ネジがなめたらどう外す?その解決方法と便利なグッズを紹介!

HANDIY(ハンディ)
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ネジ山が潰れた!どうすればいい?

ドライバーでネジを締めたり、ゆるめたりするときに経験があるのが、空回りするような状態です。

しまった!と思って焦ってもどうしようもありません。押したり引いたりしても改善せず、ネジがバカになってしまって八方ふさがり。そんなときに、どういった対策をすれば良いのかヒントになるような情報をまとめましたので参考にしてください。

そもそもネジ山とは?

ネジの山で、ギザギザしている部分です。ドライバーを当てるプラスやマイナスの部分が潰れてしまうことも多いですが、そこはネジ山ではなくて、「ネジ頭」です。

厳密に言いますと、穴に入っていく、捻れているスクリュー部分の凹凸がネジ山の部分です。山が連なっているように見えることから、この名前になっています。

輪ゴムを使って摩擦度をあげる

輪ゴムは色んな裏ワザで使える優れもので、テレビ番組でも紹介されることが多いです。

実は、ネジ山がつぶれたときにも使えますので方法を紹介しておきましょう。まずは太目の輪ゴムを準備して、潰れてしまったネジ頭とドライバーの間に挟んで回してみてください。

これだけのやり方なので、とても簡単。

輪ゴムを利用することで摩擦度をあげることができますから、ネジが動くこともあります。

焦って早くまわさずに、できるだけゆっくりと回すと、うまくゆきます。一般的に流通している細い輪ゴムでは、力不足なので太目(1センチ程度の幅がおすすめ)の輪ゴムを100円ショップやホームセンターなどで購入しておけばいいです。ネジ穴にもハマりやすいですし、ドライバーも回しやすいでしょう。

袋入りでも数百円なので、購入しておいて損はありません。経年劣化しますから、できるだけ少ないセットのほうをおすすめします。

マイナスドライバーで試す

この方法は荒技ですが、マイナスドライバーを強引にネジ穴に突っ込んで、思い切り回す方法です。

ほじくり出すような動きがポイントですが、マイナスドライバーが欠けてしまうことがありますので、あくまでも緊急用として考えましょう。

ドライバーとハンマーを使う方法もあります。

ネジ頭に垂直方向にドライバーを入れて、その状態を維持しながらハンマーで叩いて力を加えるようにします。力加減が難しいですが、垂直方向に力が加わって、少しネジが緩む場合があります。この方法専用のドライバーが市販されており、叩くとドライバーが回転するような仕組みになっているのです。

刃先が瞬間的に12度逆回転し、刃先には衝撃加速度が加わりますから、完全に丸くなってしまったネジも簡単に緩めることも可能です。

それでも回らないとき!便利な道具は?

輪ゴムを使っても、ドライバーで試しても回らないときは、諦めなければならないのでしょうか。まだまだ方法がありますので、 (1)ネジとりインパクト(2)ネジ滑り止め液(3)ネジザウルス(4)折れたビス抜きなど4つの方法を試してみましょう。

頭を叩くと回転!ネジとりインパクト

ネジとりインパクトは、つぶれてしまったネジ山を叩いて溝をつけて、頭をハンマーで叩くと回転するインパクトドライバーで緩める工具です。

ペンチで掴むことができないようなネジや、くぼみの中のネジに対して有効ですし、普通のインパクトドライバーとしても使えるので1本あれば重宝します。叩く強さの具合が問題になるのですが、強く叩けば良いものでもありません。

実際に使用されるとわかると思いますが、ちょうど良い強さは音が違っていますので、まずは普通のネジで練習をしてから使うと失敗しないでしょう。インパクトドライバーの設定を右回転にするか、左回転にするかの設定も間違わないようにしてください。

「アネックス(ANEX) ネジとりインパクト No.1903-N」は1500円ほどで市販されています。

液で固める!ネジ滑り止め液

ネジのすべり減少を防止してくれる摩擦増強液で、尖った特徴がある粒子がかみ合うことで、ネジにうまく喰いついてくれます。

ネジとドライバーの摩擦を高めてくれますから、ネジの「なめ予防」としても使えますし、ドライバーのサイズが合わないときの応急対策にも使えます。中性なので、錆びることもありませんし、工具も痛めません。

ネジ滑り止め液を塗布したあとに、ドライバーを当てると、ぴったりとかみ合っている感じが手の感触でわかると思います。錆びてしまって完全に固まっているネジでも、慎重にすれば大丈夫です。

完全になめてしまったネジには厳しいですがトライする価値はあるでしょう。垂らしすぎると逆に滑りすぎてしまいますから、まずは1滴垂らして様子をみながら作業をすることをおすすめします。

「アネックス(ANEX) ネジすべり止め液 No.40」は500円前後で手に入ります。

テレビでも紹介される初心者向けのネジザウルス

ネジ山を挟んで回してネジを外す専用工具です。

ネジを掴む部分に縦に溝ができるデザインになっていますから、小さいネジ山でも掴みやすいです。想像以上に外しやすいので、DIYが趣味のビギナーや女性にも人気があります。でっぱりがないタイプのネジには残念ながら利用できませんが、小型専用のネジザウルスもあります。

ネジザウルスはいろんなサイズがありますから、必要に応じて揃えておいてもいいでしょう。

テレビ番組でも、紹介されることが多い人気商品ですし、DIYの道具箱には揃えておきたいですね。

ひとつ選ぶならば「エンジニア ネジザウルスGT φ3~9.5mm用 PZ-58」がいいでしょう。料金も1500円前後で市販されていますので、持っていて損はありません。

折れたビス抜き

折れ込んでしまったビスを抜き取る工具で、逆回転チャックと専用ピンで木材の中のビスを抜けます。

インパクトドライバーでも利用できますし、抜いたビス穴にもう一度ビスを打ち込めますのでキレイな仕上がりになります。専用ピンは数回使用できますから経済的です。

付属している専用ピンは深く差し込むと広がりやすいので、浅→深の順番に抜いていくと、うまくゆきます。飛び出ているビスの場合は、左右から叩いて抜けやすくすると簡単に抜けますので試してみてください。

「折れたビス抜き NO.5040」は3200円前後で販売されています。

ネジ山を潰さないためには?

まずは、ネジの基本を整理しておきましょう。

ネジは時計回りに回すと締めることができ、反時計回りに回すと緩めることができます。頭の部分にはナベ頭や平頭など頭形上の中に、プラスとかマイナスのネジ山があり、ネジ山にドライバーや電動インパクトドライバーでネジを回すようになっているのです。

ドライバーを正しく使う

ネジ山を潰さないようにするには、ドライバーを正しく使うことが大事です。ネジ山を潰さないドライバーを選ぶことがポイントとなります。ネジとドライバーの大きさは連動しており、ドライバーのサイズごとに頭の大きさが設定されています。

ネジ山のサイズに合ったドライバーの大きさを選ぶことは基本です。締める前に、ネジ山にドライバーを当てて大きさが合っているか合っていないかを確認するようにしましょう。この一手間をするかしないかが、ネジ穴を潰すか潰さないかの分かれ目ですね。ネジ山とドライバーの大きさがあっていないのに強引にネジを回すとネジ山は潰れるのです。

ドライバーのサイズも一通り揃えておくといいでしょう。手元にないから、無理に使ってしまうことが多いです。ドライバーのサイズが大きいと、ネジ山の表面部分にしかドライバーが当たらないのでネジ山は簡単に潰れてしまいますので注意しましょう。

ドライバーを奥まで入れてネジを回す

ネジ山をつぶさない回し方ですが、ネジに対して垂直に押す力が必要になることを覚えておきましょう。
しっかりとネジ山の奥まで入れるとピッタリあたりますが、そうせずにネジ山の表面だけでドライバーを回すと、つぶれてしまいます。

時計回りにまわせば締まるのではなくて、回しながら上から押す力が合わさることで木材に締め込まれていきます。インパクトドライバーに回転と打撃に機能が入っていることを見ればわかります。打撃とは上から押さえ込む力そのもので、この力がちゃんと機能すればネジ山が潰れるリスクがかなり軽減されるのです。

●下穴を開けることで、さらに確実に作業ができます

ネジを打つ素材にもよりますが、木材の場合は錐を使うなどして、下穴をあける方法をとりましょう。
ネジを締めると確実にネジ穴を潰さないで締めることが可能です。

下穴をあければ抵抗力が減ってくれますから、ネジを締める力も軽減します。下穴をあけてもネジよりも小さいならば、ネジの力が弱まることもありません。下穴錐という専用のアイテムもありますので必要に応じて、そろえておくと便利です。

●潤滑油を使う方法もあります

ちゃんとしたドライバーを選択し、しっかりとネジを回しても、下穴をあけてもネジ山が壊れて作業ができない場面もあるでしょう。その場合は最終手段として、潤滑油をネジやネジ穴に塗るようにしてください。

潤滑油によって抵抗を減らす効果がありますから、少しの力でネジを回せるようになりますし、ネジが抜けやすくなる心配もありません。「防錆潤滑剤」が市販されていますので、購入しておけば、強い浸透力で金属表面の水分を置換してくれて、薄い防さび皮膜を作ってくれます。
潤滑性と防さび性を発揮しますので便利です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?ネジ山が潰れたときの対処方法をご紹介してきました。輪ゴムやドライバーを使った方法をまずは試してみましょう。

それでも、うまく回らなければ便利な道具があるので、試してみてくださいね。興味がある商品があれば、リーズナブルな費用で市販されているので、購入しておいてもよいのではないでしょうか。

一番、良いのは普段からネジ山を潰さないように作業をすることです。ドライバーの正しい使い方も説明しておきましたので、今回しっかりと覚えておいて習慣付けるようにしてほしいです。

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「古いから全部壊して、新しいものを作る」のではなく、住まいにDIYという体験を付加し、感情やストーリーを纏って最適化しながら持続可能な住文化をつくる。

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