ダイソーのフェイクフラワーをコーヒー染め!ヴィンテージ風にDIY

ダイソーで買ったフェイクフラワーをコーヒーで染める?
二月兎さんのインテリアの差し色はピンク。
でも余りにもピンクピンクしていて部屋から浮いていた、こちらのフェイクフラワー。
ヴィンテージ調に染めたら部屋から浮かないのではないか?と思い立ち、気軽に染めるならコーヒー染めだ、と染める事にしました。
リメ缶やリメ瓶を作っている方ならおなじみのコーヒー染めですが、紙やレース、布だけではなくフェイクフラワーも染めれるんです。
コーヒー染めの具体的なレシピ
準備は至って簡単です。
・インスタントコーヒー(ティースプーン15杯程度)
・水またはお湯(1ℓ弱)
まず、濃い目のコーヒー液を作ります。
インスタントコーヒーを水で溶きます。
お湯の方がより早く染まるとは思いますが、真冬に作ったので溶液がすぐ水になる事、素材から見てかなり長く漬けて置かないと染まらないかも、とふと気付いたので最初から水にしました。
これは単に私が飲んでいるインスタントコーヒーが水で溶けるタイプだったからです。
お湯に溶けるタイプでしたら、お湯で溶かして下さい。
濃いめのコーヒー液がポイント
コーヒー液が水で上手く染まらないかもしれない、とかなり濃いめに液を作りました。
20cmのボウルに通常飲む濃さの5倍くらいの濃さです。
ティースプーンに15杯程度、1ℓ弱の水で溶きます。
コーヒー液が出来たら逆さにして花の部分をドバっと漬けます。
この時、浸かってない部分がないかどうか、コーヒー液が花部分に浸透するまではちょいちょい気をつけていてください!
出来上がりのムラを抑える為です。
染める風合いによって放置時間を変える
今回は、丸一昼夜置いておいてみました。
コーヒー染めは紙ですと、3、4時間で染まるんですが、フェイクフラワーの素材を考慮してかなり長く漬けておきました。
(フェイクフラワーの素材に寄って染まり方も染まり具合も変わって来ます。元々のお色目によっても勿論変わります。また、細かい話ですが焙煎した豆からのコーヒーでも勿論出来ますし、焙煎の仕方に寄っても色が変わります)
丸一昼夜経ったら、コーヒー液から出したフェイクフラワーを水通しなどせずに水気を切って、洗濯バサミで逆さにしたまま1本ずつ吊るします。
そうして乾いたのがこちらです。

ちょっと分かりにくい画像で申し訳ないのですが、最初の画像と比べると、明らかにヴィンテージ調のお色目になっています。
縁が長年日焼けしたようなブラウンになっていますね。
全体もほんのりコーヒー色に染まっていました。
これはお気に入りな色です。
早速飾ってみました。

飾り棚に。
以前はブーケにしていたのですが、控えめな色になったので飾る本数も控えめに飾る方が映えるのではないか、と控えめに飾りました。
遠目から見るとこんな感じです。

ブラウンインテリアに上手く馴染むようになりました。
完成です。
目論見通りの色になって大変満足な仕上がりになりました。
後日談。

冬のインテリア用にアレンジメントも作りました。
染めたフェイクフラワー以外の資材はセリアのフェイクグリーンとフェイクフラワー、ミニ松ぼっくりです。
ピンクピンクし過ぎていて、もう飾るの止めようかな、と思っていましたが染めて良かったです。
リメ缶等でラベルのヴィンテージ加工にはよく聞くコーヒー染め。
フェイクフラワーをヴィンテージ加工するのにも向いています。
そんなに時間はかかりません。
漬けたら放って置いて乾かすだけです。
どうも色目が……と思うフェイクフラワー、フェイクグリーンを染めてみてはいかがでしょうか。
まとめ
・気に入らないフェイクフラワーをどうにかしてヴィンテージ調にしたい。
・気軽にできるのはコーヒー染め。
・コーヒー液を作って漬けて干すだけ。
・部屋から浮いていたフェイクフラワーがヴィンテージ調になり、部屋に馴染むように!

WRITTEN BY
二月兎
1975年長野生まれ愛知育ちのハンドメイド作家。
幼少の頃より建築士の父の影響を受け、建物好きになる。
ちいちゃい時からとにかく作るのが大好き気質。今はDIYとインテリア雑貨作りに向けられ、療養中でほぼ引きこもりなのを良い事に体調の良い日は気が向くままに実家の自室の雑貨を作ったり、プチDIYから大物DIYまで手がける。
ユングの16の性格分析テストでは最も珍しい【建築家タイプ】(切実ニ仲間求ム)。
得意技は記憶と妄想、手先の仕事