インテリアデザイナーが教える「配色づかい」6つのヒントとは?

インテリアデザイナーが教える6つのヒント
部屋に色を付け足すだけで、部屋のイメージが大きく変わることってありますよね。
DIYをしていると、どんな色を使うか、どこで使うかで迷うことも多いかと思います。
せっかく色をつけたのに、「部屋に全然合わない」、「なんか変」なんてことになったら悲しいですよね。
悩んだときは、まずはプロにヒントを聞いてみましょう!
インテリアデザイナーがあげた色を添えるときの6つのヒントをご紹介します。
①カラーは限定2〜3色
via:https://www.remodelaholic.com/
2~3色に絞ってお部屋をコーディネートしてみましょう。
このリビングルームでは、ライムグリーンとブルーの2色が使われています。
アクセントとなる色を絞って選んでおけば、白い窓やナチュラル色の敷物とも色が反発しあうことはありません。
小さな置物(植物や枕、装飾品など)は、選んだアクセント色と別の色でも問題ありません。
②中立色をあいだにいれる
via:https://www.remodelaholic.com/
お部屋のすべてのアイテムがカラフルな色のものだと、何も目立たなくなってしまいます。
だからこそ、ポイントになる色は慎重に選び、その周りに中立な色の層を重ねましょう。
これらの色が、見ている人の目を休めさせて、さらに部屋の中のアクセント色をより引き立たせてくれます。
たとえば、明るい色の枕があるベッドがあれば、白、褐色、またはデニムなどの中性のソファを検討してみてください。
中間色が背景にはいることで、枕をきれいに際立たせてくれます。
もし家具にポイントとなる色を塗ったら、サイザルやジュートのような中立の敷物を試してみてください。
逆に、アクセントになる敷物を引く場合は、中立色の家具を試してみてください。
ちょうど反対の色合いがバランスを保ち、それぞれがより良く見えるようになります!
③部屋全体で同系色の色を繰り返す
via:https://www.remodelaholic.com/
いろいろな色を混ぜてしまうと、部屋が「あまりにも雑多」になりすぎてしまいます。
ヒント1でチェックしたように、ポイントとなる色は限定するのですが、もう一歩進んだカラーコディネートにも挑戦してみましょう。
それが、選んだ色の同系色を複数使用すること。
たとえば、上記の写真では、デザイナーは青と黄をポイントとなる2色に選んでいます。
しかし部屋の中では、青、紺、淡青、アクアのような複数の濃淡のある青が使われています。
このように異なる青の色合いを繰り返すことで、統一性のある外観を維持することができます。
他にも、黄色で飾りたい場合は、マスタード、レモン、パステルイエローの色合いなどが追加できます。
④ギャラリー壁で、簡単に色みをプラス
via:https://www.remodelaholic.com/
家具などで色を追加するのが難しい場合、簡単にできるギャラリー壁がおすすめ。
好きなスポットや特別な思い出の写真を入れて、壁を楽しみましょう。
⑤テーブルの上で、色を楽しむ
via:https://www.remodelaholic.com/
家具だけで無理してカラーコディネートをしなくて大丈夫。
テーブルそのものではなく、その上に置く小物で色みをプラスしましょう!
カラフルなトレイを追加するのが、部屋に色を付ける最も簡単な方法です。
他にもカラフルな花瓶、鮮やかな花、キャンドル入れなど、安価に楽しめるものばかり。
シーズンにあわせて、簡単に交換することもできます。
⑥簡単DIY!壁の一面にアクセントとなる色を
via:https://journal.anabuki-style.com/
最後のヒントは、おそらく最も安価で、楽しくDIYできちゃう壁のペイントです。
誰もが簡単に行うことができるペイント。
壁を一面塗るだけで、おしゃれでカラフルな部屋を作ることができます。
では、6つのヒントを参考に、お部屋のカラーコーディネートを楽しんでください!

WRITTEN BY
HANDIY(ハンディ)
「古いから全部壊して、新しいものを作る」のではなく、住まいにDIYという体験を付加し、感情やストーリーを纏って最適化しながら持続可能な住文化をつくる。
これがHANDIYの目指す世界。