低コストでつくる!DIYフェンス事例9選

高額なフェンスもDIYでリーズナブルに
住宅を購入したら外構にもついこだわりたくなってしまいます。
しかし外構の料金は意外にも高額になってしまうもの。もちろん、外構こそ家の顔でもありますから、手抜きはしたくありませんよね。
そんなときは、フェンスをDIYするのがオススメ。フェンスの手作りであれば、コストを浮かせることができますよ。木材を購入して組み合わせるなどすれば、体力は多少いるものの意外にも簡単に作ることができます。
耐久性抜群で高級感あるフェンス
コンクリートブロックと支柱の土台作りまでは工務店に依頼、あとは自分でDIYされたというウッドフェンス。基礎部分はプロに頼むのが安心安全ですし、手間もかからないですみますね。
土台以外は、サーモウッドパインをインターネットで購入して手作りされたそう。サーモウッドは、防虫、防腐性能が優れた素材なうえに、蒸気を使って夏処理することで耐久性や耐腐食性も優れていますので大変丈夫な作品です。
アスペン ポプラ サーモウッド 無垢羽目板 パネリング 本実目透かしR溝 無節 無塗装 15x80x1350mm 12枚入 ...
木材の仕上げに、オスモカラーでクリア塗装を施しています。オスモカラーは、ドイツ生まれの自然塗料で、木材を保護してくれる安全・安心の塗料です。
仕上げのひと手間を加えることで、ツヤのある質感がでて高級感のあるフェンスにしてくれています。
ラティスフェンスでお手軽フェンス
家庭用のガーデニングによく使われるラティスフェンスでお手軽な目隠し用フェンスの出来上がり。
板を組み合わせて一から作る必要がないので初心者も簡単に作ることができます。
支柱は単管パイプを使用されていて非常にお手軽です。
支柱の上にフクロウとカエルの人形をちょこんと乗せられていますので、オリジナル感あふれる愛嬌たっぷりの作品に仕上がっています。
ラティスフェンスで全体の目隠し
目隠しに使われるものは板材を使われることがほとんどですが、板をキレイにビス留めする手間暇は計り知れないほど重労働であったりします。
こちらは、ラティスフェンスを使用することで大きな手間をかけることなく、全体的な目隠しを完成させたDIY。
ラティスの網目模様でカジュアル感が演出できます。さらに、万が一不審者入られてしまった場合の防犯面を考慮して、あまり重厚なタイプが好きではない方にはラティスタイプはぴったりと言えるでしょう。
耐久性や強度もこだわったナチュラルフェンス
土台部分からこだわって作られた頑丈かつオシャレなフェンス。
支柱は耐久性や強度に優れたイペ材を使用。南米産の広葉樹で、高い耐久性をもつハードウッドの代表格、安心の素材です。
さらに横板に使われているのはタナリスCYと呼ばれる腐朽やシロアリなどの害虫に高い効果を示す素材になっています。
先を見据えた耐久性あるしっかりしたフェンスはまさか自作とは思えない仕上がりになっています。
笠木はデッキをつくったときの材料を使っているそですが、ナチュラルカラーでオシャレ度抜群ですね。
土台もしっかりの目隠しフェンス
セメントで基礎もしっかり固められた目隠しタイプのフェンスです。
ちょっと色あせたカラーリングがアンティークで素敵です。釘は、あえてのシルバーにすることでカジュアルな印象を与えることができます。
支柱も台風や強風が来ても耐えられるように太めの木材をセレクト。安全第一、耐久性が大切なフェンスなので、支柱は安定感のあるものを選びましょう。
備え付けのブロック塀を再利用しての簡単目隠しフェンス
もともと備え付けられたブロック塀を使用しての木製の目隠し用を作られています。基礎部分があると、コストを抑えて比較的簡単に取り付けられますね。
備え付けられていた柵はただの境界線としてしか意味を成しませんが、板を取り付ければプライバシーを守ってくれるフェンスに変身。周りからの視線が入りやすいお庭は目隠し対策を施せばプライバシー空間をより満喫できます。
北欧チックなオシャレかわいいホワイトフェンス
こちらはホワイトにペイントされたちょっと北欧チックなオシャレなフェンス。木材の板は三角に自分でカットするなどのこだわりで、非常に愛らしいフェンスに仕上がっています。
ペイントはしっかり三度塗りすることによって、均一なカラーに仕上げています。180センチの大きい木材を使っているので、塗るのもなかなかに大変だったそう。
庭の大きさや目隠ししたい高さなどを検討して、自分の家にあったフェンスうをDIYしましょう。ガーデニングが趣味の方は、園芸との相性も考えてみるといいですね。
丈夫で壊れにくいフェンス
こちらは一度台風で壊れてしまったフェンスを、また一から作り直したというDIY。今度こそ壊れないようにという想いがこもった太めの支柱が印象的です。
横板を互い違いに組み合わせことで、奥行き感のあるフェンスになっています。ちょっとしたこだわりで、他の家とは違うオリジナル感のあるフェンスができちゃいます。
材料は一部外構業者からお取り寄せの安心フェンス
実は一から材料を揃えて作ることだけがDIYじゃないんです。
こちらは基礎石と支柱だけ外構業者の依頼して施工してもらい、あとは自分で購入してきた板を付けて完成させたという半DIY。ダークブラウンで揃えて、大変落ち着いた雰囲気で素敵に仕上がっています。
基礎部分を信頼できる業者さんから購入したものですから強度も安心です。板部分の材料準備から施工までを自分でやるだけでも、グッとコストを削減できます。
自信がない部分は業者にお任せすれば初心者でも気軽にできます
DIYとヒトコトに言ってもレベルは様々。初心者の方や時間がない方は、ある程度の材料は業者に注文するか、基礎の施工だけ業者に依頼するかなどすると時間をかけることなく仕上げることが可能になります。
頼れるところは頼ることで、仕上がりも美しく、かつ安全なフェンスをDIYすることができます。自分でイチから作る場合でも、どうしても外の空間なので、台風や突風に負けないように強度のある作りを心がけましょう。
もちろんすべてDIYすれば、コストは下がります。時間と労力はかかってしまいますが、自分で全て完成すればその分思い入れも深まりよりマイホームを大切にする気持ちも芽生えてくるものです。
ぜひ目隠しなど検討されている方は、他の方のフェンスDIYの様子を参考にしてチャレンジしてみてください。

WRITTEN BY
HANDIY(ハンディ)
「古いから全部壊して、新しいものを作る」のではなく、住まいにDIYという体験を付加し、感情やストーリーを纏って最適化しながら持続可能な住文化をつくる。
これがHANDIYの目指す世界。