ディアウォール収納棚『作り方と注意点』をわかりやすく解説!

HANDIY(ハンディ)
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ディアウォールとは?

ディアウォールとは、直訳すると「完璧な壁」という意味で、壁・床・天井を傷つけずに好きな場所に柱を作り、今まで賃貸ではできなかった壁の自由なDIYが楽しめるアイテムです。

ディアウォールは若井産業から販売されており、2×4(ツーバイフォー)という規格の木材の上下に取り付け、天井と床の間に木材を入れて突っ張ることで固定することができます。取り付けも、ただはめ込むだけなので女性でもとても簡単に設置ができるうえ、強度もしっかりしています。

ディアウォールを使って柱を立てることで、その柱を利用して壁面収納やキッチン収納など収納棚を作ることができるので、賃貸DIYの強い味方です。

ディアウォールを使えばこのようなテレビラックを作ることができます。収納力もしっかりあって見た目もとてもオシャレですね!

家電製品や食器類など物が多いキッチンにもディアウォールを使った棚を置けばスッキリと収納できます。

ディアウォールの入手方法

ディアウォールはどのように入手できるのか見ていきましょう。

購入方法

ディアウォールはホームセンターで購入できます。インターネットでも楽天やAmazonなどで購入できます。

値段

価格はホームセンターでは1,000円前後で販売されています。インターネットではAmazonで現在税込み871円~販売されています。また、ディアウォールとそれに使用する2×4材がセットになって販売されているものもあり、リーズナブルに購入することができます。

ディアウォールを使って棚を作るために必要なもの

ディアウォールを使ってDIYで棚を作るにはたくさんの工具が必要かと思われますが、そんなことはありません。棚を作るには、以下の物を揃えれば作ることができます。

なお、購入前には作成したい棚のイメージを決め、ご自宅の棚柱を設置したい部分の床から天井までの高さや、棚板となる横幅などをメジャーで測って必要な長さを計算してから購入に行くことをおススメします。

ディアウォール

まずは主役のディアウォールを用意しましょう。購入方法は前述のとおりです。カラーがホワイト、ライトブラウン、ダークブラウン、ブラックの4色あるのでお好みに合わせて選択してください。また、ディアウォールのシリーズにはこの定番の2×4材を使うものの他にも1×4材や他のサイズに対応したものもあるので、購入の際にはディアウォール本体と木材が対応しているものかどうかをよく確認しましょう!

こちらがディアウォールです。賃貸でもインテリアを自由に楽しめる画期的なアイテムです。

2×4材

2×4材とは、木の断面が2インチ×4インチの角材という意味ですが、実際は乾燥段階の収縮などで1.5インチ×3.5インチ程度で規格化されています。2×4材のことをSPF材と呼ぶ方もいますが、SPFとは樹種を表す言い方で、必ずしも2×4材とは限りませんので購入時にはきちんとサイズの確認をしましょう。ホームセンターでは購入するときに好きな長さにカットしてくれるサービスがあるので、あらかじめ計測しておいた長さを伝えるとその長さにカットしてもらえとても便利です。価格は長さにもよりますが1本500円程度から販売されています。

2×4材は柱用と棚板用をそれぞれ必要な本数用意してください。柱の長さは設置する天井の高さから45mmマイナスにしなければならないので要注意です!

また、2×4材はそのまま利用してもナチュラルな雰囲気で良いのですが、お部屋のテイストに合わせた色味を塗装をするとよりインテリアにマッチした理想的な棚を作ることができます。

木材を塗装すると一気に雰囲気が変わりますね!ヴィンテージ風に濃い色調にしたり爽やかに白のペイントをしたり、お部屋のイメージに合わせて色を選ぶのも楽しそうです。

棚受け

若井産業からディアウォール専用の棚受けが販売されていますが、その他にもホームセンターではステンレスやアイアン素材の棚受けなどが種類豊富に揃っているのでデザインや強度などでご自分の使い勝手の良いものを購入できます。棚受けは棚板の両サイドを固定するので棚板の枚数×2個必要となるので、必要な個数を計算して用意してください。

こちらが若井産業から販売されているディアウォール専用の棚受けです。ディアウォールと色を合わせて使うとオシャレですね。付属のネジも同じ色に着色されているので目立ちません。

アイアン素材の棚受けも雰囲気があっていいですね。木材の質感や色調と棚受けのデザインでヴィンテージ風やブルックリンスタイルなど様々なスタイルが楽しめそうです。

ドライバー・ネジ

棚受けを棚柱や棚板に取り付ける用にネジとドライバーを用意してください。ネジは棚受けに使う本数を用意します。ドライバーは普通のドライバーでも良いのですが、何本もネジを締めるのは意外と重労働なので電動ドライバーがおススメです。女性向けや簡単な電動ドライバーから本格的なインパクトドライバーも販売されており、価格も2千円前後から1万円以上するものまであるのでよく選んで購入しましょう。

その他

必要なものは以上ですが、その他にあったらいいものとして、水平器があります。水平器とは文字通り地面に対してものが水平になっているかをチェックする道具で、水準器とも呼ばれています。大型の収納棚を作る場合や上に電化製品などを乗せる場合はこの水平器で棚板がきちんと水平に設置されているかどうかをチェックして作ると安心です。ホームセンターなどで価格は千円台~購入できます。

また、アレンジとして棚柱を使用するということもできます。棚柱とは木材でできた溝のある柱やガチャ柱とも呼ばれるレール状のもので、これを柱となる2×4材に取り付ければ棚板が可動式になり、後から棚板を増やしたり減らしたりしたい場合にとても便利です。また、棚板を2×4材ではない板を利用することもできますので、アレンジ次第で使い勝手の良い世界に一つのオリジナルの棚を作ることができます。

こちらが棚柱を使った収納棚です。クローゼットなどは棚板が可動式だと便利ですよね。ハンガーをかけられるポールがあるのも使い勝手がよさそうです。

ディアウォールを使った棚作りの手順

ディアウォールを使ったDIYは手順も少なく腕力も必要ないので初心者や女性でも簡単にできます。手順は以下の通りです。

2×4材にディアウォールを取り付け

柱となる2×4材にディアウォールを取り付けます。取り付けは木材にディアウォールをかぶせるだけなのでとても簡単です。バネのある上パットが天井側になるのでその点だけ気を付けてください。

棚柱を使用した棚を作る際はこの段階で棚柱を取り付けておくと良いでしょう。

柱を立てる

木材に付けた上パットを設置する天井に押し付けるようにしてバネを縮めながら、木材が垂直になるように立てます。設置後に緩みやぐらつきがある場合は、下パットに付属のスペーサーを入れて調整してください。これで柱が完成です。柱と柱の間は棚板の長さの分だけ空けておきます。

棚受と棚板を取り付ける

立てた柱に棚受けを取り付けます。棚板を設置したい高さを床から測り、柱に棚受けをネジとドライバーで留め付けます。左右の柱で同じ位置になるように注意してください。棚板を仮置きし、水平器がある方水平になっているかどうかをチェックして調整します。棚板と棚受けをネジで留め付ければ、収納棚の完成です。

このような壁面収納もディアウォールを使って作ることができます。白く着色した木材にあえて擦れ感を出していてとても素敵ですね。マリンテイストの小物ととてもマッチしています。

ランドリースペースにも収納棚を作ればタオルラックや洗剤置き場になります。このようにこぼれ止めを付ければ洗剤やタオルなどの棚板に乗せた物が落ちてこないので安心ですね。

キッチンカウンター下にも絵本や小物を収納する棚を作ることができます。水色の塗装がかわいらしいですね。

納戸の中に収納棚を作ればデッドスペースを作らず最大限にスペースを活用できます。ダイソンのコードレスクリーナーも、賃貸だと壁付けできませんがディアウォールの柱に取り付ければ壁付けが可能です。

ディアウォールを使うときの注意点

柱より奥行きのある棚は危険

ディアウォールを使った柱は突っ張っているので強度はあるものの、柱の奥行きに収まる荷重は下に向かいますが柱からはみ出た部分に負荷がかかるとその方向に引っ張られるため転倒の恐れがあります。

ディアウォールの公式サイトでは、棚板は柱の表面から40mm以内に収まるようにと書いてあります。

ついつい大きな棚板を置きたくなりますが、範囲内に調整しましょうね!

ディアウォールの耐荷重は自己判断!

ディアウォールを使った柱の耐荷重は、使用状況によって大きく異なるために明確な耐荷重というのが設定されていません。

ディアウォールの公式サイトを見ても、ご自身で状況を確認しながら設置するようにとの記載があるように、自己判断での取り付けとなります。

あくまでも簡易柱なので、定期的にずれがないかチェックしましょう!

ディアウォールは横向きに取り付けない

ディアウォールは注意事項として横向きに付けることは禁止しています。2×4材自体が重量がありますので横向きにしてしまうと、木材の重さだけで柱がずれる可能性があるためです。その上に物を置くとなると重量が増してバネの力では支えきれなくなり落下する可能性があります。どうしても 横向きに設置したいのであれば、ディアウォールではなく突っ張り棒を利用するなど、用途に応じて、ディアウォールを使用するかどうか判断していきましょう。

注意点を守り安全で安心な使い方をすればディアウォールはアレンジ次第で様々な収納が作れてDIYの幅を広げてくれるとても便利なアイテムです。ディアウォールを使用した色んな方の作成例などを見てDIYを楽しみましょう!

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「古いから全部壊して、新しいものを作る」のではなく、住まいにDIYという体験を付加し、感情やストーリーを纏って最適化しながら持続可能な住文化をつくる。

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