安価で簡単!200種類以上あるシンプソン金具でテーブルや棚をDIY

HANDIY(ハンディ)
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2×4材をつなぎ合わせる接合金具「シンプソン金具」とは?

安価で強度が高い金具

シンプソン金具とは、欧米諸国の建築規格として用いられる木材「ツーバイフォー材」をつなぎ合わせるために活用される、コネクター用の接合金具のことを指します。

アメリカのSIMPSON社が製造するこのリーズナブルな金具は、スチールが剥き出しになったシンプルな見た目も人気の特徴です。

ツーバイフォー材は、大量生産による安価さと扱いやすさが評判の材木であり、日本をはじめとして世界的に広く親しまれています。

そのため、シンプソン金具にも200種類以上の多種多様な種類が存在しているんです。

建築物の強度基準を満たすための高性能な部品としてはもちろん、DIY初心者の方でも手軽に扱える接合部品として、大人気の金具と言えるでしょう。

ツーバイフォー材も扱いやすい木材

そもそもツーバイフォー材とは、 「木造枠組壁工法」の1つである「2x4(ツーバイフォー)工法」に使用される木材のことを指します。
ツーバイフォーとは、「2インチ×4インチ」で規定された、木材の断面サイズのことです。

日本古来の伝統工法をもとにした木構造の構法の「木造軸組構法」が柱で強度を出すのに対して、北米から日本に持ち込まれた「2x4工法」は壁で建物を支えることで強度を上げています。
構造的に考えると、伝統的な木造建築に代表される木造軸組工法は、柱という「線」によって建築物を支えています。

一方で、壁が主軸となっている2x4工法は、「面」で建物を支える構造になっているんです。
安価で加工もしやすく環境にやさしいツーバイフォー材は、DIY初心者の方でも手を出しやすい素材として、日本にとどまらず世界中で注目を集めています。

ツーバイフォー材の単位はインチとフィート

ツーバイフォー材は、欧米諸国の建築において主に使用されてきた木材なので、断面の規格サイズの単位には「インチ」が使われています。
たとえば、断面の大きさは厚さが2インチ、幅が4インチと定められていますが、日本の単位に直すと「38ミリ×89ミリ」となるんですね。

ただし、木材を乾燥させる上で規格サイズと実際のサイズが異なる場合が多く、実寸は厚さが1.5インチ、幅が3.5インチ程度になっていることがほとんどです。

ツーバイフォー材の長さは「フィート」という単位が使われていますが、ホームセンターでは「ミリメートル」単位で販売されていることが多いです。

1フィートは304.8ミリなので、3フィートは914.4ミリ、6フィートは1828.8ミリと細かい調整が必要になってしまいます。

切りの良い長さにするため、1フィートも305ミリで計算されていることが多いです。
そのため、実寸ではどうしても誤差が出てしまうことがあるので、注意した方が良いでしょう。

そのため、シンプソン金具もインチ換算の長さで販売されているので、実際に使用するツーバイフォー材と同時に購入することをおすすめします。

シンプソン金具のメリット

それでは、シンプソン金具を使用することの具体的なメリットとは一体どのようなものなのか、ご紹介していきたいと思います。

簡単に取り付け可能

DIY初心者の方にも嬉しいのが、シンプソン金具はとても取り付けが簡単であるということです。
金具をツーバイフォー材の側面にぴったりとはめて、金具の角度を調節するだけで済みます。

またツーバイフォー材と共に、ホームセンターでは必ず取り扱っているほどにメジャーな金具なので、誰でも簡単に入手することができるのも魅力のひとつです。

強度が高い

世界的な需要の高いツーバイフォー材に対応しているため、シンプソン金具も200種類以上のコネクターが存在し、特殊な接合や複雑な接合にも適した種類が販売されています。

短時間で誰でも手軽に取り付けられるシンプソン金具は、元々は住宅建築用に用いられてきた金具であるため、当然強度も抜群の質が保証されています。

シンプソン金具の使い方

それでは、シンプソン金具の使い方はどれほど簡単なものなのでしょうか。
詳しく見ていきたいと思います。

木材を金具でつなぐ

接合作業に必要なものは、ツーバイフォー材とシンプソン金具、木材用のネジに電動ドライバーです。

取り付け方は、いたってシンプルで簡単なものです。
メインとなるツーバイフォー材を所定の位置に固定し、シンプソン金具を取り付けます。
その後、電動ドライバーを用いて木材用のネジを締めて、ばっちりと固定できれば作業が完了です。

ネジ締めはきつくしすぎない

この時、ネジを締めすぎないことが一つの重要なポイントとなります。

ネジを強く締めすぎると空回りしてしまい、逆に強度が下がってネジとしての機能さえも果たさなくなってしまう場合があるためです。

ウッドデッキなどの大規模なDIYを行う際には、木材を接合するために、ノコギリ等を使う「切り欠き加工」や、ドリル等での穴あけ作業を伴う「ほぞ加工」といった高度なテクニックが必要となります。

しかしシンプソン金具を使えば、ハイレベルな木工加工を施さずとも木材を接合することが叶うため、初心者の方でも手軽にDIYで木工作業にチャレンジすることができます。

シンプソン金具の種類

強度が高いものの、100円を下回るものもあるほどにリーズナブルなシンプソン金具は、誰でも扱いやすく設計されている上に、用途に合わせて使用できる200種類以上の多様さもまた魅力的です。

今回は、その中でも特にメジャーで使い勝手の良いものを5つピックアップしながらご紹介していきたいと思います。

リジットタイ・コネクター

via:yhtnetshop

シンプソンリジットタイコネクターは、ツーバイフォー材をクロスさせた状態のまま接合する際に用いるタイプです。

付け方はいたってシンプルだと言えるでしょう。
基本的には、コネクターを取り付けたい木材に金具を取り付けて、しっかりと手で固定しながら木材用のネジを金具に挿しいれていくだけで完了します。

リジットタイコネクターにはネジ止め用の穴部分が存在するため、位置がずれないよう慎重に差し込む丁寧さが求められます。

クロスした構造により、重量のあるものでも十分に耐えられる強度が保持されるので、大量の物を整理するための棚を制作する上では、おすすめの金具です。

リジットタイ・コーナーコネクター

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リジットタイ・コーナーコネクターは、ツーバイフォー材の木柱を直角に組み合わせる際に用いられます。
テーブルの天板と脚をしっかりと固定するための施工をする際など、四つ足の家具を作る際は大活躍することは間違いありません。

天板の大きさを問わず、どのような重量の物も安心して載せることのできるテーブルが手軽に作れるのが魅力的ですね。

SIMPSON (シンプソン) コネクター リジットタイ RTC22 1個

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リジットタイ・アングル

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リジットタイ・アングルは、ツーバイフォー材を斜めの角度で施工する際に用いるシンプソン金具です。
棚を作る上で材木に傾斜をつけたい時や、十分な強度が必要とされる階段を作る時など、幅広い場面で使用することが可能となります。

階段の製作は、難易度の高い木工のDIYとして知られていますが、リジットタイ・アングルを使うことで、初心者の方でも気軽にチャレンジすることができるんです。

シェルフブラケット

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シェルフブラケットは、棚を意味する「シェルフ」の製作に特化したシンプソン金具です。
直角に成型されたデザインが全体的に施されていて、ツーバイフォー材の2辺を好きな組み合わせれば、木材用のネジを使用することで接合できます。

シンプソン金具の中でも特に使い方が簡単なので、初めてDIYにチャレンジするようなレベルの方でも、安心しておすすめできるコネクターです。

アングル

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アングルは、コネクターそのものが直角に曲がったコの字型のシンプソン金具です。
ツーバイフォー材の側面ならばどこにでも使用できる万能性が魅力で、場合によっては端を曲げることで調整も可能な性能の良さがあります。

主に木材の根本を支えるのに使用されるため、大規模なリフォームから小規模なDIYにいたるまで、あらゆる場面において大活躍するコネクターだと言えます。

シンプソン金具を使ったDIYアイデア

ここまで詳しく解説してきたシンプソン金具は、一体どのような場面で具体的に使っていけば良いのでしょうか。
最後に、初心者の方から上級者の方にいたるまでチャレンジしやすいDIYの事例を見ていきましょう。

 

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前に作ったコーヒーカウンター#シンプソン金具 と床板で製作#自己満#higekuma_coffee#自家焙煎#アウベルクラフト

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こちらは、板材とツーバイフォー材をシンプソン金具でつなぎ合わせた棚です。
上の段から下の段にいたるまで、数多くの物を載せても十分に耐えられるほどの強度があります。

テーブル

 

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こちらは、自然本来の木目をそのまま活かした木材と、シルバーのシンプソン金具で作られたシンプルなテーブルです。
味わい深い木材が醸し出す、やわらかでオシャレな雰囲気は、唯一無二の家具として部屋の内装を彩ってくれることでしょう。

ベンチ

 

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夏休みの工作第二弾デッキテーブル&イス。前に通販で安く買ったものが天板ぼろぼろ、脚グラグラだったので。 これは本に載っていたものをそのまま作った感じですサイズ等多少変更したけど。1800だから悠々6人座れるので便利! ・ ・ 今回も役に立ったのがそう、シンプソン金具 脚の取り付けに使ったけど剛性ガチガチ、ビクともしません 斜めに補強材付ける予定だったけどこれで十分だわ。 パーゴラの時もふんだんに使ったけどこれ使う事によって接合がホントラクチンになりますね〜 何より見た目が個人的にGOOD! シルバーがいいアクセントになってて好き #bessの家 #ワンダーデバイス #diy #ガーデンテーブル #ウッドデッキ #デッキテーブル #シンプソン金具

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こちらは、屋外のウッドデッキの爽やかな雰囲気にもぴったりな、デッキテーブルとベンチです。
片側に3人ずつ座れるほどの強度と余裕を持ったベンチを製造できるのも、シンプソン金具の性能の高さ故であると言えますね。

小物

こちらは、スピーカーをホコリや汚れから守るために作られたサウンドボックスです。

文字のペイントは木材にもよく合うので、お部屋のインテリアとしてオリジナリティーのある小物を作りたい際には、最適な選択肢と言えるでしょう。

まとめ

いかがでしたか?リーズナブルで多種多様、初心者の方でも扱いやすいお手軽さが魅力的なのが、シンプソン金具なんです。

世界的な需要の高いツーバイフォー材を支えるための専用の金具として、日常のあらゆる場面で大活躍することが間違いないコネクターであるとも言えます。

大規模なリフォームや手近なDIYを検討している方にとっては、覚えておくと得をする金具でもあるので、機会があればぜひご自分でお手に取ってみてくださいね。

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他人の作品を見ることで、DIYのアイディアも膨らむはず。ぜひシンプソン金具を活かした、かっこいいDIYにチャレンジしてみてください!

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塗るものを選ばないチョークペイント

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