簡単に穴あけできる工具【ホールソー】プロも重宝する理由は?

HANDIY(ハンディ)
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プロも重宝するホールソーとは?

大工や家具職人、DIY好きの方が重宝するホールソー。名前だけ聞いてもピンとこない方も多いのではないでしょうか?

ホールソーとは様々な材料に「穴をあけるために使用する工具」です。

部品によって大きさも様々で、穴をあける素材や用途によって調節できるのがいいところです。今回はそのホールソーについて特徴や種類、使用方法、注意点など詳しくご紹介します。

円状になった刃で素材に穴をあける!

ホールソーvia:miraie

ホールソーは、電動ドリルやインパクトドライバーにセットできるビットの一種で、筒状になっており先端がギザギザと刃の形になっています。回転しながらギザギザの刃の部分で素材を切ることで穴をあけます。種類によって金属や木材など様々な素材に穴あけが可能です。種類によって見た目も様々です。

テーブルに穴を開けて、コードを通すのも簡単!

使い方は先ほども少しご紹介したように、電動ドリルに取り付けて使用します。装着は手動で行い、装着したらプラスドライバーと同様にインパクトドライバーのスイッチを押して回転させ、穴をあけていきます。ホールソーを使うことで労力を使わず、作業も簡単に素材に穴をあけることができます!テーブルにコードを通すための穴をあけたい時や、部品を取り付けるための穴をあけたい時などに使えて、DIY好きにはありがたい工具です。

木材・樹脂・金属など、色々な材料に穴をあけられる万能さ

ホールソーで穴をあけられる素材としては木材や樹脂、金属などです。木材に穴をあけるには棒状のドリルビットを使用することが多いですが、ドリルビットで金属や樹脂に穴をあけるのは大変です。しかし、ホールソーを使用することで様々な素材に簡単、確実に穴をあけることができます。ホールソーで開けられる穴の大きさは直径最大100㎜なのでそこまでの穴であれば部品を付け替えることによって様々な大きさの穴をあけることができます。

配管工事や電気工事作業で大活躍!

ホールソーはその使いやすさから、職人さんに重宝されています。主にキッチンの水栓や洗面台の水栓への配管工事の際に天板に穴をあけたり、電気の配線を通すために壁に穴をあけたりと住宅工事やリフォーム工事の際に使用されることが多い工具です。

種類が豊富!素材に合わせてホールソーを使い分け!

さて、ここまでホールソーとは何かをご紹介してきましたが、先ほどもご紹介したように、ホールソーは様々な素材に穴をあけることができ、素材によってホールソーの種類を変えて使用します。上手く使い分けることによってよりDIYを楽しむことができる嬉しい工具です。ここからはそのホールソーの種類についていくつかご紹介します。

木工用ホールソー

まずは木工用ホールソーです。木工用ホールソーは、ダイカストと言われるベースになる部分と、薄く口径の違う何枚もの筒状の刃が重なっています。木工用ホールソーの特徴としては一つひとつの刃が細かく、刃の数が多いというポイントがあります。ホールソーの直径は約25~60mmの大きさのものがあり、刃を交換することでそれぞれの大きさの穴をあけることができます。板の厚みは20~40mmまでの木材への穴あけが可能です。もっともDIYに取り入れやすいのがこの木工用ホールソーなのではないでしょうか。

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超硬ホールソー

続いて超硬ホールソーです。超硬ホールソーはその名の通り、刃の部分に超硬合金を使用しています。超硬合金を使っているため、刃の硬度が非常に高く、鉄板や厚い鋼板、ステンレスなどの金属に穴をあけることができます。そのため、他のホールソーよりも刃が分厚くなっています。開口可能な口径は約15~50mmです。

バイメタルホールソー

次にバイメタルホールソーです。バイメタルホールソーは硬い金属にも穴をあけられるよう、木工用と違い、刃先に耐摩耗性に優れたハイス鋼と呼ばれる金属が使用されています。バイメタルホールソーの開口可能な口径は約15~140mmです。刃が極めて薄いものもあり、そのようなバイメタルホールソーは切削を高い精度で行うことができます。鉄板やアルミ板などの金属はもちろん、それらに限らず、木材やプラスチックなどにも穴をあけることができます。

ダウンライトカッター

ダウンライトカッターとは電気工事の際に、ダウンライトを埋め込むための穴をあけるために使用します。見た目はバイメタルホールソーと似ています。しかし、バイメタルホールソーに比べると少し刃までの部分が短く、浅く穴があけられるようになっています。これを使う事によって、電気工事がより早く、簡単に行うことができます。

コツを掴んで簡単作業!7枚刃ホールソーで穴をあける方法!

さて、ここまで様々なホールソーの種類をご紹介してきましたが、その中からDIYで最も使いやすい7枚刃ホールソーの使い方をご紹介して行きます。7枚刃ホールソーとは木工用に使われる筒状の中に7枚の刃が入ったホールソーのことを言います。7枚ある刃の中からあけたいサイズの刃を選んで穴をあけることができ、これが一つあれば木材への穴あけは大体が行えます。それでは順序立ててご説明して行きます。

刃のピンをマイナスドライバーで外す

7枚刃ホールソーは付いている7枚の刃を空けたい穴の大きさに合わせて付け替えることができる優れものです。7枚の刃がセットされた状態で販売されているので、まずは刃が止めてあるピンをマイナスドライバーで外します。

刃を選んでセットする

次に、空けたい穴の大きさに合わせて7枚の刃の中からちょうどいいものを選びます。選んだ刃を本体にセットします。しっかりと奥まではめ込んでください。

ピンを戻しドリルドライバーにセットする

刃をセットしたら先ほど外したピンをマイナスドライバーで元に戻します。ピンを元に戻したらドリルドライバーにセットします。回転数が高いドリルドライバーを使用すると危険ですので、回転数には気をつけてドリルドライバーを選びながら使うことをおすすめします。

木材を固定し少しずつ穴をあけていく

ドリルドライバーへのセットが完了したところで穴をあける作業に入ります。穴をあける際にはしっかりと固定することで安全に、綺麗な穴をあけることができます。また、刃を受ける端材を下に敷いておきましょう。

クランプという固定する工具を使うと簡単にしっかりと固定することができます。穴をあけたい位置の真ん中に印をつけておき、そこにホールソーの中心をあて、初めは軽くドリルドライバーのスイッチを引いてゆっくりと回転させながら刃を入れて行きます。徐々に回転が安定してきたら、さらに上から力を加え、穴をあけていきます。

ここで注意しておかなければならないことは1分以上続けてドライバーを回した状態にしないことです。

1分以上続けてしまうと刃が焼けてしまう恐れがありますので注意してください。また、危ないので近くに手を置かないようにしましょう。とにかく、少しずつ、ゆっくりと丁寧に穴をあけることが安全かつ綺麗にあけるコツです。

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おさえておきたい!ホールソーを使う時の注意点

ホールソーは、刃を使った工具なので、難しい作業も楽に簡単に行うことができますが、一歩間違えると凶器になってしまいます。ちょっとした不注意で大怪我や大事故につながってしまいますので、注意点をよく理解していただき、安全に作業を行うことが重要です。ここからは安全にホールソーを使用するために心得ておきたいことをお伝えします。

材料に合ったホールソーを使う

ホールソーには金属や木材などの素材の種類や素材の厚みによってそれぞれに適したものがあります。素材に合わないホールソーを使ってしまうと上手く穴が開けられず汚い仕上がりになってしまったり、無理をして大事故につながったりする恐れがあります。しっかりと素材、用途にあったホールソーを選ぶようにしてください。

確実に取り付けられている事を確認する

7枚刃ホールソーのようにピンで固定されているものや、ドリルドライバーに装着して使用するものなど取り外しが可能なものはしっかりと確実に装着されているかを確認して作業を行ってください。しっかりと固定されておらず、作業中に刃が飛んでいってしまうということが起きると大事故に繋がります。何度も慎重に確認を行うことが大切です。

ドリルの回転速度に注意する

先ほども少しご説明しましたが、ドリルの回転速度にも注意が必要です。それぞれのホールソーによって対応可能な回転速度があります。許容範囲以上の回転速度で使用することによって、ホールソーの刃が焼けてしまったり、破損したりすることがあります。また、ホールソーの刃が空転し刃の摩耗が早まってしまいます。こちらも大きな怪我や事故に繋がってしまうので十分に注意しましょう。

電動ドリル用かインパクトドライバー用か確認する

素材によってホールソーを選んで作業を行いますが、同様にホールソーを取り付ける工具本体に対しても取り付け可能なものなのかを確認する必要があります。工具に合わないものを購入してしまうと、工具自体にセットできなかったり、工具本体の故障にも繋がる恐れがあります。その結果、怪我につながってしまう場合もありますので、購入の際には電動ドリル用なのか、インパクトドライバー用なのか、必ず確認を行ってください。

ホールソーまとめ

今回は素材への穴あけの道具としてホールソーの種類と使用方法についてご紹介しました。ホールソーがあれば綺麗な穴を金属や木材など様々な素材にあけることができます。工具の力を借りて楽に穴をあけられるため、重宝しますが、同時に危険な工具でもあります。

今回ご紹介した使い方と注意点には十分に気をつけながら、ホールソーを上手く利用し、いろんなものに挑戦してみるのもいいですね。これがあれば作業の幅も増え、より理想に近いものを作ることができ、さらに楽しくなるのではないでしょうか。

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塗るものを選ばないチョークペイント

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