テントの未来?「移動できる家」の未来を今のうちに確かめよう!

新しいキャンプの形、グランピングとは?
Glamping(グランピング)という言葉をご存じでしょうか?
最近欧米では「豪華なキャンプ」や「おしゃれなキャンプ」を意味する「glamorous camping」というスタイルが生まれています。
日常から離れてワイルドな自然の中で過ごすキャンプを、自宅にいるような快適な空間で過ごしたい。
「ソウルボックス」と名付けられたこの小屋は、ワイルドなキャンピングに飽き足らなくなった人たちが、日常と非日常のギャップを楽しむためのキャンプなのかもしれません。
手がけたのは、allergutendingeという設計事務所です。
可愛らしいキュービックなフォルムが魅力
何といっても目を引くのが今にも動き出しそうな、インパクトのある外観。
男の子なら大きなロボットの中に自分が入ることを、誰しも一度は夢見たはず。
そんな少年時代の夢を現実にする遊び心たっぷりの建物は、キッチンにベッド、そして屋根を開けて、陽の光と気持ちのいい風を室内に取り入れる二階のフロアで構成されています。
広大な草原や湖のほとりに組み立てれば、そこが自分の別荘に早変わり。
そんなわがままが叶いそうです。
休日が終われば「分解して持ち帰れる」構造
小屋を組み立ててはバラす。キャンプもここまで進化した木のぬくもりと堅牢さを併せ持つ「ソウルボックス」ですが、あくまでもキャンプのための小屋。
休日が終われば分解して自宅に持ち帰ります。
そして次の場所で組み立てられる日を待つことになります。旅先を選ぶのも、一段と楽しくなりそうですね。
「移動できる家」の未来は、これからますます広がっていくでしょう。
Sourse:allergutendinge

WRITTEN BY
HANDIY(ハンディ)
「古いから全部壊して、新しいものを作る」のではなく、住まいにDIYという体験を付加し、感情やストーリーを纏って最適化しながら持続可能な住文化をつくる。
これがHANDIYの目指す世界。