屋根リフォームの費用から塗り替え方法まで徹底解説

HANDIY(ハンディ)
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事例あり!屋根のリフォームってどんなもの?

屋根は私たちの家を雨や風などから守ってくれる、非常に大切なものです。しかし、普段の生活では屋根の状態を気にする方は少ないことでしょう。知らぬ間に雨や台風などの影響で屋根が傷んでしまっていることも多いです。

そこで今回は、そんな痛んでしまった屋根のリフォームの方法について紹介していきたいと思います。

屋根のリフォームには、塗り替え、葺き替えやカバー工法など様々な方法があります。まずはそれらの方法について、詳しく見ていきましょう。

 屋根を塗り替える

最も単純で簡単な方法が、屋根を塗料で塗り替える方法です。ただし、下地である屋根材がひどく痛んでしまっている場合には、塗装が難しいことがあるので注意してください。

機能付き塗料で塗り替える

機能付き塗料とは、防サビや防水や遮熱や滑雪などの機能が付いた塗料のことです。普通の塗料ではなく、そのような機能付きの塗料で塗り替えることで、屋根に機能性を持たせることができます。

 新しい屋根に葺き替える

これは既存の屋根材を取り外して、完全に新しい屋根材に替える方法です。費用は高くなってしまいますが、新たな屋根材に交換するので、耐久性が増すなどの利点があります。

カバー工法をする

カバー工法とは、今の屋根をそのままにして、今の屋根の上から新しい屋根材を上から被せる方法です。今の屋根を撤去しなくても良いので楽で、費用も少なめな方法です。

瓦屋根の補修

次に、瓦の割れやズレを補修する方法について説明していきます。これには主にテープを用いる方法、パテを用いる方法、新品のものに交換する方法の3つの方法があります。

まず、初めに紹介するのは最も簡単なもので、テープを使った修理です。瓦が割れてしまっている時には、その瓦の掃除をして、そのあとに防水テープを貼っていきます。テープでしっかりと固定するために、テープは何重にも貼ると良いでしょう。

次に紹介するのは、パテを使った修理です。割れた瓦と、取り外した時に見える下の部分の掃除をして、割れている部分にヘラを使って瓦パテを塗り込んでいきます。パテを塗り終わったら、補強用にガルバニウム鋼板で下支えを作ります。そして、鋼板をはめ込んで、そのあとに瓦を乗せて完成です。

最後に紹介するのは、新品の瓦に交換する修理です。傷ついた瓦を取り外し、新しい瓦をはめ込むだけなので他の方法よりも簡単です。しかし、今使っている瓦と同じ瓦を用意しなければいけないことが少し難点です。

コーキング補修

コーキング補修は、瓦自体のヒビ、瓦屋根のズレ・浮きなどの際にコーキング材を使って隙間埋めをすることです。コーキング補修には、打ち替えと打ち増しという2つの方法があります。

打ち替えとは、既存のシーリングをすべて撤去して新しいコーキングを補給する方法のことで、打ち増しとは、既存のシーリングの上に新たなシーリングを足す方法です。しかし、コーキング材を使用してはいけない住宅素材や場所があるので、使用前に確認しなければならないので注意してください。

外壁のメンテナンスも一緒に考える

ここでは、屋根だけじゃなく外壁も同時にメンテナスすることを考えます。屋根だけではなく、屋根と外壁を同時にリフォームすることには大きなメリットがあります。屋根と外壁を同時にリフォームすると、足場費用を抑えることができるので経済的です。その上、工期も短縮することができます。

機能付き塗料での塗り替えのメリットは?

ここからはそれぞれのリフォームの方法のメリットについて紹介していきます。まずは、機能付き塗料での塗り替えのメリットについてです。

屋根の性能が高まる

防サビや防水や遮熱や滑雪などの機能が付いた塗料を用いて屋根の塗り替えするので、様々な機能を追加することができることが、この塗り替えでのメリットの1つです。特に雪が降ることの多い地域では、滑雪機能付きの塗料を使うことで雪が自然と滑り落ちるようになり、雪下ろしが非常に楽になります。

省エネ、節約につながる

2つ目のメリットとしては、省エネ、節約につながるということがあります。遮熱塗料を使えば、太陽光を反射させて室内の温度が上がりにくくなり、空調代を少なくすることができて省エネや節約に繋がります。

屋根の寿命が延びる

屋根材を塗料によって守ることができるので、屋根自体の寿命を伸ばすこともできるというメリットもあります。

 カバー工法のメリットは?

次に、カバー工法のメリットについて紹介していきます。先ほども紹介しましたが、カバー工法とは、今の屋根をそのままにして、今の屋根の上から新しい屋根材を上から被せる方法のことです。

廃材が出ない

カバー工法は、既存の屋根材に上に新たな屋根材を被せるので、廃材が出ないというメリットがあります。

工期が短い

カバー工法は、解体の必要がないので比較的早く工事を済ますことができます。

費用が安い

屋根を解体しなくて良いので、解体費用や廃材処理費用などが不要であり、費用を抑えることが可能です。また、工期が短いため職人の方の費用も抑えることができます。

アスベスト使用の屋根を加工した場合、産業廃棄物処理費が発生しない

アスベスト使用の屋根を加工した時には、産業廃棄物処理費が発生しないので追加で費用を払わなくて済ませることができます。

リフォームの方法別の費用は?

さて、ここまでリフォームの方法やそれらのメリットについて紹介してきましたが、ここではそれらの方法の費用について紹介していきます。

塗り替える

塗り替えの場合は、どの塗料で塗り替えるかによってかかってくる費用が異なります。例えば、アクリルなどは1缶あたり5千円から1万円くらいの値段なのですが、フッ素や無機などの塗料は、4万円から10万円近くの値段になります。しかし、他の方法でリフォームするよりも全体的に安く済み、だいたい25万〜40万円くらいでリフォームすることが可能です。

葺き替える

既存の屋根材をすべて撤去して、新たな屋根材に交換するので、撤去費用がかかってしまいます。なので、他のリフォームの方法に比べて費用が高くなってしまい、相場としては70万円から140万円近くかかってしまいます。

機能付き塗料で塗り替える

機能付き塗料で塗り替える際は、どのような塗料で塗り替えるかによって費用は異なりますが、他の方法に比べても費用を安く抑えることができます。

 瓦屋根の補修

瓦屋根の補修としては、10坪~30坪程度の広さでだいたい30万円〜100万円近くの費用がかかります。ただし、屋根の傾斜によっては足場が不要であり、足場代がかからないことがあり、その場合は少し安くなります。

コーキング補修

コーキング補修には打ち替えと打ち増しの二つの方法があり、それによって値段が異なります。打ち替えでは700~1200円/mであり、打ち増しでは500~900円/mとなっています。例えば、2階建30坪の住宅の場合は、打ち替え工事の場合は14万円〜24万円近くかかり、打ち増し工事の場合は10万円〜18万円近くかかります。

DIYでもリフォームできる?方法やポイントは?

ここまで屋根をリフォームする方法を色々と紹介してきました。しかし、業者の方に工事を頼むと費用がかかってしまうので、なんとか自分たちでリフォームを済ませたいとお考えの方も多いことでしょう。

もちろん、ここまで紹介してきたリフォームはDIYでも可能です。しかし、その際には様々な注意が必要ですので、ここでは材料選びと屋根への上り下りに焦点を絞って注意点を説明します。

材料選びについて

材料選びの時には、つい一番安いものを買ってしまいがちです。しかし、どのような材料を買うにしろ安いものを買うのではなく、少し価格は高いですが、信頼のできるメーカー品を買うことがオススメです。名前を聞いたことのあるような大手のメーカーの商品の方が、信頼性が高く品質がいいものが多いです。

また、DIY用に売られている商品と、プロの方が使っている物は異なるということを知っておくことも大切です。一般にDIY用で売られている商品は、初心者でも使いやすいような親切設計のものが多く、その分プロ用の物と比べると少し性能が劣るものも多いです。

逆に、プロ用の物は初心者が使うには難しいけど、その分性能面で勝るようなものが多いです。例えば、ホームセンターなどでDIY用に売られている塗料とプロの方が使う塗料は別のもので性能も異なります。ホームセンターなどで買えるものは、一般人でも使いやすいようなものが多いです。

もし、プロ用の物を使いたい場合は、塗料販売店で購入すると良いです。

屋根への上り下りに注意

いくら気を付けていても、屋根の上り下りの際には落下事故が付き物です。高所で作業することに慣れているはずのプロの方でさえも、事故を起こしてしまうことがあるので慣れていない方は安全対策を万全に整えて作業をしましょう。いくつかの対策をここでは紹介していきます。

まず、最も有効な対策としては安全帯があります。安全帯とは体にベルトを巻きつけて、落下しそうになっても体にかかる衝撃を和らげるものです。

種類としては、胴ベルト型安全帯とフルハーネス型安全帯があります。胴ベルト型のものはフックを建物の一部に接続して、落下の衝撃を和らげます。フルハーネス型のものは、胴だけでなく腿や肩にもベルトを通すことで体全体で、落下の衝撃を和らげます。

他の対策としては、滑り止め機能付きの作業靴を履くことがあります。屋根で作業する際は屈みながらの状態が多いので、屈曲性の高い屋根用の作業靴を履くとより良いでしょう。

最後に紹介する対策は、最も基本的なのですがヘルメットを被ることです。基本的なものですが、つい忘れがちなので必ず屋根に上がる際はヘルメットを被りましょう。

まとめ

ここまで、屋根のリフォームについて説明してきましたが、いかがでしょうか。一言で屋根のリフォームと言っても様々な種類があり、それぞれに特徴があることが分かったと思います。皆さんが屋根をリフォームする際に、この記事が少しでも参考になれば幸いです。

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「古いから全部壊して、新しいものを作る」のではなく、住まいにDIYという体験を付加し、感情やストーリーを纏って最適化しながら持続可能な住文化をつくる。

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