看板の「文字」ってどう書くの?失敗しない看板DIY 5つのテクニック

板はあるけど、どうやって「文字」を書いて看板を作ればいいのかわからない。
看板をつくるときに、多くの人が難しいと感じるのが「文字の書き方」。
自分で文字を書くのか、既成品としてある文字を取りつけるのか?
それぞれつくる労力も違えば、出来上がったときの印象も大きく違ってきます。
インスタグラマーさんのDIY実例をみながら、自分好みの「文字の書き方」を見つけてDIYにチャレンジしてみましょう!
ハンドメイド!下書きをして、自分で書いちゃおう
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自作の型紙を使ったり、文字をトレース(敷き写し)したりして、下書きを書きます。
その下書きに沿ってペンキを自力で塗っていきましょう。
文字の太さがある程度あるときは、外枠から塗っていくと、はみだすことなくキレイに文字を書くことができます。
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下書きから丁寧に仕上げて、完成したものがこちらです。
ハンドメイドで文字を描くとなると、細かい作業になりますが、根気強くやっていきましょう。
丁寧にやっていけば、はみ出しや汚れもなく、キレイに書くことができます。
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パソコンのフォント(文字の形状をデザインしたもの)を使って下書き等をつくるときは、自分好みのフォント探しからはじめてみるのもオススメです。
日本語も英語もフォント素材は多く出回っているので、まずは検索してみましょう。
無料の素材も多くありますが、必ず使用規約には目を通して活用してくださいね。
既存のフォントでは、イメージできなかった看板もDIYすることができるかもしれません。
ステンシルシート(型紙)を使って文字を書こう
ステンシルシート(型紙)自体は、自作することもできますし、購入することもできます。
購入する場合は、100均やホームセンターといった実店舗であったり、ネットで購入したりと、入手先は多くあります。
文字としては、英字単体から、すでに文章や文字デザインになっているものまで幅広く種類があるのでDIYする内容にあわせて選んでいきましょう。
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イメージにあったステンシルシートが市販で見つからないときは、自作していきましょう。
細かいデザインをカットしていくとなると、作業時間も多くかかってきます。
デザインはなるべくシンプルなものから挑戦してみるのがオススメです。
ステンシルシートを作るときの型紙として多く用いられるのが、クリアファイル。他にも厚紙やプラバンシートなどを使ってDIYする方もいるようです。
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パソコン等で作成したデザインをプリントアウトして、その紙にあわせてカッターでクリアファイルを切り抜いていきます。
作業途中で、デザインを落とし込んだ紙がずれないように、マスキングテープやのりでしっかり止めておきましょう。
「O」や「P」などの文字は全部切り抜いてしまうと、中の空白の部分もとれてしまうので、一部をつなげておくなど工夫して切り抜きましょう。
ステンシルシートを使ってペイントするときの失敗例として多いのが、塗料をつけすぎたり、塗料が水っぽかったりして、文字がにじんでしまうこと。
文字のにじみを防ぐために、一度紙の上に塗料を落としてペンキの量を調整してから、叩いて色をつける方法がおすすめです。
また途中で型紙がずれてしまうと文字もずれてしまうので、しっかりマスキングテープ等で固定してください。
文字はチョークで!黒板塗料を使った簡単DIY
黒板塗料を板に塗るだけでできる簡単な看板DIYも。
板に黒板塗料をペイントするだけで、文字のかける看板に早変わりします!
チョークを使って簡単に文字のかき消しができるので、メニュー表やメッセージボードなどにおすすめです。
雨が降るとチョーク文字は落ちてしまうので、店内や軒先で使ったり、雨のときはしまっておけるように工夫したりする必要があります。
チョークで描いた手書き文字やイラストは、お店の雰囲気も伝わりやすいのでオススメです。
黒板塗料を使ったDIY記事も、ぜひ参考にしてみてください!
カッティングシールで手軽にDIY
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カッティングシールを板に貼るだけの簡単DIY。
カッティングシールは、1シートや1文字ごとに単価が決まっています。
自分のほしい文字にあわせて購入して、土台に自分で貼っていくだけで完成です。
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カッティングシールは、木材の板だけでなく、ガラスなどに貼るのもおすすめです。
デザインデータを使えば、文字だけでなく、ロゴやイラストなどを表現してもらうことができます。
専門業者にお願いすることになるので、お金はかかってしまいますが、細かいデザインにも対応してくれるなど、看板で表現できるものの幅が広がります。
店舗用として使うときやキレイに仕上げたいときは、シールは専門業者に頼むのも1つの手です。
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切り文字で立体的な看板に!
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100均や大きめのホームセンターで売っている木の切り文字。
実店舗で見つからなければインターネットで簡単に購入することもできます。
切り文字を貼ると、立体的にになるので、文字だけを強調することもできます。
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切り文字に自分で色を塗ってカスタマイズすることも可能です。
看板の土台に貼り付ける前に、文字単体の状態でペイントしてしまいましょう。
市販の切り文字も、自分なりにDIYして、看板につけることで一段と愛着が増しそうですね。
ぜひ、あなたらしい文字や色で、看板DIYを楽しんでみてください。
カラーボードで切り文字からDIY
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カラーボードをカットして切り文字として活用した看板DIY。
切り取ったカラーボードを熱したアイロンで軽く押し付けることで、アイアン風にしたという味のある看板。
カラーボードは、発泡スチロールに両面着色をしたボードのことをいいます。
画材店やホームセンター、100均でも購入できるアイテムで、POPなどによく用いられます。
発泡スチロールで、そこまで耐久性は高くありません。
強度をだしたいときは、FRP(繊維強化プラスチック)で発泡スチロールを溶かさないタイプを選んで塗りましょう。
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アイアン素材(鉄)の文字をつかうと、また違った雰囲気の看板がつくれます。
既存のアルファベットの切り文字から、オリジナルでアイアン文字を作ってもらうことも可能です。
既存のものであれば、1個あたり2、300円程度から購入することができます。
オリジナルで作ってもらうと1文字あたり1000円以上はしてくるので、金額も高くなりますが、他にはないオリジナルの看板をつくることができますよ。
手書き文字をペイントで直書き!DIY
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手書きで文字をペイントしたという看板。
土台の看板からDIYして、最後は筆を使ってペイントで文字を描いたもの。
書く時に緊張してしまいそうですが、手書きならではの優しい風合いの看板をつくることができます。
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お店の雰囲気が伝わってくるような可愛らしい看板DIY。
同じく手書き文字で看板をDIYしていて、看板の土台には足場板を使っています。
古材を活用するとアンティーク感もでて、手書き文字との相性も良さそうですね。
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木を並べて文字をつくっていく看板
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モノを使って文字を表現することもできます。
こちらは、木を並べて文字をつくったもの。複雑な漢字などを表現するのは難しいですが、ローマ字や形状が簡単な文字であれば、作成することができます。
木だけでなく、アイアンバー(鉄の棒)やガス管などを使ってもオシャレな看板になりそうな予感。
店舗や家の雰囲気にあわせて、素材選びから楽しんでみてください。
看板の「文字の書き方」DIYまとめ
- ・トレースして手書きペイント
文字をトレース(敷き写し)したりして、下書きを書いてから、その下書きに沿ってペンキを自力で塗っていきましょう。オーソドックスな方法ですが、自分の好きなフォントや手書きの文字で書くことができます。
- ・ステンシルシート(型紙)を使ってペイント
ステンシルシート(型紙)を使ってペイントします。ステンシルシートは、市販のものもありますし、自分でつくることもできます。文字だけでなくてマークなども書けますね。
- ・黒板塗料を塗ってチョーク で手書き
黒板塗料を塗るだけで、ただの板も簡単にチョークを使える看板になります。書き換えるのも簡単にできるので便利です。
- ・カッティングシールをつかった看板
板やガラスに貼ることができるカッティングシートを貼るDIY。市販のものを使ったり、オリジナルデザインからオーダーしたりすることも可能です。
- ・切り文字を使った看板
100均やホームセンターで売っている切り文字を使ってつくる看板。切り文字にペイントしてもOK。またカラーボードなどを使った自分で切り文字をつくることもできます。
- ・ぶっつけ本番!手書きペイント
準備に必要なのは、文字をかくための筆や刷毛とペンキだけ。あとは、イメージにあわせて文字を描いていくだけのDIYです。簡単にできて、個性もでるので、手書きで描いてしまうのもオススメです!
- ・文字を「素材」でつくるDIY
木や鉄、ガス管などの素材を駆使して文字をつくる方法。複雑な文字を形づくるのは難しいですが、味のある文字を作ることができますよ。
看板をつくるのって、簡単そうで、はじめてだと戸惑うこともありますよね。
土台となる板は用意できても、いざ文字を描くとなると、どうスタートすればいいのかが難しいところ。
今回は、いろいろなDIYインスタグラマーが実践する「文字の書き方」をご紹介しました。
他の人の看板つくりを参考にしながら、自分にあった文字の書き方をみつけて、実践してみましょう!

WRITTEN BY
HANDIY(ハンディ)
「古いから全部壊して、新しいものを作る」のではなく、住まいにDIYという体験を付加し、感情やストーリーを纏って最適化しながら持続可能な住文化をつくる。
これがHANDIYの目指す世界。