今人気の古民家リフォーム!費用別のリフォーム事例や施工業者の選び方

HANDIY(ハンディ)
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事例あり!古民家のリフォームってどんなもの?

日本人にとって心のどこかで懐かしさを感じる古民家。

テレビで取り上げられることもあるほど今人気があり、ネットの普及で働き方が変わり、地方に移住して古民家に住む、または改装してレンタルスペースやシェアオフィスとして利用するといった動きもあります。
エコロジーな観点からも、国内外からの人気の面でも今後が伸びていくことが期待されます。

では実際、古民家のリフォームはどうすればいいのかお悩みの方も多いのではないでしょうか。どのようにリフォームするか、事例も交えて見ていきましょう。

 小分けの間取りを一つに大きく変える

古民家ならではの和室がつながった間取りは、現代では暮らし方が異なるため動線が適応しておらず、ふすまや障子で仕切られているため個室としても使い勝手が良くないことがあります。

元を生かしつつ生活動線を考えた水回りの移動や、広々としたLDKを作るなど間取りを変えることで、現代の暮らしのスタイルに合わせた間取りにすることができます。

柱は構造上必要なため絶対残す

古民家で使われている柱や梁は今では手に入りにくい貴重な木材を使用していることが多いです。

長い年月にも負けない強度を持っていることが多いので、傷んだ梁や柱は金物で補強するなどして、それを生かしたデザインにすると古民家の趣や良さが出た他にはない物件になります。

壁を変える

古民家を手に入れたものの、壁がボロボロ、なんていうこともあります。お部屋の印象にも左右するのでまずは壁の修復を行うと良いでしょう。方法としては壁を塗り替えることが一番早く簡単です。

また、しっかりとした造りである古民家の弱点といえば、「冬が寒い」ということにあります。思い切って断熱材を入れた壁に作り替えることでより住みやすさがアップします。

床を張り替え、断熱材を入れる

古民家の床は人の出入りの影響が大きくダメージが蓄積しているのでガタガタして危ないことがあります。今ある床材を撤去し張り替えることで新しく生まれ変わります。

畳を張り替える、床材をフローリングにする、床下に断熱材や暖房を入れるといった選択肢があるので理想に合わせて施工をお願いすると良いでしょう。また床下の湿気が気になるという場合は床の張り替えの際に床下に換気扇をつけることがおススメです。

バリアフリーにする

昔ながらの間取りでは、玄関やお風呂場など、家の中に段差があることが多いのですが、リフォームでバリアフリーにすることができます。

段差の解消や手すりの設置などをすると、高齢になった時でも安心して住むことができます。

古民家リフォームのメリットは?

古民家のリフォームにはどんなメリットがあるのでしょうか。見ていきましょう。

柱の材料の強度が高い

昔の時代に作られた古民家に使われている優良な材料は古材と呼ばれ、今では入手困難なものもあります。

古民家の材料には、ヒノキやケヤキ、マツなどが使われますが、ヒノキの強さは1000年以上経過しても伐採時とほぼ同じ強度を持っていると言われています。

また、ケヤキやマツも400年は耐久性があると言われているので、今の時代の一軒家と比べても丈夫で強度の高い柱が使われているという安心感があります。

ただし、すべての柱に言えるわけではないので必ずチェックすべきポイントでもあるでしょう。

 資源の保護になる

古くなった家や柱や梁などの材料を再利用してリフォームをするので、環境面でも資源の保護につながります。エコロジーで自然に優しく、環境保全に貢献することができます。

また、古民家には化学物質が使用されていないので、シックハウス症候群やアトピー、アレルギーなどの原因物質を含む材料が使用されていません。環境にも人にも優しい暮らしをすることができます。

家は地球資源を切り崩して作っているので、スクラップ&ビルドの作っては壊すというサイクルを少しづつ減らせれればいいですよね。

使えるものはちゃんと長く使いましょう。

 固定資産税が軽減できる

固定資産税は建築後の年数によって税額が決定するため、新築を建てたり他の中古物件を購入するよりも税金を軽減できます。

税金が少なくなった分のお金をリフォーム費用に充てるといったこともできるのが魅力のひとつです。ただし、増築の場合など、固定資産税は3年に1度評価の見直しが行われ、高くなる場合もなるので注意が必要です。

固定資産税は自治体によって細かな部分の解釈が異なるため、古民家リフォームをする際は最寄りの自治体の窓口に一度お問い合わせすることをおススメします。

 デザインに独自性がでる

現在は建築技術が発達し、様々な建物が建てられていますが、古民家は今の建築では作ることのできないデザイン性を持っています。

古民家の持つ長い年月を経た美しさや、昔ながらの日本建築の太い梁や柱を利用することで作り出せる雰囲気は、他にはない温もりやノスタルジックな味わいを与えてくれます。

リフォームの費用やポイントは?

実際にリフォームをするとなると気になるのが費用のこと。古民家リフォームの平均的な費用は、同じ新築木造の家と同等~2倍ほどかかるとも言われています。時間も費用もかかるのが古民家リフォームです。物件の状態や広さによって金額は大きく異なってきますので、予算は大目に見積もっておきましょう。

費用別のリフォーム事例

事例1:昔ながらの鴨居や梁、柱などは残し、壁・天井をホワイトに明るく、床はフローリングに。和室2部屋をLDKにし、居室から水回りまでのバリアフリー化として手すりを設置。

築年数:60年/施工期間:70日/費用:約660万円

事例2:既存の梁を見せ、天井に天窓を付けて明るく趣のある空間に。水回りの動線もスムーズに変更し、断熱改修や耐震補強を行う。古さと新しさの混同した和モダンテイスト。

築年数:60年/施工期間:180日/費用:約1800万円

事例3:築160年の古民家を全面リフォーム。バリアフリーでオール電化に、キッチンは対面式で広々としたLDKを実現

築年数:160年/施工期間:90日/費用:約2200万円

事例4:介護が必要な家族のために車椅子でも生活しやすいよう間取りを見直し、各部屋にあった段差を解消。耐震補強を行い、既存の柱や部材に合わせて新しい建具や設備を設置。

築年数:123年/施工期間:80日/費用:約3750万円

 暮らしを考えて間取りを決める

古民家は和室が続き、生活動線が良くないことがあるため、リフォームで一番考えたいのが間取りのことです。家族構成や生活スタイルによって動線は変わってくるので、暮らしを考えた間取りを決めることが重要です。

特に水回りのリフォームをする場合は電気工事や配管工事を伴い、後から間取りを変えたくなっても配水管の位置によっては希望通りの工事が難しくなる場合があります。

間取り変更は20万円以上のコストはかかりますが、優先的に行うようにしましょう。

柱などを残してインテリアに

古民家に使われている柱や梁は今では手に入らない貴重な材料を使っていることが多く、見た目でも美しさや昔ながらの風情を感じさせてくれます。柱や梁を生かすようなデザインにすることで古民家ならではのインテリアを楽しむことができます。柱や梁の強度に不安がある場合は金属などで補強を行うことで解消できます。

断熱性・耐震性を高める

古民家の弱点といえば、断熱性と耐震性が低いという点です。耐震性については建物の状態が劣化していたり、地盤が緩くなっているなど、耐震リフォームが必要となってくる可能性が高いです。

補強金具をつけるなどの工事であれば約25~50万円から可能で、およその相場としては約25~150万円です。

また、断熱性も同時に確認しておきましょう。外壁・屋根・床の周辺に断熱材を施工する方法やサッシや玄関ドアを気密性のあるものにする方法、床暖房を設置する方法などがあります。およその相場は1㎡につき約4千~3万円です。

DIYでもリフォームできる!方法は?

古民家のリフォームはDIYでできることもあります。どんなことができるのか見ていきましょう。

壁を変える

壁が汚れていたり暗かったりすると部屋全体のイメージにも影響してきます。DIYで壁を変えるのに一番簡単な方法はペンキで塗装することです。

お好みの色で壁全体を塗装することで見た目にも大きく生まれ変わります。また、つるっとした質感の漆喰やナチュラルな珪藻土を塗るという方法もあります。

床を変える

床をDIYで変える場合、まずは今ある床材を撤去します。

あらわになった根太(ねだ)の状態を確認し、場合によっては補強を行います。

もしシロアリの被害などでかなり劣化が激しいようなら、業者の方にお任せをしたほうが安全です。断熱シートを挟み、上に新しい床材を乗せていきます。床材も様々なので古民家のお部屋のイメージに合わせた物を選びましょう。

使い勝手を重視するとよい

DIYをするなら、リフォーム会社に頼むよりもより自分好みの形に変えることができます。

ご自分や家族にとって使い勝手がいいように手を加えることで、より魅力的な物件に変えることができます。

リフォーム業者を選ぶポイントは?

リフォームをしたいけれど、どのように良いリフォーム業者を選べばいいかわからないという方も多いのですが、リフォーム業者を選ぶポイントを見ていきましょう。

見積もりは3社以上から取る

費用に関して相場にも幅があり、中には悪徳業者もいて後から法外な金額を提示されてビックリ!ということもあります。

正しい判断材料を得るために複数の業者から提案を受けることをおススメします。

3社以上から見積もりを取ることで、各業者の特徴や良い点・悪い点が明らかになる上、複数の業者から提案を受けていることを伝えると値引き交渉が有利になることがあります。

地元の施工会社がおすすめ

古民家を購入しても実際にその地域に住んでみないとわからないこともあるので、地元に詳しい施工会社と関係を築いておくことがおススメです。

また古民家はリフォーム後もメンテナンスが必要となってきます。長いおつきあいをする・すぐに駆けつけてくれる距離感は重要という点でも地元の施工会社だと安心です。

ホームページのデザインセンスで選ぶ

どんな家に仕上がるかこちらのイメージで要望しても趣味や嗜好と違う場合があったりと、最終的には細かい部分は施工会社のセンスによって決まってきます。

その業者がどんなセンスをしているのか、自分と合うかどうかをホームページのデザインセンスで探ってみるのも一つの手かもしれません。

当然ホームページのセンスだけでなく、施工事例をよくチェックして自分の価値観にあう会社さんを選定しましょう。

まとめ

古民家の雰囲気には憧れるけど、どうしていいかわからないという方にも参考になったのではないでしょうか。古民家はリフォームをすることで様々なメリットがあり、より長く住まうことができるようになります。

また、住宅としてだけではなくカフェやギャラリーなどにも利用できるので改めて評価されている分野です。古民家をお持ちの方はぜひ一度リフォームを検討してみましょう。

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HANDIY(ハンディ)

「古いから全部壊して、新しいものを作る」のではなく、住まいにDIYという体験を付加し、感情やストーリーを纏って最適化しながら持続可能な住文化をつくる。

これがHANDIYの目指す世界。

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