電気も水道もない!多忙な日常から逃避できるスモールハウス

Photos: Dean Kaufman
二拠点で活動する事を選択
ニューヨーク在住のスタイリスト兼インテリアデザイナーScott Newkirk氏が、セカンドハウスとして建てたのが、この家。
「多忙な生活から離れて、自然に囲まれた休日を過ごしたい」と彼が選んだ街は、ニューヨークからは車で2時間くらいの距離にある、Yulanというところ。
生活インフラが整い、生活や仕事場の選択肢も多様に選べる時代。
これくらいの距離だと、自分の生活に置き換えても実現可能かな?と思えるセカンドハウスの間隔です。
Photos: Dean Kaufman
「何もない」という豊かさ
なんとなく田舎暮らしがしたいな~、という気軽なものではなく、彼はとにかくストイック。
ONとOFFを切り替えるために、あえて電気も水道もなし、インターネット回線も繋いでいないのだそう。
ライトをキャンドルで代用することで、明るすぎずリラックスできる空間になっています。
「モノ」はお金を払えば得ることができるが、あえて「持たない」「シンプル」にすることによって、普段の生活における「ノイズ」に気づくことができるかもしれません。
オフラインのインプットって人間本来の大事な部分ですよね。
Photos: Dean Kaufman
Photos: Dean Kaufman
Photos: Dean Kaufman
まるで周りの森と同化するかのように、室内にも植物がたくさん並んでいます。
普段暮らすニューヨークの街とは正反対の、厳かで静かなこのキャビン。
断捨離なんていう流行りとは比較にならない、シンプルな生活ができる潔さに憧れます。
「普段と違う世界に身を置く」ことでよりよいアウトプットに繋がる。
このメリハリは、人間としての幅をもたせてくれることでしょう。
via:OFFGRID
Photos: Dean Kaufman

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HANDIY(ハンディ)
「古いから全部壊して、新しいものを作る」のではなく、住まいにDIYという体験を付加し、感情やストーリーを纏って最適化しながら持続可能な住文化をつくる。
これがHANDIYの目指す世界。