雨の日に子供が喜ぶ?熊本第一幼稚園【中庭】の秘密

雨を最大限に活かした幼稚園デザインとは?
あなたの育った幼稚園はどんなデザインでしたか?
雨が降ると外で遊べず、梅雨の時期はエネルギーを使いきれなかったのではないでしょうか。
熊本市にある第一幼稚園は雨が降ると、屋根のない中庭に大きな水たまりができるようにデザインされています。
乾ききらない雨上がりの土の園庭では、遊びが制限されるけど、この水溜りで園児たちは思う存分遊ぶことができるのです!
まるでホテルのようなとっても洗練された施設です。
大人も、子供もワクワク!!
2階部分も限りなくオープンに作られています。
厨房もガラス張り。
園児の食への関心も高まります。
トイレも開放的!
作り手の園舎にかける強い想い
設計は株式会社 日比野設計「幼児の城」
設計したのは 神奈川県にある日比野設計、「幼児の城」
日本国内に数々の創造的な園舎を作ってきました。受賞歴も数知れず。
日比野設計「幼児の城」のカンパニーポリシーがイケてます。
「少しでも、日本全国に良い園舎を創りたい」
「子供達がすくすくと成長出来る園舎」
「先生達がみんなに誇れる園舎」
「お母さんやお父さん達が預けたくなる園舎」園が培ってきた歴史を踏まえ、土地の歴史や特性を踏まえ、
その土地にしか建たない、世界でたった一つの園舎をお客様の為に建てたい。オンリーワンの園舎を創る為に、園での毎日が少しでも幸せになる様な環境創りの為に、
建築設計のみに特化し、常に最新の情報を集め、お客様へ最高の情報を提供する。
そして最高の園舎を提供する事が私達「幼児の城」のテーマです。
まさに、一貫して子供ための園舎を目指しているようです。
真に子供達を強く成長させるきっかけ
また、公式Facebookページの中で「安全」を盾にした子供たちへの過保護、過干渉を否定し『真に子供達を強く成長させる事が大切』にできる園舎を創りたい。
常に先回りして安全を確保するのではなく、子供たちがいろいろな経験をして学んでいく、そんな環境や商品を提供していくのが望ましいのだと述べています。
そして、海外でも取り上げられ反響を呼んでいるようです。
そこには、独創的、楽しい、面白いというだけでなく、たくさんの経験を積み子供を強くしたいという設計会社の思いが込められているのです。
驚くほどの可能性を持っている子供たちとその未来のために。
Via:e-ensha,spoon-tamago

WRITTEN BY
HANDIY(ハンディ)
「古いから全部壊して、新しいものを作る」のではなく、住まいにDIYという体験を付加し、感情やストーリーを纏って最適化しながら持続可能な住文化をつくる。
これがHANDIYの目指す世界。