二世帯リフォームするために、絶対知っておきたい大事なことは?

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二世帯リフォームのメリットやデメリットは?

二世帯住宅は一般的には親と子供それぞれが同じ建物内でエリアを分けて生活をすることで、近年ではマイホームの中で人気の高い住宅の形態となります。具体的に、二世帯住宅のメリット・デメリットにはどんなものがあるのでしょうか­。

親世代の高齢化に備えられる

メリット

  • 外部の介護サービスを利用することも方法ではありますが、安心感や経済性の面を見ても家族に世話をしてもらうことによるメリットは大きいでしょう。
  • また独り暮らしの場合の高齢者には、何かあった際に周囲に人が側にいないというのが不安の要素です。

二世帯住宅であれば、もし親に何らかの異変があったとしてもすぐに対応出来ますね。

デメリット

  • 二世帯の場合、介護される親世帯に行くことが多くなり、自分たちの世帯から孤立する可能性もあります。

奥様が介護をされる場合、ご主人や子供たちがくつろいでいる時間も親世帯で介護する場合もありますので時間の制限が出てくる問題になります。

生活費が節約できる

メリット

  • 食事等を一緒にするようなケースでは日常に係る生活費も節約できます。
  • 人数が多くなるほど生活するうえでかかる諸経費は、一人当たりのコストを下げることが可能です。

特に食費における経費削減においては大きなメリットになります。

デメリット

  • それぞれの生活の時間帯で違いがある場合、時間帯による電気・ガス料金の変動があります。
  • 二世帯として生活する前に十分な話し合いでランニングコスト等を検討していないと、後程料金の支払いの割合で衝突しています可能性もあります。

初めからきっちり半分ずつ払うなどの話し合いが持たれていれば問題発生はしにくいので生活にかかるお金の面で細かく決める必要がありますので注意しましょう。

プライバシーが問題

メリット

  • 共働きのため、親世帯が食事等を準備してくれる等とても助かります。

また、どちらかが留守中でも、安心して旅行に行けたり、その間のペットの世話を依頼できるというメリットもあるうえに空き巣などの防犯対策にも大きな効果があります。

デメリット

  • 帰宅時間や食事時間が違うので生活音や話し声が気になり、気を遣ってしまいストレスになる場合もあります。

また、それぞれの家事のやり方の違いなどでトラブルに発展することも考えられます。

デメリットはリフォームによって解決できる!

事前に考えられるデメリットを少なくするように調査を行い、リフォームによりどのような解決策があるか見てみましょう。

  • ・自分のスタイルを確保できる個室を確保する
  • ・スペースに余裕があるなら、縦割りの住宅にする

・お風呂場の位置を親世帯の寝室から遠く設置する

二世帯の条件について

  • 単独登記

二世帯であっても住居を一戸として登記する方法です

  • 区分登記

隣同士やフロアごとに住居を別としてする方法です。

  • 共有登記

親子で共有の名義にする方法です。

二世帯住宅の間取りは?

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  • 二世帯住宅とひと口にいっても、その種類は大きく3パターンに分かれます。

ここでは種類による特徴や、それぞれのメリット・デメリットも併せてご紹介します。

完全同居型

水回り設備は1 つでよく、居室だけを増やせばいいので単世帯向きの一戸建てに近い坪単価で建てられる場合に用いられます。

  • メリット

  • 面積にも建築コストにも無駄がない
  • 子どもに違う世代との暮らしを経験させることができる

万一の病気・事故に気づきやすい

  • デメリット

  • お互いのプライバシーを保ちにくい
  • 生活スケジュールや家事のやり方などの違いが気になる

ゲストを招くときに気を遣う

部分共用型

玄関や水回りなど、家の一部分だけを共有し、個室を多く用いられる場合が多いようです。

メリット

  • 面積が限られていても、二世帯住宅リフォームがしやすい
  • 水回りの数が少ない分、建築コストとメンテナンス費用を削減できる

両世帯のふれあいが増え、コミュニケーションを図りやすい

デメリット

  • 気配が伝わる分、お互いのプライバシーを保ちにくい
  • 洗面室・浴室が共有だと、生活スケジュールのズレが気になる
  • 水回りの使い方や家事のやり方などの違いが気になる

玄関が共有だと、ゲストを招くときに気を遣う

完全分離型

  • 例えば1階が親世帯で2階以上が子世帯など、建物自体はひとつでも住空間が全く別となっている形態です。

キッチン・バス・洗面室・トイレなどの水回り設備が2 か所ずつ必要になります。

メリット

  • ・お互いのスペースの独立性が高く、プライバシーを保ちやすい
  • ・キッチンが別なので、時間を気にせず自由に家事ができる

・洗面室・浴室が別なので、生活スケジュールのズレが気にならない

デメリット

  • ・各世帯のスペースをある程度とるため、広い敷地が必要になる
  • ・水回りの数が多いため建築コストやメンテナンス費用がかかる

・お互いの気配が伝わりにくい分、万一の病気・事故に気づきにくい

リフォームの前準備は?

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将来的にトラブルが発生しない、理想の二世帯住宅を作るために事前に準備が必要になりますが、どのようなポイントを抑えておくべきかご紹介しましょう。

リフォームについてよく話し合う

  • まとめ役が仕切りながら話し合いたいテーマを箇条書きにして意見を出し合いましょう。その結果内容もあとから「言った・言わない」にならないように記録をつけるとトラブルになりにくくなります。
  • 特に光熱費など、今後発生する金額面はきちんと話合いましょう。
  • ある程度希望を出し合い、ハウスメーカー、工務店、設計事務所などに相談するとよりスムーズに進みます。

依頼先との打ち合わせには、できるだけ二世帯で一緒に参加することがポイントです。

周辺の治安や学校を確認する

特に子どもがいる場合は、親の実家に住むことで学校区が変わる可能性がありますので、通学の際の周辺の治安や、通学時間や学校区情報の充実度などを事前にリサーチしておく必要があります。

内覧会などに参加する

間取りに関しては二世帯住宅物件の内覧会に参加すると、イメージが湧きやすく今後の間取りなどの参考にもなります。

リフォーム補助金あり!同居による税制優遇の種類や特徴は?

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二世帯住宅を建てるとき、一定の条件を満たせば、国や各自治体から補助金が下りることがありますが、一体どのようなものでどのような場面で活用することが出来るかご紹介します。

助成金について

申請にはさまざまな手続きが必要ですが、家づくり費用の一部を補助してもらえることを考えると、利用しない手はありませんよね。

三世代同居加算

  • 三つの世代がひとつの家に同居することで省エネに繋がり、生活用品のまとめ買いにより経済面でも大きなメリットが出てきます。
  • 促進するために講じられているのが補助金制度や税制上の軽減措置などです。
  • いずれの場合も三世代同居を目的として、居住する住宅をリフォームした場合に適用されます。

対象となる工事はキッチン・浴室・トイレ・玄関の増設で、リフォーム後にこれらの設備・場所の2種類以上が複数、2ヶ所以上になる必要があります。

地域型住宅グリーン化事業

  • 地域型住宅グリーン化事業は2015年から実施されおり、地域における木造住宅の生産体制の強化や環境にかかる負荷を低減させるために、中小住宅生産者が木材や建材流通などの関連事業者と連携して共にグループを作ります。

省エネルギー性・耐久性に優れた木造住宅、また、三世代同居住宅の支援を目的として、グループ内の中小住宅生産者が住居を建てる場合に補助されるものになります。

長期優良住宅

  • この制度は質の高い住宅と子育てしやすい環境整備のために、既存住宅の性能向上のためのリフォーム工事や三世代同居の為の工事を対象に、国が事業の一部を補助するというものです。
  • 補助金を得るためには、長期優良住宅化リフォーム推進事業の制度に登録しているリフォーム会社に工事を依頼する必要がありますので確認してみましょう。

書類作成や補助金の申請もリフォーム会社が行い、それまでの過程はすべてリフォーム会社などに委ねることになりますが、最終的には施主に補助金が還元されます。

ゼロ・エネルギー住宅

  • 設備などの省エネ性能が高く再生可能エネルギーの活用ができる住宅のことです。

さらに年間で使用される石油や天然ガスといったエネルギーがほぼゼロとなることが条件となります。

建ぺい率・容積率について

暮らしやすい二世帯住宅を建てるためには、広さも重要なポイントになり、限られた土地を有効活用するための割合となります。

建ぺい率

  • 建ぺい率とは、敷地面積に対して建物を建てて良い面積の割合のことをいいます。産出方法は2階建て住宅の場合、面積の広い階の面積がメインになります。

一般的には住居専用地域で30~60%が一般的ですが、それぞれの市町村ごとに割合が異なります。

容積率

  • 容積率とは、敷地面積に対する延床面積の割合のことです。
  • 建ぺい率と違い、1階と2階の両方を足した面積で算出します。

容積率も市町村ごとに割合が異なるため、事前に問い合わせる必要があります。

リフォームに関する贈与税とは?

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  • 住宅購入の際に資金を親から出してもらった場合には贈与税がかかります。

具体的に贈与税の特徴から海浜方法までを解説していきます。

贈与税とは

  • 贈与税とは個人財産を無償で個人に贈与した場合に、受け取った側に課せられる税金です。
  • しかし、毎年1月1日から12月31日までの1年間に贈与する金額が110万円以下ならば贈与税はかかりません。

110万円以上の場合は、110万円を引いた金額に対して通常の贈与税がかかります。

二世帯リフォームで贈与税が発生するケース

  • 親が所有する建物をリフォームして多世帯住宅とする場合

リフォーム費用を子供が負担しても、親がその増改築部分の所有権を取得することになるため、子から親へ、その費用部分が贈与されたとみなされます。

  • 親が所有する建物を取壊し、多世帯住宅を新築する場合

親が建物の所有権のすべてを取得した後に、子に持分を半分贈与したとみなされます。

贈与税回避の方法

  • 親から子・孫に対して住宅資金として財産を贈与するという場合には、一定金額まで贈与税がかからないという非課税の特例があります。
  • 一定金額とは贈与された年の合計金額2000万円以下とされています。

税金に関しては様々なケースがあるので、ハウスメーカー等の相談窓口や税理士などの専門家に相談して、後々トラブルが起きないようにしておきましょう。

事例あり!リフォームの方法別の費用は?

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  • ところで、実家を二世帯住宅にリフォームするには、いったいどのくらいの費用が必要なのでしょうか。

どんな設備機器を選ぶかなどによって金額に大きな差が出ますので、一例として参考にしてください。施工費と設備費のみになります。

フロアを増築する

  • 限られた土地を有効活用することで、居住空間を確保したい場合は増築がおすすめです。ただし、既に建ぺい率を満たしている場合には増築できません。

例えば、2階部分の間取りを変更する場合、和室2室をつなげて洋室へリフォームを行い収納スペースやシャワールームを新設した場合で、費用は1200万円前後となります。

間取りを変更する

 

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  • 両親が2階部分を使っていない場合は、2階部分のみをリフォームして二世帯利用することで費用を抑えることができます。
  • 内容としては完全分離型へのリフォームの形に近く、キッチン、浴室やリビング、玄関、バルコニー・ベランダ等必要な部分のリフォームが可能です。

費用についてはリフォームのか所数にもよりますが、約1000万円以上は見ておきましょう。

離れをリフォームする

  • 敷地内に使用していない離れがある場合、完全分離型の二世帯住宅へリフォームが可能です。離れの場合、水まわりがそのまま使用できればコストが削減が可能です。
  • リフォームを検討する際には、親世代、子世代どちらが住むのかによって間取りが変わります。

例えば倉庫として使用していた部分を、住居スペースへリフォームする場合、キッチン、トイレ、外壁等のリフォームが必要になります。費用は1100万円以上が相場のようです。

 バリアフリーにする

 

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  • 家の中で段差があるなど、高低差がある場合、車いすや歩行の際にストレスとなってしまいます。
  • 段差の他にも廊下や階段使用の際に手すりを設けたり、トイレの幅を広く変えて車いすごと出入りすることも可能です。

費用については約10万円以上で、場所によっては50万円を超えるか所もあります。

最後に

Man and Women Hand Shake

  • 世帯住宅を建てた場合、理想的な暮らし方はつかず離れずということです。
  • 一言で言っても難しいと感じるかも知れませんが、どちらかが我慢を知られるのではなく、気付いた点は話し合いの場を持つということです。

親子どちらにとっても、快適な環境でいられる二世帯住宅を目指したいですね。

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HANDIY(ハンディ)

「古いから全部壊して、新しいものを作る」のではなく、住まいにDIYという体験を付加し、感情やストーリーを纏って最適化しながら持続可能な住文化をつくる。

これがHANDIYの目指す世界。

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