【サンルーム】太陽と緑に囲まれたイギリス伝統の住まい方とは?

HANDIY(ハンディ)
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DIY大国?イギリスの家事情

「イギリスの家」と言われて、何を思い浮かべますか?レンガ造りの戸建て、季節の花が咲き乱れる庭、アンティークな壁紙でリノベーションされたリビング想像するだけでDIYごころをくすぐられる世界。そう、イギリスは欧州のなかでもDIYが最も盛んな国のひとつなのです。

昔からイギリス人は住まい・暮らしへのこだわりがとても強いといわれています。例えばイギリスで物件探しをするとき、都心部に住む人や学生はアパートメント、フラットを希望することが多い一方で、少し都心から離れたところに家族一緒に住みたいという人は迷わず「戸建て」を選ぶことが多いそうです。

そのため、そのような人向けにイギリスの物件探しサイトでは「検索条件」として、一戸建ての平屋Bungalow(バンガロー)や家同士がくっついている伝統的なTerraced Houseというように細かな設定が表示されるほど。

実はこの戸建てへのこだわりは、伝統的なDIY文化が背景ともいわれています。イギリスでは、日本でいう小さなものを自作するDIYはもちろん、持ち家を利用して大幅な改築、修繕を加えるなども頻繁に行われています。

古い建物を残すという価値観。イギリスのDIYルール

イギリスイギリスでは「古いものを残し、上手く利用しながら新しくリノベーションしていく」という考え方がとても大切にされています。

古いものを大切にするという考えは建物建築規定にもよく表れており、町の外観に伝統と統一感を持たせるために外壁にその土地自産のレンガを使わなければいけないというルールがまであります。そのため、ロンドン、マンチェスター、エディンバラなどそれぞれの町でレンガの色の雰囲気が異なるのです。都心から離れるほどこの外観のルールは厳しく定められていると言われています。

このように外観の規定が厳しい分、イギリス人のDIY欲は「家の内部」へと向けられます。電気技師や配管工が本職でない人がプロも顔負けの電子工具を持ち出してリノベーションをすることも珍しくありません。皆子どものころからDIYに馴染みがあるので、ある日曜日におじいちゃん、おばあちゃんから子どもまで家族総出でDIYをして過ごすということもよくあります。

太陽と緑に囲まれた癒し空間「イギリス流コンサバトリー」とは?

コンサバトリーそんなイギリスでよく見られる住まいのこだわりのひとつにConservatory(コンサバトリー)が挙げられます。

小さな頃に「西の魔女が死んだ」という小説を読んだことがある方も多いかと思いますが、その中に出てきたおばあちゃんのサンルームを覚えているでしょうか。コンサバトリーは別名サンルームとも呼ばれており、家の中にありながら天井や側面がガラス張りになっているために日光がさんさんと降り注ぐ空間になっています。そう、あのおばあちゃんの出身は、確かにイギリスでしたね。

このコンサバトリーではハーブなどの植物を育てたり、ソファーやテーブルセットを置いてくつろいだり、はたまた趣味のための部屋にしたり様々な楽しみ方があります。

そのため、イギリスではこの空間を作るためのDIYは昔から根強い人気があり、手軽に組み立てられるキットをオンラインで購入することもできます。

日本ではなかなか大きなコンサバトリーを増築することは難しいかもしれませんが、イギリス伝統のこだわりの癒し空間、コンサバトリーのアイディアを取り入れて、DIYのデザインや改築のご参考にしてみてください。

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「古いから全部壊して、新しいものを作る」のではなく、住まいにDIYという体験を付加し、感情やストーリーを纏って最適化しながら持続可能な住文化をつくる。

これがHANDIYの目指す世界。

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おかねのはなし

塗るものを選ばないチョークペイント

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