【収納】6枚のドアのデザインが全部違う!DIYで作ったナイスな棚

ドゥーパ!×HANDIYコラボ企画!
日本で唯一のDIY・日曜大工マガジン「ドゥーパ!」と、日本最大級のDIYスナップ共有&メディアの「HANDIY(ハンディ)」のコラボ!
「ドゥーパ!」は、プロ並みのテクニックからいますぐ使えるアイディアまで、DIYに関する情報が満載の週末DIY・手作りライフマガジン。そんなDIY誌「ドゥーパ! 」の2019年12月号では、棚と物置と収納作りを特集。今回は、誌面よりDIYで作ったナイスな棚10連発のひとつをご紹介します。
6枚のドアのデザインが全部違う!クレイジーパターンのカップボード
「イメージはどこかから拾ってきたドアをそのままつけちゃった、みたいな。せっかく作るんだから遊んでみようと思って。ドアを6個作る機会なんてそうそうないし」と語るのは、キッチンカーなどの製作を手がける屋台作家の迎忠男さん。キッチン前に作られたカウンター下のデッドスペースに目をつけて、そこにパーティー用の食器類をしまうカップボードを製作した。
扉のデザインがすべてバラバラなのが、この作品のポイントであることは明白だが、そのままだと同じ空間にうまくまとまらない。すべてのドアにエイジング塗装を施し、テイストを合わせたからこそ、生まれるリズム感やユニークな雰囲気は、まさに唯一無二といってもいいだろう。
もともとあったカウンターの化粧板をはずし、収納スペース分をセットバックしたら、2×材と1×材で棚を取りつけただけと製作手順はいたってシンプル。収納に遊び心を加えるとこんな楽しい作品が生まれるという好例だ。
6枚の扉は2枚ずつセットになった観音開き。内部は1×材の棚板を固定して、パーティー用のテーブルウェアを収納している。収納スペース内部の奥行は約260㎜。
ドアに使われている材料はすべて1×材。
それぞれのパーツ端部を切り欠いて接合している。
デザインの違うドア6枚
それぞれのパーツ端部を切り欠いて接合している。中央にヘリンボーン柄に板材を並べたパターン。グリーンとメープル、2色のコントラストが効いている。
アクリル板を入れた小さな窓つきドア。
浮造りで仕上げた納屋風のドア。ウエスタン蝶番や赤い取っ手がデザインのアクセントに。
アイボリー調の水性塗料に汚しをかけ、トリマーで鏡板を面取りした框タイプ。
左側にミッドセンチュリー家具にある長いハンドルをつけたデザイン。
あえてカントリー蝶番を見せた框タイプ。クラック塗料で仕上げている。
Profile
- 迎 忠男さん
- DIY歴 約40年
Data
- 材料費…不明(ほぼ廃材)
- 施工期間…約3日
棚と物置と収納作り
日本で唯一のDIY・日曜大工マガジン「ドゥーパ!」の2019年12月号では、「棚と物置と収納作り」を特集。今回紹介したDIY事例以外にも、棚や物置など収納づくりの実例集をチェックできます。
自宅のスペースにピッタリで、収納力抜群、デザイン性のあるアイデアフルな棚・物置のDIY実例を豊富な写真付きでチェックできます。ミッドセンチュリー風のおしゃれでアンティークなデザインのテレビ収納ユニット作りの実践リポートも紹介されています。第2特集は「エア工具入門ガイド」、別冊付録は「小屋作り、成功のコツ30」と盛りだくさんの内容です。

WRITTEN BY
HANDIY(ハンディ)
「古いから全部壊して、新しいものを作る」のではなく、住まいにDIYという体験を付加し、感情やストーリーを纏って最適化しながら持続可能な住文化をつくる。
これがHANDIYの目指す世界。