【必読】日本唯一のDIY本「ドゥーパ!」が教える”インパクト・サンダー・ジグソー”基本工具テクニック

HANDIY(ハンディ)
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日本で唯一のDIY・日曜大工マガジン「ドゥーパ!」と、日本最大級のDIYスナップ共有&メディアの「HANDIY(ハンディ)」のコラボ!

今回は「新版 超基本 DIY木工」の一部をご紹介します!

DIYをするときに欠かせないのが「道具」。

特に、電動工具はDIYのスピード・クオリティを決める上で、重要な役割を果たします。

道具の基本的な使い方や応用テクニックを知らないでDIYをしていると、損していることも多く、危険なことも多いです。

今回は、DIY作業に必要な電動工具3種インパクトドライバー」「サンダー」「ジグソーの主な用途、基本の使い方から、道具の選び方までご紹介します。

道具の使い方がわからない初心者から、すでにDIYをしている中・上級者でも改めて見直してみることで、DIYレベルをさらにアップしたり、新たな発見をしていきましょう!

パワフルにネジ止め!インパクトドライバー

パワーが必要なネジ締めには威力を発揮!

ドライバードリルに打撃力を加えてパワーアップしたのがインパクトドライバー。

長いコーススレッドもラクラクとねじ込んでいく。

2×4工法の建築はほとんどインパクトドライバーを使って施工する。

インパクトドライバーの方がドライバードリルより高性能と思いがちだが、こちらにはクラッチ調整機能(締め付けトルクの強さを調整する機能)がなく、パワーがありすぎて小さいネジは不得意だ。

大きなものをつくるとき、ドライバードリルの次、2台目として購入するのがいい。

【主な用途】
ネジを締める
ネジをゆるめる

用語解説【コーススレッド】
木工専用のネジ。 長いコーススレッドは半ネジになっている。
ネジをゆるめる木ネジよりもネジ山が高く、間隔が広い。
長いコーススレッドは半ネジになっている。

使い方の基本

ビットを真っ直ぐあてる

ビットとネジがずれないよう徐々に回転数を上げていく。

スイッチは小刻みに軽く引くほうがミスがない。

ドライバードリルとはチャックの形状が違う!

ドライバードリルとの見た目の違いはチャック。

内部が六角形になっていて、 差し込むビットも違う。

チャックカバーも違い、 必然的にビット交換法も異なる。

ビットの取りつけ方

1.作動しないようロックする1
本体についた正・逆転ボタンをセンターの位置にして、ロックをかける。

これで誤ってスイッチに指がふれても動かない。

2.差し込むだけで装着完了チャックを指で前に引っぱり出し、ビットを差し込み、チャックをもとにもどす。

内部でビットのくぼみにロックがかかるので、はずれない。

3.試し回転をする

装着後は必ずスイッチを入れ、試し回転をして確認。

ビットをはずす場合は回転をロックし、チャックを引っぱり出してビットを抜き取る。

ネジを真っすぐ締め込むテクニック

「インパクトに負けないように軸を合わせる」

インパクトドライバーは回転する力が強力なので、ドライバードリルほど押す力は必要ない。

ただし、長いコーススレッド(木工専用のネジ)では、ビットとネジ両方の中心の軸を垂直に維持するのが難しい。

そこで、本体の動きに合わせて徐々に前傾姿勢をとり、腕だけではなく体全体で動かすようにする。

コーススレッドにビットが真上から突き刺さるように立っている。

これが、軸が合っている状態だ。このまま真下にねじ込む。少しずつ上体を倒し、本体を押していく。

力いっぱい押しつけるのではなく、こうした動きで操作をすると、軸がブレない。

インパクトドライバーが得意な木工は…

筆頭はコーススレッド打ちまくりのウッドデッキ作り。

75mm以上のコーススレッド(木工専用のネジ)を何本も打たなければいけないためインパクトドライバーでないと大変だ。

強力で作業が早いため、屋外作業の大物にもってこい!

インパクトドライバーは、長くて太いコーススレッドが得意

長さ20mm以上ならばOK。逆に20mm以下の小さいネジは苦手。

トルク調整ができず締めすぎたり、ネジが折れたりすることも。

両手持ちOK

慣れないうちや長いコーススレッドをねじ込むときは、両手で本体を押さえて操作するのもOKだ。

パワーの秘密

インパクトドライバーのパワーは内蔵された回転ハンマーによるもの。

モーターの回転力がハンマーに伝わり、チャックの溝(スピンドル) に小刻みな打撃を与えて回す。

モーターがただ回るよりも強力なパワーが生まれるのだ。

これはトルクを高める機構であるため、軸方向には打撃力は働かない。

そのおかげで、強い締めつけの割にはトルク反動は少なく持つ手が振り回されることは少ない。

広くムラなく研磨できる電動ヤスリ「サンダー」

 

サンダーは塗装の下地を作ったり、平面の仕上げには欠かせない電動工具のひとつ。

パッドにサンドペーパーを取りつけ、上から手で押さえつけて材料を研磨する。

サンダーにはいくつかの種類があるが、ビギナーはまず「オービタルサンダー」(写真上)がおすすめ。

パッドの動きが細かく、工具自体の振動も少ないため扱いやすい。

広い面積を効率的に磨け、パッドが四角という形状を活かして隅も磨きやす い。

【主な用途】
材を削る
材を磨く

【ハンドル部】
サンダーは片手、または両手で操作する。スイッチ側のハンドルは利き手、反対側は逆側の手で持つ。

【パッド】
サンドペーパーを取りつけるパッドは平らで、比較的やわらかい素材が使われている。大きなキズをつけないように注意。

サンドペーパーの取り付け方

サンドペーパーの規格サンドペーパーの市販サイズは228㎜×280㎜。

これを3等分、あるいは2等分するとオービタルサンダーの取り付けサイズとなる。

取り付け方ペーパーをカットし、一方の端をパッドのクリップに固定。

パッドとペーパーの間にすき間をつくらないようにして逆側も固定する。

持ち方

片手で持つ

利き手でハンドルを持ち、逆の手は木材をしっかりと押さえる。

木材が軽い場合や小さい場合はこの持ち方が便利だ。

両手で持つ

利き手はハンドルを、逆の手は反対側のハンドルを持つ。

パッドへの圧力が均一にかかるように動かす。木材は固定しておく

動かし方

同じ方向に動かす

同一方向に動かして磨く。

きれいに仕上げる場合には順目(ならい目)に向かって、表面を毛羽立たせるには逆目に向かって動かす。

手のひらで仕上がりを確認

木工はまさに「手仕事」

サンダーによる仕上げはその後の塗装にも影響し、作品のできを左右する。

基本は「パッドへの圧力を均一 にして作業すること」だ。

そして大切なのが仕上がりの確認。

これは目で見るだけでなく、必ず手でふれてみること。

材にふれると、見ただけではわからない微妙な磨き残しなどがわかるはずだ。

サンダーのいろいろ

サンダーにはオービタルサンダーのほか、 大きな丸いパッドの「ランダムサンダー」、 2つのローラーで研磨布ベルトを動かす「ベルトサンダー」、先端が鋭角で狭い場所向きの「コーナーサンダー」などがある。

それぞれパッドの動き方や研磨する部位の向き・ 不向きによって使い分ける。

ランダムサンダー

細かい振動と円運動をミックスして効率よくパッドが動く。

サンダー自体がややあばれるので、使うには慣れが必要。

専用のペーパーを使用する。

ベルトサンダー

専用の研磨布ベルトが同一方向に循環するので研磨面が均一な平行線になる。

主にテーブルの天板など、木目をきれいに見せたいときなどに使う。

直線も曲線もどちらもおまかせ「ジグソー」危険度の少ない扱いやすい電動工具

ジグソーは直線から曲線まで切ることができ、ブレードを取り替えるだけで木材から金属板まで切れる便利な電動工具だ。

また、窓抜き加工をするのにも活躍してくれる 。

切断速度そのものは電動丸ノコに劣ってしまうが、電動工具としては危険度も低く扱いやすい。

初心者にもおすすめできる。

初めてジグソーを買う場合には、変速ダイヤルのついたタイプを選ぶとよいだろう。

【主な用途】
直線を切る
曲線を切る
窓抜きをする
角度切りをする

【ブレード】
刃の部分。取り替え式で、材料や作業内容によってさまざまな種類のものを使い分ける。

【ロックボタン】
スイッチONのままでこのボタンを押すと、スイッチから指を離した状態でも切断可能。

【オービタルスイッチ】
オービタル機構のあるジグソーにだけついているスイッチ。3〜4段階に設定できる。

【ベース】
材料が浮き上がらないように押し付ける役割を果たす。

使い方の基本

【構え方】ジグソーは上から押さえつけて切り進んでいくため、キチンと体重がのるように半身になって構える。

目線はブレードを見下ろすように。

【持ち方】基本は片手持ち。

慣れるまでは材料をクランプなどで固定し、両手で持ってもいい。

手で材料を押さえる場合には、絶対に進行方向に手を置かないこと。

安全には気を配ろう。

【ブレードの取りつけ方】ブレードを押し込むだけで本体への取りつけは終了。

現在はこうしたワンタッチタイプが主流だが、それ以外の場合は取扱説明書にしたがう。

【使用上の注意:刃の交換時は電源を抜く】ジグソーに限らず電動工具の場合、刃の交換のときには万が一の事故に備えて電源プラグを必ず抜いておくこと。

これは鉄則だ。習慣にして、安全に作業が進められるようにしよう。

充電式の場合は、 バッテリーを外してから。

ブレードの種類

材料や作業によって使い分ける

木工用のほか、金属用、プラスチック用など材料に合わせたブレードが揃う。

また、円切り用のブレー ドがあり、作業に合わせてブレードを選ぶことができる。

オービタル機構とは?

通常、ジグソーのブレードは単純な上下運動のみだが、それにしゃくり上げ運動を追加して切断効率を上げているのが「オービタル機構」だ。

この機構があるとないでは切断スピードが断然違う。

メー カーなどによって違いはあるが、だいたい0〜3、4段階ぐらいまでしゃくりの大きさを切り替えることができる。

材質や曲線などに合わせて使用しよう。

直線を切る

1.ベースの先端を材料にあてる まずは材料を固定。

変速ダイヤルやオービタルスイッチなどの調整をした後、ベースの先端を材料にあててジグソーを構える。

このときまだブレードは材料にあてないこと。

2.墨線に沿って切り始めるスイッチを入れ速度が安定したら、墨線に沿って切り進めていく。

直線切りをサポート!

角度定規や平行ガイドで真っすぐに

ジグソーの場合、素人が真っすぐに切るのは少し難しい。

そのためガイドや定規類を用いることも多く、ひとつ持っていると便利に使える。

  • 角度定規

定規の角度が変えられるので、直線切りだけでなく、45度などの角度切断もお手のものだ。

  • 平行ガイド

ほとんどのジグソーにオプションとして付属されるのがこの平行ガイド。

ベースの先端に取りつけて使う。

  • 長めの材+クランプ

長めの材を定規代わりに使うこともできる。そのときは手ではなくクランプを使って固定する。

曲線を切る

1.急がずゆっくり切り進める切り始めまでの手順は直線切りと一 緒。

急がずにゆっくりと切り進め、切りづらくなった場合は材料を回したり立ち位置を変えると切りやすくなる。

2.曲線切りはジグソーの得意技曲線切りはブレードに負担をかけやすく、無理をするとブレードを折ったりする。

曲線切り用のブレードで無理なく切り進めよう。

失敗したら戻ろう!
墨線をはずしたら戻って再び切り出す

曲線切りの場合はとくに焦りは禁物。

一気に切ろうとせず、墨線からはずれてしまったら無理をせずにまずスイッチを切ろう。

そして墨線からはずれた位置までジグソーを戻し、再び切り始めればいい。

窓抜きをする

ドリルで穴をあける

まずは窓の墨線を引き、その対角の2カ所にドリルで穴をあける。

穴は墨線からはみ出さないように注意する。

切り始める

あけた穴にブレードを入れ、墨線に沿って切り始める。

墨線からはみ出さないように切り進める。

定規やガイドをあてるといい。

切る順番は「平行」で

切り進める順番はイラストの通り。

「平行」に切っていくのが基本だ。

こうして切っていくと材料が安定して切りやすい。

窓抜きが完成

4辺をすべて切り終わったら窓抜きが完成。

糸ノコなどでもできるが、厚い材だとかなり大変。ジグソーでもできるようになろう。

Step up:ジグソーだけで窓抜きをする

ジグソーだけで穴をあけて切り出す「プランジカッティング」という方法もある。

ベースの先端とブレードを斜めにあてて切り出す。

ゆっくりとジグソーを下ろすのがコツ。

ある程度慣れてからチャレンジしよう。

角度切りをする

1.べースのロックをはずすロックの外し方は機種により異なる。

ほとんどのジグソーの場合、最大で45 度まで角度をつけることができる。

このとき必ずブレードははずしておく。

2.角度を決めて再びロックする任意の角度にしたら、再びベースをロックしよう。

キチンと締め込まないと作業の途中でばたつくので注意。

ロック後、ブレードを取りつける。

3.直線同様に切り進めるあとは直線切りと同じように切り進める。

ジグソーが斜めになっているので、無理に押しつけたりしないこと。

4.きれいに角度がついた切り口切り口にきれいな角度がついているのがわかる。

45度同士で材を接合する木枠の「留め継ぎ」などでも、この角度切り機能は重宝する。

電動工具3種の基本テクニックポイントまとめ!怪我のないよう注意しよう

「インパクトドライバー」の基本

【主な用途】

ネジを締める
ネジをゆるめる

【使い方の基本.ビットを真っすぐあてる】

持ち方と操作はドライバードリルと同じ。

ビットとネジがずれないよう徐々に回転数を上げていく。

スイッチは 小刻みに軽く引くほうがミスがない。

【ネジを真っすぐ締め込むテクニック】

「インパクトに負けないように軸を合わせる」

本体の動きに合わせて徐々に前傾姿勢をとり、腕だけではなく体全体で動かすようにする。

インパクトドライバーは、長くて太いコーススレッド(木工専用のネジ)が得意

長さ20mm以上ならばOK。逆に20mm以下の小さいネジは苦手。

両手持ちOK

慣れないうちやネジを打ち込むときは、両手で本体を押さえて操作するのもOKだ。

「サンダー」の基本【主な用途】
材を削る
材を磨く

【使い方の基本:同じ方向に動かす】

同一方向に動かして磨く。

きれいに仕上げる場合には順目(ならい目)に向かって、表面を毛羽立たせるには逆目に向かって動かす。

「ジクソー」の基本【主な用途】

直線を切る
曲線を切る
窓抜きをする
角度切りをする

【使い方の基本:構え方】

ジグソーは上から押さえつけて切り進んでいくため、キチンと体重がのるように半身になって構える。

目線はブレードを見下ろすように。

【使い方の基本:持ち方】

基本は片手持ち。慣れるまでは材料をクランプなどで固定し、両手で持ってもいい。

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「古いから全部壊して、新しいものを作る」のではなく、住まいにDIYという体験を付加し、感情やストーリーを纏って最適化しながら持続可能な住文化をつくる。

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