コンテナ斬新発想!世界のコンテナハウス活用まとめ

①既成概念を超えたコンテナの組み合わせ ギャラリー&オフィス【CC4441】
海外からも注目を集めているギャラリー&オフィス【CC4441】。
建築家の早川友和氏がプロデュースを手掛け、斬新な発想とコンテナの規制サイズの概念を見事に超えた作品だ。
コンテナ好きの人にはあまりにも有名なCC4441が、僕らの視野を広げてくれたのは間違いないだろう。
Via:arch daily
作品展示やライブイベント等を行う場として建てられたこのスペースはシンプル極まりない。
つや消しのブラックで塗装され、内部は白の壁。
アーティストたちの作品をお膳立てするために、シンプルな構成で作られたに違いない。
角度や重ねる手法でコンテナの活用術を広めてくれた好事例だ。
②コンテナの集合体ホテル ベイサイドマリーナホテル
泊まりに行ってしまいました、ベイサイドマリーナホテル。
コンテナ集合体を一つの街のように見せるコンセプトが素晴らしかった。
内部はコンテナなので大きくはないのだが、組み合わせ次第でいくらでも拡張できるのだろうと思った。
宿泊した部屋はメゾネットタイプのコンテナを上下に重ねたタイプだったが、めちゃくちゃ天井高があって全くもって狭さを感じないうまい作りだ。
天井の高さって本当に重要と認識するにはもってこいのホテルだ。
Via:横浜の海辺の街
③【コンテナ再利用】スタートアップ企業のコミュニティキャンパス
サウスロンドンにある”pop brixton”は「地元のスタートアップ企業やスモールビジネス」の為に考案されたコミュニティキャンパスです。
そのpop brixtonは使われなくなった輸送用コンテナで構築され持続可能性と効率性を中心に、低コスト、低エネルギーを実現するコミュニティキャンパスとなっています。
20フィートと40フィートのコンテナによるレンタルワークスペースを提供し、その他共有部分にはカフェやキオスクの他に、イベントスペース、ワークショップスペース、スタジオも設置されることとなっています。
このpop brixtonはなんといっても”楽しそう”、”おしゃれ”、”便利”という言葉に尽きるのではないでしょうか。
小さいながらも自分のビジネス、クリエイション、そして夢の実現に向けて同じ志を持つもの同士が集まる場所というのはとても刺激的な場所になりそうです。
そしてコミュニティキャンパスにあるさまざまなスペースを提供することで、その夢の実現に向けての後押しをするというプロジェクトがあるということもとても素晴らしいところですね。
コンテナを再利用して、これだけイケてるスペースへ変貌すれば面白い人たちも集まりやすそう。
空間の力は、集まる人に影響を与えるものなので目的に沿った空間演出がマスト。
スタートアップ企業はオフィス借りるお金もままならないことが多いので、低予算でこれだけの空間をオフィスにすることはモチベーションも変わるでしょう。
Via:designboom

WRITTEN BY
HANDIY(ハンディ)
「古いから全部壊して、新しいものを作る」のではなく、住まいにDIYという体験を付加し、感情やストーリーを纏って最適化しながら持続可能な住文化をつくる。
これがHANDIYの目指す世界。