穴あけに便利なホールソーとは?種類や使い方、使用上の注意点を解説

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穴あけに便利な工具「ホールソー」とは?

DIYでキレイに丸い穴を開けたいというのはよくあることですが、キレイな大きめの丸穴を開けるのは至難の業。大きな口径の穴はドリルビットでも開けることができますが、サイズの大きいドリルビットになると穴が歪みがちになるので、正確にキレイな丸穴が開けられるホールソーが便利です。

ホールソーとは、金属や木材の板に大きめの穴が開けられる工具のことで、ホルソーとも表記されます。英語で書くとhole sawなので、穴(hole)を開けるためのノコギリ(saw)という意味です。DIYだけでなく、配管工事や水道工事などの穴あけ作業でもよく使われています。

ホールソーの使い方や仕組みなどを紹介していきます。

電動ドリルの先端に取り付けて使用する


ホールソーは円柱状の形をしており、先端は刃になっています。中心部にはセンタードリルが付いており、ホールソーの位置決めに便利です。

ホールソーはそれ単独で使用するわけではなく、ドリルドライバーやインパクトドライバーなどの電気ドリルの先端に取り付けて使います。

ホールソー下部が刃になっており、回転して穴をあける

 

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LENOX レノックスさん(@lenox_tools_japan)がシェアした投稿 – 2018年 8月月9日午後3時50分PDT

ホールソーの上部は電動ドリルに取り付ける差込口のようになっていて、ホールソー下部にはギザギザの刃がついています。電動ドリルのドリルと一緒に刃が回転することでキレイな円状の穴を開けることができます。

色々な大きさ・厚さの穴が開けられる

 

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フォトグラファーまゆみさん(@mayumi_works)がシェアした投稿 – 2017年 9月月2日午後11時06分PDT

開けられる穴の厚さ、直径の大きさは使用するホールソーによって様々です。ホールソーは円柱状が一般的ですが、直径が大きく高さが低いホールソーや、直径が小さく高さが高いものもあり、用途によって使い分けます。

パッケージには開けられる穴の厚さが記載されているので購入前に確認しましょう。数枚の刃がセットになったホールソーも多く、刃を交換するだけで開けられる穴の直径を変えることができるので便利です。

 

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DIY倶楽部Kouideraさん(@diykoyuidera)がシェアした投稿 – 2018年 6月月23日午前3時32分PDT

配管工事や電気工事には欠かせない

ホールソーは水道・ガスの配管工事や電気工事、空調工事などによく使われており、穴あけ作業には欠かせません。

ホールソーの種類

ホールソーは主に木工用ホールソーと金属用ホールソーに分けられ、金属用にはバイメタルホールソーと超硬ホールソーの2種類があります。その他に、多段式ホールソーがあります。

木材には木工用ホールソー

 

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DCMDIY倶楽部_DCMカーマさん(@diyland_dcm.kahma)がシェアした投稿 – 2016年11月月1日午後9時06分PDT

木工用ホールソーは通常コア底部にダイカストと呼ばれるパーツがついており、口径の違う複数枚の刃がセットになっています。ダイカストに刃を固定して使用します。金属用ホールソーと比べると、刃が薄く付属の刃数が多いという特徴があります。

開ける穴の直径が25~65mm、穴あけできる厚さは20~40mmまでのものが多く、開けたい穴の大きさに応じて刃を交換することができます。木材だけでなく塩ビパイプも木工用ホールソーで切削できます。

ステンレスやアルミにはバイメタルホールソー

バイメタルホールソーは金属用ホールソーの中でも比較的刃が薄めに作られています。刃先にはハイスとも呼ばれる高速度鋼が使用されているため、高速での金属素材の切削が可能です。ハイスは「ハイスピードスチール」の略で、HSSとも表記されます。

バイメタルホールソーはサイズの種類が豊富で、直径が15~120mm程度のものまであります。ハイスは靱性に優れているため、刃が破損することなく長持ちします。

バイメタルホールソーは比較的刃が薄いため少ないパワーで切削でき、刃の薄さが0.5mmという極薄のものもあります。アルミや石膏ボード、プラスチック、ステンレス、鉄板だけでなく、木材の切削も可能です。

ホールソーの中にはセンタードリルにスプリングが付いているタイプがあり、削りカスが押し出されるのでカスが詰まらないようになっています。

厚い鋼板や鉄板には超硬ホールソー

超硬ホールソーは刃に超硬合金を利用した、比較的刃が厚めの金属用ホールソーです。刃が厚く硬度が高いため、ステンレスや鉄板、アルミ、厚い鋼板、銅板、プラスチックなどに使用できます。直径が15~50mmのものがあります。

1本で様々なサイズに対応可能な多段式ホールソー

 

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馬関人さん(@bakanchu)がシェアした投稿 – 2018年12月月10日午前5時18分PST

多段式ホールソーはステップドリルとも呼ばれ、他のホールソーとは全く違う形状が特徴です。ハイスと呼ばれる高速度鋼を使用し、チタンコーティングされているので耐熱性・耐摩耗性に優れており、鋭い切れ味と耐久性があります。

先端から根本に向かって口径が大きくなるタケノコのような形なので、1本あると様々なサイズの穴を開けることができ、穴の拡大修正も可能です。刃の角度がゆるやかなので、面取りもできます。

多段式ホールソーはミリ(mm)表示されているので、穴の大きさが分かりやすくなっています。小さいもので4~12mmで5段、大きいものだと4~32mmで15段のドリルがあります。

木材以外に、ステンレス、アルミ、ビニル、樹脂、薄い鉄板やプラスチックなどに使用できます。

 

【種類別】おすすめのホールソー

おすすめの木工用ホールソー、バイメタルホールソー、超硬ホールソーをそれぞれ紹介します。

MOHOOの17PCSホールソー

MOHOOの「17PCSホールソー」は、19~127mmまで幅広いサイズの刃が17枚セットになっており、これだけで一通りのサイズが揃うので木工用ホールソーを買おうと考えているDIY初心者の方におすすめです。

また低価格のホールソーセットに100mmを超える大きいサイズの刃が入っていることは珍しく、大きいサイズにも対応できるので持っておくと便利です。木材だけでなく、石膏ボードやプラスチック板に使用できます。

EARTH MANの木工用ホールソー 7枚刃

分厚い木材の穴あけにおすすめなのが、EARTH MANの「木工用ホールソー7枚刃」です。こちらは刃巾50mmとなっていますが、接続部分を含めての長さなので実際には開けられる穴の厚さは50mmより短くなります。それでも、開けられる穴の厚さが30mmを超える木工用ホールソーはあまりないのでおすすめです。

7枚の刃がセットになっており、サイズは25/32/38/45/50/58/64mmです。木材だけでなく新建材や合板などに使用できます。

EARTH MANでは同じバージョンで開けられる穴の厚さが異なる「木工用ホールソー7枚刃 刃巾25mm」も販売しているので、間違えないようにしましょう。

高儀 EARTH MAN 木工用 ホールソー 7枚刃 刃巾50mm

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エイシンのHSSバイメタルホールソー6PCSセット

エイシンの「HSSバイメタルホールソー6PCSセット」は切れ味、耐久性に優れた高級ハイス(M42)を使用した本格的なバイメタルホールソーです。アサリ刃型で切削性もよく、3mm以下の鋼板、鉄板、アルミ、塩ビ、プラスチック、樹脂、木材などに使用できます。

サイズは18/20/23/28/30/35mmの6枚入りセットです。刃先が均等ではなく意図的に大小不均等になっているのは切削性をよくするためです。

エイシンの超硬セミロングホールソー

エイシンの「超硬セミロングホールソー」は、プロ品質の超硬ホールソーです。鋭い切れ味と耐摩耗性を持った超硬チップを使用することにより、品質と耐久性に優れています。

4mm以下の鋼鈑、アルミ、ステンレス、銅板、プラスチックに使用できます。サイズは電気工事でよく使われる21/27/33/42mmの4枚入りセットです。

この商品は頑丈なケースがセットになっているので持ち運びしやすいという特徴があり、仕事で使う人にもおすすめです。

ホールソーを使用する時の注意点

ホールソーは手軽にキレイな穴を開けられる便利なツールですが、刃を回転させて切削する工具なので使い方を誤ると危険です。ホールソーを使用する際の注意点を紹介します。

材料に適したホールソーを使う

木材や樹脂、金属など加工する素材に対応したホールソーを使用しましょう。木工用ホールソーで金属を切削すると強度が足りず、ホールソーが壊れてしまう可能性があります。

また、材料の厚さにも注意してください。パッケージに対応できる穴の深さが記載されているのでよく確認し、スペックを超えた切削は控えましょう。

ドリルの回転速度を抑える

ドリルの回転速度に注意しましょう。特に金属用ホールソーであるバイメタルホールソーと超硬ホールソーは注意が必要です。

金属板に穴を開ける際に回転速度が速すぎると、空回りしてしまい刃が摩耗してしまいます。刃が破損する原因になったりケガをする可能性もあるので、できるだけ回転速度を落として切削油や潤滑剤を塗布しながら切削を行いましょう。

また、ホールソーが大きい場合はセンタービットのスナップを防ぐために回転速度を遅くする必要がありますが、極端に遅いとセンタービットが破損することもあるので注意しましょう。

電動ドリル用・インパクトドライバー用どちらなのか確認する

ホールソーには電動ドリル用とインパクトドライバー用があるので購入前には必ず確認し、持っている工具に対応したホールソーを購入しましょう。

インパクトドライバーの場合、回転に打撃(インパクト)が加わるので 電動ドリル用のホールソーを使ってしまうと刃が破損する可能性があります。

刃をがっちり固定する

ホールソーはしっかりドリルに固定しましょう。刃が外れると大変危険なので注意してください。

木工用ホールソーの場合はベース部分のダイカストと刃が分かれています。刃はダイカストにピンで固定されているだけなので、マイナスドライバーなどでしっかりと止めましょう。

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塗るものを選ばないチョークペイント

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