるというところも大きなポイントだ。

またフィンランド式サウナでは、ロウリュと呼ばれるサウナストーンにアロマ水をかける蒸気浴が大人気。施設サウナはロウリュの時間と回数が決まっているところがほとんどだが、テント型サウナならもちろんロウリュし放題! アロマオイルは、好みの香りを複数用意しておくと、さらに楽しい。

3.庭が贅沢なプライベートスパ空間に!

このテント型サウナ、なにも必ず自然の中で使わなきゃいけないものじゃない。野外であれば、どこでもサウナを楽しめるのが魅力なのだ。

ドゥーパ!がオススメしたいのは、庭でテント型サウナを活用することだ。ウッドデッキの上にテントサウナを設置すれば、自宅の庭がプライベートスパに早変わり。家族や気の置けない友人だけで、ゆっくりとサウナを楽しむことができる。

そもそも自宅室内にホームサウナを設置するのは大掛かりすぎるし、サウナ小屋をイチから作るのも大変だ。そこのすき間を埋めるのが、必要なときだけ庭に設営できるテント型サウナといえよう。

弊誌が今まで紹介してきたピザ窯を使ったピザパーティーとサウナを組み合わせる、なんていうのも面白そうだ。アウトドアリビングをより楽しくする、テント型サウナはそんな可能性と魅力を秘めている。

4.DIYerがハマる、こだわれる自作ポイントが満載!

テント型サウナの自作には、DIYerなら気になってしまう施工ポイントが満載。テント自体をイチから自作するか、市販品をカスタムするか。テント内の温度を上げるための断熱材には何を使うか。

薪ストーブは市販品を流用するか、はたまた専用のストーブを自作するか。サウナベンチは折りたたみにするか、分解組み立て式にするか……。作りたいサイズやデザインによってもこれらは変わってくる。そして、これを考えるのが何よりも楽しい。

加えてさらに面白いのが、自作テント型サウナを使用したあとに出た反省点をフォローし、よりよくしていく過程。「足もとの冷たさをクリアするためにシートを敷いてみよう」「屋根に火の粉で穴があいたから防炎シートを作ってみよう」など自分好みのサウナに育てていく過程は、まさにDIYで作るテント型サウナならではの醍醐味だ。ぜひオンリーワンのテント型サウナを作り、自分だけのサウナタイムを楽しんでほしい。

DIYサウナーが生み出した断熱モンスター!最高温度は140度、灼熱テントの熱波で昇天!

DIYで作ったテント型サウナ「エンタルピ3」を作ったのは、山梨サ活倶楽部のハマさんとキクチさん。ドゥーパ!134号(2020年2月号)のD’S SELECTで紹介したサウナキャンプフェスでは、DIYテントにも関わらず、そのハイクオリティな性能で観客を沸かせた。

このエンタルピ3、フィールドアのタープテントをベースに作られたタイプなのだが、特徴はその超高性能な断熱仕様だ。サウナ仲間からは「前世で親を冷気に殺されたんじゃないか!?」と揶揄されるほどの断熱へのこだわりには、きちんと理由がある。

「イベントの余興として高温モードをやるのは面白いですけど、決して心地よいわけではないし、火傷寸前のロウリュを求めているわけでもない。せっかく作るサウナだから、外の環境条件に左右されない性能にしたい。そんな温湿度を自在に変えられるサウナがあれば、自分好みの条件が見つかると思って」

つまり、ハマさんにとって、このテント型サウナは理想のサウナ環境を実現するための実験装置でもあるわけだ。サウナへの尽きることなき探求心と情熱を受け止めるには、厚い断熱層が必要だったのだ。

「いつか氷点下の湖の氷を割って、その中に飛び込むアヴァントもやってみたいんですよね〜」と屈託のない笑顔で語るハマさん。この羽毛布団のようなテントなら、きっと雪山や極地でエクストリームなサウナ体験を楽しめるに違いない。

テントを暖めるのはロシア製のINTENTストーブ。サイドパネルから空気を取り込む、ハイパワーな対流式ストーブ。

エンタルピ3のここがスゴい!

1.屋根と天井の二重構造

ベースになっているタープテントの屋根内側に、専用のルーフラックにシートを張った自作天井用シートを固定。天井を低く、丸くすることにより、ストーブの熱の対流を促進。屋根との間に空気層ができるため、断熱効果も。

2.羽毛布団ライクな断熱シート

タープテント純正のスクリーンシートに、なんと自宅を建てた際に余ったグラスウールを挟み、上から迷彩カラーのシートをソーイング。その見た目は羽毛布団、もしくはダウンジャケット。ここまでできるのは、まさにDIYならでは。

3.テントカバーで冷気を遮断

壁の断熱シートの上から、さらに自作のテントカバーをマジックテープで固定。スクリーンシートのチャックのすき間から入る冷気をシャットアウト。またシート、カバー、それぞれの出入口の開口部の位置をズラすことにより、テントから熱が逃げるのを妨げている。

製作者PROFILE

  • 山梨サ活倶楽部 ハマさん

北海道出身。テント内の温湿度測定に命をかける。

SAUNA SPEC

材料費…約10万円(テントの材料費+ストーブ本体)/製作期間…約4カ月(実働16日前後)/サイズ…幅2000×奥行2000×高さ2300㎜/使用ストーブ…INTENTストーブ(ロシアのサウナ専用ストーブ)/断熱材…グラスウール/使用時温度…80〜120度(サウナベンチ座面で測定)/最高温度…140度/収容人数…最大5人

sauna camp available

  • 玉川キャンプ村
  • 多摩川源流、玉川渓谷にあるキャンプ場。サイトには清流が流れ、テント型サウナデビューにぴったりのロケーション。50区画のオートキャンプサイトに加え、ログハウスや大型バンガローも。料金、営業時間等の詳細は下記まで。
  • 山梨県北都留郡小菅村2202
  • tel:0428・87・0601
  • http://www8.plala.or.jp/tamacamp

テント型サウナ×DIYのススメ

日本で唯一のDIY・日曜大工マガジン「ドゥーパ!」の2020年4月号では、今アツい「車中泊・バンライフ」「テント型サウナ」の2大特集を掲載。

今回紹介した記事のほかに、実践リポートとして編集部オリジナルのテント型サウナ製作の模様を8ページにわたって掲載。市販のタープテントをカスタムし、自宅の庭に悦楽のプライベートスパを完成するまでの手順を、写真・解説付きでわかりやすく紹介してくれています。また最新のテント型サウナカタログや体験できる施設ガイドもチェックすることができますよ!

ドゥーパ!   4月号 (№135)

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また「車中泊・バンライフの特集も組まれており、キャンピングカー、軽トラ&軽ワゴン、トレーラー、バン、ワゴン、ワーゲンバス…などさまざまな車種・タイプの旅するクルマが大集結!

誌面には、DIYカスタムされた設備や、車中泊用の収納アイデア、快適に寝泊まりできるアレンジ術など多数の実例を満載。旅するクルマ作りに使える車中泊カスタムのイチオシパーツや、DIY前に知っておきたい旅するクルマ作りにまつわる法律やルールも紹介されています。

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「古いから全部壊して、新しいものを作る」のではなく、住まいにDIYという体験を付加し、感情やストーリーを纏って最適化しながら持続可能な住文化をつくる。

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おかねのはなし

塗るものを選ばないチョークペイント

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