一年を豊かに過ごそう!一味違ったデザイン「しめ縄」DIY10選

クリスマスが終わるとすぐにお正月の準備をしなければいけないので、12月は大忙しな月。とはいえお正月も手を抜かずに、おしゃれなしめ縄などを手作りしたいですね。今回はそんな方にピッタリな、しめ縄のDIYをご紹介。基本の作り方から、モダンでおしゃれな事例まで徹底的にまとめていきます!
しめ縄とは?「この世と神様が宿る場所を隔てる境界線の役割」
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しめ縄やしめ飾りはお正月に飾る縁起物の一つですが、なぜ必要なのかあまり理解せずに飾っている人も多いはず。
しめ縄やしめ飾りはこの世と神様が宿る場所を隔てる境界線の役割をしてくれる存在。自宅の神棚に飾り、迎えた神様が外に出ないようにするためともいわれています。
そうして迎えた神様は家に縁起を運び、また一年健康で健やかに過ごせるという訳です。しめ縄しめ飾りは、お正月には欠かせない飾りものでもあるんですね。
しめ縄の基本の作り方
しめ縄の本来の意味を知ったところで、早速ですが手作りのしめ縄を作っていきましょう。用意するのはベースになるしめ縄と造花など。お好みに合わせて水引や羽などでアレンジを加えてみるのもいいですね。その他、各材料を固定するためのグルーガンも準備しておきましょう。
造花は好みで牡丹やバラなどを選んでいけばいいですが、菊などはお葬式に使われる花なのでできるだけ避けた方がいいでしょう。これらの材料はすべて100均ショップで揃えることができます。
材料をそろえたら、ベースになるしめ縄に短くカットした造花をグルーガンで固定していけばOK。全体のバランスなどを見つつ水引などを加えて、好きなデザインにしていきましょう。
あとは自宅の神棚にかざり、神様を迎える準備を整えていきましょう。
五穀豊穣を願う、シンプルでキュートなしめ縄
オーソドックスなしめ縄に造花でアレンジしたものは、シンプルながらも華やかでキュートな風合いが印象的。こちらは少しの増加をしめ縄にプラスし、洗練された華やかさのある仕上がりにしています。稲穂を使って、五穀豊穣を願うようなしめ縄にしているのもポイントです。
こちらはミニサイズのしめ縄にアーティフィシャルフラワーでアレンジを加えています。水引や植物なども程よくプラスして、アンティークで華やかさのあるしめ縄にしていますね。
こちらは白の造花をメインに、植物などを加えて落ち着いた印象のしめ縄をDIYしています。赤の紐をチョウチョ結びにして、アクセントにしているのもポイント。紅白の色彩なので縁起の良い仕上がりなのもいいですね。
モダンで上品なしめ縄
モダンなしめ縄はインテリアのワンポイントにもなってくれる優れもの。こちらはネイビーカラーのしめ縄に牡丹のような造花を添えて、シンプルでモダンな仕上がりにしています。松の葉やナンテンなどの赤い実を添えて、正月らしい雰囲気もしっかり出しています。
こちらは赤紫のしめ縄に赤を基調とした造花を飾ってしめ縄を仕上げています。赤系で色彩を統一しており、モダンでありつつもラグジュアリーな印象になっているのがポイント。日本の家屋は白を基調としたお部屋が多いので、インパクトが強いのも魅力的です。
こちらは造花や植物を合わせて仕上げたシックでモダンなしめ縄。シンプルな色彩にまとめながらも、縁起の良い紅白を意識した風合いを出しているのがポイント。植物を多めに活用して、華やかさを出しているのもいいですね。
水引を使ったシックなしめ縄
水引を活用すると、よりシックでモダンなしめ縄ができます。こちらはパープルカラーの水引をベースに、縁起物の赤い実をちりばめ洗練されたしめ縄に。白の植物にはネコヤナギやコットンなどを活用し、ボリューム感を出しているのもポイントです。
こちらはライトグリーンの水引をベースにしたしめ縄。白やパープルなどの造花を組み合わせ、色彩豊かで鮮やかなしめ縄にしています。全体的にシックでありながらもカラフルでモダンなのがいいですね。
こちらはレッドカラーの水引を活用したしめ縄で、パープル系の造花を大胆に飾りラグジュアリーでモダンな仕上がりにしています。縁起物である赤井宮リボンを飾り、よりモダンでシックなしめ縄にしているのもポイントです。
まとめ
しめ縄やしめ飾りは正月に神様を迎えるための縁起物。健康や商売繁盛など、一年を豊かに過ごすための重要な存在でもあります。できるだけ縁起の良い色彩やアイテムを用いるのもいいですが、鮮やかで華やかに仕上げて神様をお迎えするのもいいですね。素材の一つ一つは100均ショップでも十分そろえることができるので、ぜひお好みの素材で素敵なしめ縄をアレンジしてみましょう。

WRITTEN BY
HANDIY(ハンディ)
「古いから全部壊して、新しいものを作る」のではなく、住まいにDIYという体験を付加し、感情やストーリーを纏って最適化しながら持続可能な住文化をつくる。
これがHANDIYの目指す世界。