100均でも入手可能!有孔ボードで棚を自在に操る壁面収納テクニック

HANDIY(ハンディ)
HANDIY(ハンディ)  

有孔ボードとは?

有孔ボードとは多数の穴の開いた合板やベニア板のボードです。パンチングボードとも呼ばれ、壁に取り付けて穴にフックや棒を差込むことで、棚や洋服掛けなどの収納を簡単に作ることができます。

均等に穴が空いている

有孔ボードの一番の特徴は水平、垂直に等間隔の格子点で穴が開いていることです。

この穴を使ってボードを壁に貼り、フックや棒状のものを差し込むことによって、自分オリジナルの洋服、かばんかけや、棚や板を吊ることで収納スペースを作ることもできます。

穴のピッチの規格は標準で25mm間隔と30mm間隔となっていて、穴のサイズは5mm,6mm,8mm等さまざまです。

ホームセンターなどでは5mmの穴が25mm間隔であいているものと8mmの穴が30mm間隔であいているものが多く売られていますが、DIYとして家庭で使うのなら5mmの穴で25mmの間隔の有孔ボードが適しているでしょう。

ホームセンターや100均でも購入可能!

ホームセンターで売られている印象の強い有孔ボードですが、実は100均でも購入することができます。

100均で買うことができる有孔ボードは小さく手頃で使いやすいものなので、初めて有孔ボードを使うという方にオススメです。

100均で売られている有孔ボードはA4サイズのコンパクトなものが中心です。

また、100均の有孔ボードはMDFという素材が使われてる場合が多いです。

MDFはMediumdensity fiberboardの略語で木材から板などを切り出すときに出た木材チップを原料とし、これに熱や蒸気を加えて煮ることにより溶かして木材の繊維をばらばらにしたものに、合成樹脂を加えて成形したものです。

表面は硬く平滑で、材質が均質で水や湿度に対しても反ったり縮んだりしないので、加工もしやすく加工した時も滑らかな面が得られるという特徴があります。また、塗装に関しても均一に塗りやすく、仕上がりもきれいになります。

ホームセンターには100均と違い、いろいろのサイズの有孔ボードが売られています。

ホームセンターの有孔ボードは合板が中心で作られています。

合板は薄い板を木目が直交するように何枚も重ねて接着剤で張り合わせたもので、丈夫で反ったりしないので重いものを載せても大丈夫ですし、さまざまなバリエーションの色や柄から自分に合った有孔ボードを選ぶことができます。

最近では通販でも購入することができるようなり、色やサイズの種類も日々増えています。

加工しやすい

ホームセンターなどで購入する有孔ボードはボードの大体幅は91cm、長さ182cmです。

DIYに慣れていれば、自分でものこぎりで容易にカットできますが、ホームセンターでの購入時にサイズを指定すればカットしてもらうこともできるようです。中には通販でもカットサイズを指定して買えるところもあるようです。

穴が直線状に開いているので、歪まずに切ることができます。またなめらかな材質なのでペンキで色を塗ることも容易です。

有孔ボードの取り付けに必要なものは?

有孔ボードを壁に取り付けて利用するには有孔ボードと有孔ボードの穴に差し込んでものを取り付けるフックが必要です。

また壁に有孔ボードを取り付けるための器具も必要になります。

有孔ボード

取り付ける場所に合うような大きさにカットして使いましょう。

有孔ボードを使う目的でかなり内容が異なってきます。

単にものを収容したい場合はそれにあった大きさや色にものを選べばいいのですが、おしゃれに部屋を飾るのが目的ならば、載せるものや飾りつけるものに合った色や素材を選ぶ必要があります。

木目のものやいろいろな色のものも入手可能で、厚さやサイズも種々のものがあるので目的に合わせて選ぶ必要があります。

フック

専用のフックが100均でもホームセンターでも通販でも購入できます。

フックの一部を有孔ボードの穴に差し込んでぶら下げれば吊るすことができます。

フックには留め具がセットとして売られているので、釣るもののワイヤーの一部を挟み込んで有孔ボードの穴に差し込むと後ろ側で拡がって止めることができます。

フックそのものは有孔ボードに載せたり、釣ったりするものに合わせて、さまざまな形のものが売られています。

種々のものをセットとして購入して、いろいろなものを飾れるようなものもありますし、変わったところでは本の横幅と厚みに合わせて枠のついたもので有孔ボードの穴に両端をはめ込めばブックスタンドとして本を飾れるようなものもあるようです。

ボードの穴のサイズや間隔に注意!

穴のサイズと間隔は有孔ボードによって異なっています。

吊ったり載せたりするものがどんなものかで選ぶ必要があり、細々したものをたくさん吊りたいときはそれに合わせて穴の間隔の小さいものが必要です。

何か大きな棚のようなものを吊りたい場合はしっかりした吊り具を止める必要があり、有孔ボードの穴も大きめのものが必要になります。

使いたい棚をどうやって吊るのかを考えて選ぶ必要があります。

特にその吊りたいものに吊り金具がついているような場合はその幅が有孔ボードの穴の間隔と合うか調べて有孔ボードの穴の間隔を選ぶ必要があります。

ワイヤーネットやバスケットも使える

既存のワイヤーネットやバスケットもそのまま有孔ボードにはめ込んで使えます。

ワイヤーネットやバスケットは線状の金属で造られたもので両端に曲げられた吊り金具がついているものが種々売られているので、この金具の間隔を有孔ボードの穴の間隔に合ったものを選べば両端の金具が有孔ボードの穴にはめ込めます。

ワイヤーネットやバスケットの別の部分を有孔ボードの止め具で止めればしっかりと固定されます。

有孔ボードの取り付け方は?

有孔ボードを壁に取り付けてフックをつけ、載せたものを固定する方法について解説します。

取り付けるスペースを空ける

有孔ボードを壁に取り付けるのは方法はつける場所と目的により変わるのでまずは何をどう載せたり、吊ったりするかをきっちり考える必要があります。

つけ方は大きく分けて壁に穴をあける等の加工をして取り付ける方法と壁に穴があけられないような賃貸のマンションのような場合とで全く異なってきます。

穴をあけられる場合もあまり大きな穴をあけたくないような場合は小さな穴をあけてそこに先を差し込んで元側にキャップをはめ込み、そのキャップに有孔ボードを吊るような止め具なども手に入れることができます。

穴を絶対に開けたくない場合もいろいろな方法があります。

一番簡単なのはツッパリ棒を利用する方法です。

この場合はあまり重いものは載せられませんが、長さの伸び縮みする棒を2本天井と床や壁と壁の間に挟み込みこの棒に有孔ボードをバンドや金具で固定すれば止めることができます。

また、壁と床の間にしっかり固定するようなおしゃれな木材の材料なども市販されています。

両側にキャップをはめ込んでそれで長さを調整して壁と床の間にしっかり固定することができるので、これに有孔ボードを打ち付ければ壁に穴をあけずにしっかり止められます。

また、ホッチキスのみで壁に止められるようなフックも開発されています。

このフックに有孔ボードを吊るか、はめ込めば簡単に止められます。

フックをつける

有孔ボードが壁に取り付けられたら、有孔ボードの表面に種々のフックを取り付けていきます。

ものを吊るためには吊り具のついたフックを並べましょう。

ワイヤーネットやバスケットなどはそのまま吊ることができます。

棚を作るには棚を載せるための金具でフックのついたものや有孔ボードの穴の間隔に合わせて穴の開いたL字型の金具などを取り付けて、その上に棚用の板などを取り付ければ作ることができます。

金具にはビスで板を止めることができます。

固定する

有孔ボードの取り付けたものは総て止め具でしっかり固定しましょう。

固定には専用の止め具でワイヤー部分を挟み込み穴に差し込んで止めるのが一番ですが、挟める部分がない場合などはワイヤーを穴から穴に通して縛って止めたり、載せたものに釘を打ったりして、その釘を使ってワイヤーで縛って留めましょう。

有孔ボードを使った棚のアイデア例は?

有孔ボードが壁に取り付けられれば表面にいろいろなものが取り付けられ、収納も飾りも自由に考えられます。新しいアイデアで部屋を飾り、便利にしてください。

壁面インテリア

リビングなどの飾りとしてもおしゃれな有孔ボードが使えます。

木目やシックな色の有孔ボードはお部屋の雰囲気を変えます。載せたり吊ったりするものもいろいろ考えられます。

棚などには置きにくい枝の拡がった植物なども棚にのせて枝をリボンで穴に固定すればおしゃれなインテリアになります。

根が伸びた観葉植物がいくつもぶら下がった有孔ボードなど使い方は無限です。玄関に置いて、傘や靴なども有孔ボードにぶら下げることにより、整列しておけば意外と絵になります。

リビングでは豪華な図鑑や地図帳を開いて載せたり、絵を飾ったりするのにはブックスタンドタイプの釣り具が利用できます。

切手の収集帳なども珍しがられます。

綺麗な北欧風のキッチンタオルやスカーフなどを吊ってさわやかな飾り物を作ることもできますし。外国人のお客を招くようなときは日本手ぬぐいやセンスで飾ってみるのも良いかもしれません。。

壁面収納

 

View this post on Instagram

 

MANAMIさん(@manami0716)がシェアした投稿


有孔ボードを取り付けて棚を吊ったりすればいっぺんに収納が楽になります。

キッチンの細々したワイヤラックにホーク、ナイフ、スプーン、箸などの道具類も吊り下げて収納できます。

棚になったラックを吊れば皿やコップなどの食器類も仕分けして収納できるようになります、キッチンタオルなども吊り下げて、乾かしながら、収納することもできます。

また、子供部屋の乱雑さも一気に解消されます。

しっかりしたものを固定すれば本棚にもなりますし。おもちゃの兵隊や怪獣も整列させたりぶら下げたりして整頓できます。

パソコンやプリンターなどを載せて使える台も作ることができます。。

使わない時は奥に押し込んで収納できるような伸び縮みする台も載せることができます。

リビングにおしゃれな有孔ボードを張りきれいな台を載せればスタンドバーになります。

棚をつけてカクテルグラスやタンブラーを収納してリビングカフェの出来上がりです。

スチールラックの背面

 

View this post on Instagram

 

イワモト@巣作りプラスさん(@suzukuri_plus)がシェアした投稿

事務所や倉庫に並んでいるスチールラックの背面も有孔ボードの活躍場所です。

有孔ボードをスチールラックに取り付けるのはラックの枠自体に穴が開いているので簡単です。

取り付けた有孔ボードには白版をぶら下げたり、飾り物をぶら下げたりすれば、殺風景なスチールラックの雰囲気が一気に変わります。

玄関や廊下に置けるスチールラックも販売されているので、これを用いればいろいろな使い方ができます。

スチールラックの背面をすべて有孔ボードで覆い、スチールラックの背面を表側にして使えば有孔ボードの取り付けも楽で容易に収納壁が作れます。

棚は棚として使って背面に有孔ボードを張り付けて収納壁として使い両面から使う方法もあります。

廊下などに立てれば目隠しにもなり、コートや帽子などの収納にもなりとても便利です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。初歩的な使い方から上級者向けのアレンジまで、有孔ボードについて深く知ることができたと思います。しかしここでご紹介したものはあくまで一例に過ぎません。先にも述べましたが、有孔ボードの使い方は無限です。

自分の生活環境やライフスタイルに合った有孔ボードの活用の仕方を見つけていただけば幸いです。

HANDIY(ハンディ)

WRITTEN BY

HANDIY(ハンディ)

「古いから全部壊して、新しいものを作る」のではなく、住まいにDIYという体験を付加し、感情やストーリーを纏って最適化しながら持続可能な住文化をつくる。

これがHANDIYの目指す世界。

instagram facebook


塗るものを選ばないチョークペイント 塗るものを選ばないチョークペイント