グッドデザイン受賞!DIYグッズ「ラブリコ」ってなに?
グッドデザイン賞を受賞したDIYグッズ「ラブリコ」ってなに?
ラブリコとは、2016年度グッドデザイン賞を受賞したDIYグッズで、部屋に2×4材を柱として立てることができ、女性や家族が楽しめる安全で手軽なDIYグッズなんです!
その使いやすさと使い道の広さから、現在ではDIY必須アイテムといっても過言ではなくなってきています。
棚や収納スペースが欲しい場所に壁を傷つけることなく設置できるので、賃貸や新築でも気にせず使うことができ、とても人気の商品です。色も豊富でデザイン性にも優れています。
ディアウォールと何が違うの?
ディアウォールとの違いを簡単にいうとバネの力だけで突っ張っているのか、バネとネジの力で引っ張っているかということです。
前者がディアウォール、後者がラブリコです。
ラブリコはディアウォールにはないネジ、いわゆるアジャスターがあることで天井や床との接続部分を細かく調整することができます。
また、接続部分のパーツが様々あるのでそれらを組み合わせながら棚を作ることができるのも特徴です。
部品についてはこの後ご紹介します。
パーツの色や種類は3色
ラブリコは色やパーツの種類が豊富なのも魅力です。色はオフホワイト・ブロンズ・ヴィンテージグリーンの3色です。
ナチュラルなインテリアにはオフホワイト、ジャンクで男前なインテリアにはブロンズ、カントリーヴィンテージな雰囲気のお部屋にはヴィンテージグリーンなどそれぞれのお部屋の雰囲気に合わせて選ぶことができます。
パーツの色に合わせて木材を塗装することでより雰囲気が引き立てられ、インテリアを楽しむことができます。
パーツもアジャスターの他に、棚受シングル・棚受ダブル・ジョイントの3つがあります。
「棚受シングル」は柱となる2×4材に取り付け、棚板を支える受け具です。
ネジで止めるようになっているので調整しながら棚位置を決めることができ、マーキングする必要がありません。
「棚受ダブル」は柱となる2×4材に両側から棚板を取り付けるための部品です。
先ほどの棚受シングルは柱に対して片方のみに取り付けられますが、ダブルだと柱に対して両側に取り付けられます。
「ジョイント」は柱となる2本の2×4材を接合できる部品です。
柱となる2×4材が取り付けたい場所の高さに足りない時、これを使うことで二つの2×4材を組み合わせて取り付けられるので余った2×4材も活用できます。
これらパーツを組み合わせることでより理想に近い壁面収納を作ることができますね。
カインズやコメリなど、ホームセンターで買えちゃいます
そもそもどこで購入できるの?と思われている方もいるのではないでしょうか。
ラブリコはホームセンターで買えちゃうんです!カインズやハンズマン、コメリなど大きなホームセンターには大体置いてある商品です。お手軽に手に入れられるのが嬉しいですね。
建材が置いてあるホームセンターに行くと2×4材もラブリコと一緒に検討しながら購入できるのでオススメです。
ノコギリつ使わない便利なセット商品もある
ラブリコは単品の販売はもちろん、便利なセットの商品もあります!ラブリコのパーツと2×4材のセットです。
取り付けたい場所の高さにあわせて注文することでカットされた木材とパーツが届き、組み立てるだけで壁面収納ができてしまいます。
ノコギリを使っての切断作業をする必要がなく、安全で簡単に作ることができる嬉しいセットです。
ラブリコの具体的な使い方は?
さて、ここまでラブリコのパーツの種類についてご紹介してきました。
ここからは、実際にどう使うのか、何を準備しておけばいいのかなど壁面収納を完成させるまでに必要なことをご紹介していきます。
どんな木材を使うといいの? 2×4材(ツーバイフォー材)を使おう
ラブリコと組み合わせて使う木材は2×4材(ツーバイフォー材)といって、建築物の柱に使われるものです。
DIYでも使用されることが多いもので柔らかい木材です。
建築に使われるものなので、どこのホームセンターでも購入できます。使用できる木材はラブリコの公式サイトにて紹介してありますのでチェックしてみてください。
引用:https://www.heianshindo.co.jp/labrico/howto/mokuzai/
あると便利な道具って?
ラブリコのほとんどのパーツはネジが付いており、ネジでの調整になるのでほとんど工具を使いません!
しかし、ジョイントパーツだけはビスで固定する必要があるので電動ドリルがあるとスムーズに作業が行えます。
また、自宅で寸法を測りながら木材を切っていきたいという方はノコギリが必要です。
しかし、最近はホームセンターでカットをしてくれるところやホームセンター内に作業場があるところも多いので、事前に計画しサイズを決めておくことでカットする作業を家でしなくてよく、安全性もありますし、後片付けも楽になります。
寸法はきちんと計測!台無しになることも…
ラブリコを使って棚を作る際、1番大事なところは採寸です。
ここを間違ってしまうと全てが台無しになってしまいます。
先ほどもご紹介したように、ホームセンターでカットしてもらう際は間違いのないように伝えましょう。
柱の長さの目安としては棚設置を予定している場所の高さの−90mmで切ってもらいましょう。
強度ってどうなの?
そもそも強度は大丈夫なの?と思われている方も多いのではないでしょうか。
ラブリコの強度について詳しく書かれている方がいらっしゃったのでご紹介します。
ラブリコ「2×4 ジョイント」の場合は、柱1本当たり10kg までとなっています。
このほか、棚板の両側に柱を立てる場合には、メーカーより発表されている使用荷重は実験値ですが、設置場所や、使用木材によって条件が変わる為、保証されているものではありません。
ちなみにメーカーが公表している、使用例の耐荷重は、SPF 1×4 材を棚板として使用する場合は長さ100cmまでで10kg まで。
SPF 1×6 材を棚板として使用する場合は長さ100cm までで15kg まで。
SPF 1×8 材を棚板として使用する場合は長さ100cm までで20kg までとなっています。
引用:https://homecenter-diy.com/
雑貨を飾ったり、植物を飾るのには問題ない強度ですね。
少し重いものを乗せたいときは、柱の間隔を狭くしたり、棚板の木材を厚めのものにするなど工夫をしてみてください。
ラブリコの活用例は?
ここからはラブリコの活用術をご紹介します!
ここまでご紹介した様々なパーツや幾つかの木材を組み合わせ、駆使することでいろんなスペースでラブリコが活躍します!
これから紹介する作成例を参考にお家の空きスペースやインテリアに合わせて工夫して楽しんでみてください。
玄関編
まずは家の顔となる玄関。ラブリコを使ってお洒落な空間でお客様を迎えたいですね。それではご紹介していきます。
お気に入りのものが増え、かさばってしまうシューズクローゼットもラブリコを使うことでおしゃれに見せて収納することができます。まるでセレクトショップのようですね。
このようにアイアンバーなどを活用することでより便利に、自分好みのスタイルにすることができます。
キッチン編
調理器具や調味料で溢れかえってしまうキッチン。キッチン周りが片付かないと料理に向かう気持ちも上がらないですよね。しかし、ラブリコを使えばスッキリと使いやすいキッチンに変わります!それでは実例をご紹介していきます。
キッチンカウンター部分を利用して内窓を作成しています。デザインガラスを入れてカフェのような雰囲気です。入れるガラスの種類によっても雰囲気が変わりますし、このようにポイントになる部分があると毎日が楽しくなり、友達を呼びたくなりますね。
物が溢れ、使いづらくなってしまうコンロ周りも綺麗に大人な雰囲気でまとめられています。それぞれの調味料がわかりやすいようにカゴやネームシールなどを活用するのもオススメです。コンロ周りがスッキリ片付くとさらに料理がスムーズに、楽しくなりそうですね。
自分の使い勝手に合わせてラブリコでキッチンをアレンジしてみてください。
洗面所編
シャンプーやボディソープ、洗濯洗剤のストックや洗濯ネットやタオル、シェイバーなど洗面台周りは何かと置いておくものがたくさんありますね。ラブリコを使って綺麗に整理しておくことでストックの状況も把握しやすいですし、使い勝手もよくなります。そんな洗面所での活用法をご紹介します。
直したいもののサイズ、量に合わせて自分好みに棚を付けられるのがいいですね。ラブリコを上手く活用して洗面所をスッキリまとめられています。このように棚受もアイアンのものを使ったり、こだわりのものを使うことでさらにお気に入りの空間になります。
ミラー収納の下にワンバイのラブリコを使って棚を突っ張ることでごちゃごちゃしがちな洗面台の上もスッキリとしていますね。ラブリコの中には縦だけでなく横にも突っ張ることができるパーツもあるのでこのような飾り棚にオススメです。
このようにオリジナルの工夫をして自分にあった使い勝手のいい棚を作ってみましょう。
クローゼット編
一人暮らしの部屋のクローゼットがない!足りない!と悩まれている方も多いのではないでしょうか。ワンルームだとクローゼットがない場合もしばしばあります。そんな時は、ラブリコを使ってお部屋の一部をクローゼットにしちゃいましょう。
有孔ボードや可動棚用の金具、アイアンの棚受などDIYパーツを組み合わせて登山用具を直す収納を作られています。大切なものは綺麗に保管したいですよね。このように様々なパーツを組み合わせることで自分なりの収納スペースを作ることができます。
また、クローゼットに直してしまうようなバッグや帽子、ボックス収納などもラブリコを活用して見せる収納を作ることで好きなものをカッコよく、お洒落にディスプレイすることができ、ますます愛着が湧いてきますね。
さて、今回はラブリコとは何なのか、商品の紹介や活用法についてご紹介しました。場所を選ばず、使いたい場所のサイズに合わせて活用できるのがとても魅力的ですね。ぜひラブリコを活用してDIYを楽しんでください!
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