75歳、たった一人で作り上げた空き瓶ドームハウス「Bottle Dome shed」

カラフルな「空き瓶」で構築したドーム
遠目から見ると不思議なデザインのこのドーム、ちょっとSFなデザインにも感じますが、近寄ってみると誰もがある事にビックリします。
それは「天井が全て空き瓶で出来ている」ということ。
約5000本もの空き瓶によって作られたというから驚きです。
Pic:cuprinol
ゴシック調のお城にあるステンドグラスからインスピレーションを受けて作ったそうです。
全方位が空き瓶の天井となっているため、日中は常に太陽光を感じることができ、ドームの中は椅子と小さな池があるだけ。
空き瓶のカラーに日光が差し込むと幻想的な世界がそこには生まれます。
Pic:cuprinol
Pic:cuprinol
75歳、たった一人で完成
居住のためではなく、「心地よい時間を過ごすために作ったドーム」なのだそう。
このドームを作ったのはイギリスのリチャード・ドム氏。
年齢はなんと75歳!
たった一人で全てを作り上げたそうです。
そして、このドームは「Shed of the Year 2014」という、その年に話題となった小屋を選ぶ賞で2000以上のエントリーの中からファイナリストにも選ばれています。
また、同賞のアンケート調査ではイギリスでは「約23%の男性が自分だけの小屋で過ごす時間に男らしさと幸せを感じる」という結果も明らかになりました。
Pic:cuprinol
たしかに男性ならば自分だけの秘密基地にワクワクした経験があるんじゃないでしょうか?
それはやっぱり大人になってからも変わらないようですね。
Via : cuprinol

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HANDIY(ハンディ)
「古いから全部壊して、新しいものを作る」のではなく、住まいにDIYという体験を付加し、感情やストーリーを纏って最適化しながら持続可能な住文化をつくる。
これがHANDIYの目指す世界。