かゆい所に手が届く!DIY用語集

な行

ナット

雄ネジと呼ばれるボルトと組み合わせることで、物体を締め付けるために使われる機械部品の一種です。中央に位置する穴の内面に、雌ネジと呼ばれる開口部が切ってあります。六角柱の形状をした六角ナットが代表格として使えわれることが多く、使用する際は六角形の部分をスパナで締めるのが一般的です。ネジの緩みを防止するため、先に締めた六角ナットをさらに上から六角ナットで締める、ダブルナットと呼ばれる方法も使われます。

ニス(ワニス)

木材といった資材の表面を、美化したり保護したりするために用いられる塗料のことです。材質を完全に顔料で覆ってしまうペンキとは違う透明の上塗り剤で、防虫、防腐、防カビ、撥水効果を持たせる役割を担っています。屋内専用で臭いも少ない初心者向きの「水性ニス」や「水性ウレタンニス」、屋外用の建材にも使える耐久性が抜群の「油性ニス」といった種類があります。使う際はハケを用いて、薄く重ね塗りをしていきます。

ニッパー

電気工事や電気製品の修理を行う際、電線や金属線といった配線コードを切断するために用いられる工具のことです。小型で刃の小さい「精密ニッパー」や、針金の切断を前提とするため刃が強化された「銅線ニッパー」、刃がハンドルに対して垂直になっており、木工で釘の頭を打つことや彫金といった作業にも用いられる「エンドニッパー」、はみ出した半田を切る際に使われる刃が傾斜した「斜めニッパー」などの種類があります。

ぬれ縁

居住スペースの外に張り出した縁側のことで、雨ざらしの縁側であるためこのように呼ばれています。雨水で濡れてしまうため、板と板の間に隙間を作って水はけを良くしたり、水切れをよくするために竹を使ったり、腐食しないように樹脂木製やアルミ製で作られたりといった工夫が施されています。ぬれ縁の中でも、座敷や通常の縁側よりも低い位置に設置されたものは、落ち縁とも呼ばれています。

ノギス

対象物の「外径」や「内径」、「深さ」や「段差」を測定することのできる工具のことです。1ミリ単位の長さしか測定できない定規とは異なり、本尺目盛や副尺目盛といった複数の部位が組み合わさっていて、100分の5ミリメートル単位まで精密に測ることが可能です。初期に作られた通常のアナログノギスや、目盛をダイヤル読みすることができるダイヤルノギス、測定結果を数字で表示するデジタルノギスといった種類があります。

ノコギリ

木材や金属を切断するために使われる、鋼板の縁に歯型が刻まれた形状の工具のことです。両側面に刃のついた両刃鋸(のこ)、片側のみに刃がついた片刃鋸があります。さらには、木目の方向に沿って切るための「縦挽き」、木目と直角の方向に切るための「横挽き」という種類に分かれています。横挽きは抵抗が少ないため歯が大きく、縦挽きは木の繊維を断ち切るために歯が細かく、「なげし」や「ひげし」と呼ばれる切れ刃がついています。

中塗り

塗装をする際には、外壁の耐久性を高めるために「下塗り」「中塗り」「上塗り」の三度塗りをすることが基本です。外壁材と中塗り面、上塗り面の密着性を高めるため施される「下塗り」、下塗りの上に平滑な面を作ることで補強をしていく「中塗り」、仕上げとして外壁をコーティングし外観を綺麗に整える「上塗り」の各段階に分かれています。一般的に、中塗りと上塗りでは同じ塗料を用いることが多いです。

粘度

物質の粘りの度合いのことです。たとえば、外壁のコーティングなどに使われる塗料は、シンナーなどの薄め液で希釈する前は粘度が高く塗りにくいため、塗装しやすい粘度にまで調整する必要があります。この粘度を測る時には、フローカップと呼ばれる金属製の容器を使います。塗料は、気温の低い冬には粘度が高く、温度が高くなる夏には粘度が低くなる性質も持つため、薄め液による調節が重要になってきます。

納戸

住宅において、普段使用しない衣類や調度品などを収納するための部屋のことです。建築基準法では、「居室」の基準て適合しないものを指します。窓などの開口部が不足していることで、通気性や採光が十分に確保されていなかったり、天井高が低かったりといった特徴があります。サービスルームやスペアルームとも呼ばれ、その頭文字のSをとって、「3LDK」に満たない納戸を含む間取りのことを「2SLDK」と表記されたりします。

野地板

建築物の屋根本体を保持するために使われる、下地材のことです。経年劣化や雨水の侵入による腐食を防ぎ、屋根の耐久性を上げるために重要な建材とされています。一般的には垂木と呼ばれる部材の上に張り、その上にアルファトルーフィングと呼ばれる防水シートや、瓦やストレートなどを葺きます。厚さ9ミリから12ミリほどの「構造用合板」や、厚さ90ミリから120ミリの「バラ板」、耐火性の高い「耐火野地板」などがあります。