廃熱を利用!災害時にも活躍するロケットストーブDIY例5選

雪降る寒い地域に暮らしている方やログハウスのような自然を楽しむ家を建てた方をはじめ、寒い時期になると憧れるのが薪ストーブのある暮らしです。
絵本や洋画のシーンに出てくるような薪ストーブに、憧れを持つ方も多いことでしょう。
もっとも、この薪ストーブは、購入すると意外に高価で考えてしまうお値段です。
本体価格に煙突などの部材、さらに設置工事費を含めると、安くて100万円、高級品では200万円以上もかかるものもあります。
高価な薪ストーブが買えないなら自作してしまえばいいということで、薪をくべて使うロケットストーブのDIY例5選をピックアップしてみました。
そもそもロケットストーブとは?
ロケットストーブとは、少ない燃料で高温燃焼する構造を持つストーブで、「廃熱」を利用して暖房として使うことが可能。
身近にある材料でDIYできるうえ、化石燃料を使わないことから、注目されています。
高温で燃焼するため可燃性ガスも二次燃焼し、煙もあまり出ない優れもの!
自由研究で作ったロケットストーブ
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7月下旬の暑い中でのロケットストーブづくりは夏休みにする大人の自由研究とのことで、寒い時期にはより高度なものができるよう研究中の一作目です。
薪ストーブは本体と煙突で構成され、室内に設置する場合は煙突を通す工事が必要ですが、ロケットストーブはペール缶などの簡易素材に煙突をつけて屋外でも使える上に持ち運びもしやすく、エコな暖房器具として近年人気を集めています。
秋刀魚を焼いたり、食パンやお餅を焼いたりしても美味しそうですね。
自作ロケットストーブで本格ピザを焼く
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こちらはプロ仕様の薪ストーブを思わせるような、本格的なロケットストーブです。
DIYの工程も映像とともに分かりやすく案内されているので、ご自身で作ってみたいという方には参考になるでしょう。
切り株に斧も使いこなしての本格的なストーブづくりをした後のお楽しみは、自作したストーブで焼き上げる本格ピザです。
こちらも本格的な焼き上がりで美味しそうです。
ロケットストーブは自作する楽しみ、暖をとる暖房器具としての利便性とともに、温かい料理づくりの楽しみと1台で2役も3役もこなしてくれます。
キャンプで活躍する自作ストーブで飯ごう炊飯
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こちらもペール缶に煙突を繋げて、比較的簡単に作れるロケットストーブです。
DIY初心者にも比較的チャレンジしやすいですが、オイルがちょっと漏れてしまうというので油断は禁物です。
こうしてインスタグラマーがDIYで造るロケットストーブを見ていると、使われているペール缶が様々で興味がそそられます。どんな形や色合い、サイズのペール缶を使うかで、見た目の違いが生まれ、おしゃれ感や個性も異なってきます。
インテリアとしてもおしゃれなロケットストーブづくりは、ペール缶選びから始まるかもしれません。
ミルク缶で作るロケットストーブ
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こちらはペール缶としてミルク缶を使った、キュートなロケットストーブです。
この形状や雰囲気は女性ウケもしそうで、DIYが好きな女性の方にもチャレンジして欲しいなと感じます。
ミルク缶のサイズも大、小と作って並べてみると、余計に愛らしく感じます。
大きいミルク缶のロケットストーブには鍋焼きうどん、小さいほうではお湯でも温めているのでしょうか。
幾つもあると、お料理がいろいろ作れて楽しいかもしれません。
お湯を沸かすのに便利なロケットストーブは切りやすいペール缶がおすすめ
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ロケットストーブづくりに興味がある、おそらくDIY初心者の方からの質問には、ペール缶を使えば、切るのが簡単で作りやすいとの経験者からのアドバイスです。
こちらはミルク缶の形状のペール缶を電動ドリルで切っている画像で、薪を入れて火をともす部分を作っています。
こうして工程の画像を投稿してもらえると、これから作りたい方には参考になって便利です。
意外に簡単に作れる!?薪ストーブまとめ
100万円以上もする本格的な薪ストーブを買うのは無理でも、DIYで薪をくべて使えるロケットストーブなら作れます。
好みの形状やサイズのペール缶を用意し、薪を入れる部分をカットし、煙突を取り付ければ、基本構造の完成です。

WRITTEN BY
HANDIY(ハンディ)
「古いから全部壊して、新しいものを作る」のではなく、住まいにDIYという体験を付加し、感情やストーリーを纏って最適化しながら持続可能な住文化をつくる。
これがHANDIYの目指す世界。