本棚をDIYしたい!簡単な作り方とおしゃれなアイデア集を紹介

HANDIY(ハンディ)
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ご自宅の収納で意外に困りがちなのが、本ではないでしょうか?

本によって大きさや奥行きが様々なので、なかなかピッタリの本棚が見つからないという声は少なくありません。また、本棚自体がかさばる家具なので、ちょうどいい大きさのものが無いというケースもあるでしょう。

そこでこの記事では、希望通りの本棚をDIYする方法を紹介します。本棚探しにお困りの方は、ぜひ参考にしてみてください。

DIYで作る本棚ならではのメリット

本棚の新調を考えると理想を叶える本棚はなかなか見つからないものです。

本棚を作ることはDIYの基本といわれており、四角の材料を組み立てるだけで完成するためとても簡単です。

また、作ることで既製品を買うよりも安く済んでしまう場合もあります。費用の面だけではないDIYで本棚を作ることのメリットを紹介します。

好みのサイズの本棚を作れる

本の量や大きさに合わせて、好きな大きさの本棚を作ることができます。

「本が増えすぎて収納場所がなくなった」、「本のサイズがバラバラで収納が難しい」など、既製品の本棚では叶えられない要望も、自分で作ってしまうことによって簡単に解決してしまいます。

さらに、大量の本を収納するという目的だけでなく、もともと本棚を持たない状態で、少量の本を置くスペースが欲しい場合にも、小型の本棚を作れるDIYがおすすめです。

好みのデザインの本棚を作れる

部屋のイメージに合ったものや、自分好みのデザインに本棚を作ることができます。

使用頻度で本の置き場所を変えたい場合、手に届く位置にお気に入りの本のサイズが合わないといった不便もDIYによって解決することができます。

お手軽に本棚を作りたい人におすすめのDIY術

DIYで本棚を作るとなると0から作り上げなければいかないのかというと、そんなことはありません。

簡単に本棚をつくるためのアイテムや、使い方次第で本棚に早変わりさせることができるものを紹介します。

ディアウォールなら工具不要

ディアウォールとは、ネジや釘を使わずに木材の柱を取り付けることができるアイテムです。

天井と床の間に木材を固定することができ、壁に穴をあける必要もないため賃貸でも気にせずDIYができる優れものです。

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ディアウォールの取り付け方と活用術

ディアウォールの取り付け方は次の通りです。
①キャップのような形のディアウォールを2×4(ツーバイフォー)材という木材の両端に取り付ける。(ばねが入っているディアウォールは、木材上部に取り付けます。)

②ばねが入っているディアウォールを天井に押し当てながら下から持ち上げて挟み込む。

ディアウォールを活かすことで、本棚以外にも次のようなDIYが可能になります。
・壁掛け収納を作る(ウォールハンガー等)
・収納棚をつける
・ラックを取り付ける(キッチンのスパイスラック等)
・扉をつける(ベビーゲート等)
・ガードやゲージをつける
・仕切りや壁を作る
・デスクを取り付ける
・キャットウォークをつける

ディアウォール使用の際の注意点

様々な用途で使用できるディアウォールですが、使用の際にはいくつか注意すべき点があります。

①カーペットや畳の上、和室での設置
カーペットや畳に設置すると下部が沈み込んでしまうため、とても不安定な状態になります。また和室の天井は持ち上がる構造になっている場合があるため、その確認が必要です。畳に設置する場合は、天井を確認したうえで、畳とディアウォールの間に広めの板を敷くようにしましょう。その際、板が滑らないようにしっかり固定をしておく必要があります。

②棚の重心・耐荷重
ディアウォールを使って棚を作る場合、取り付けた棚板の幅が広いほど前方に重みがかかり柱の負荷が大きくなります。

ディアウォール設置面の状態や取り付ける金具やネジ、フックの強度で耐荷重は変わるため、棚板や金具等の取り付けには耐荷重を意識しながら行いましょう。

③横向きの取り付け
ディアウォールを取り付けた2×4材を突っ張り棒のように横向きに使うことはできません。木材の重みで落ちてきてしまう危険性があり、手すりなどへの活用もできないので注意しましょう。

④2×4材の長さ
ディアウォールを使った2×4材の長さが設置したい部分の長さに合わない場合があります。長い分には木材をカットすることで解決しますが、短い場合にはスペーサーやジョイントパーツと呼ばれるアイテムを使いましょう。

スペーサーとは、ディアウォールに付属している高さ調節用の薄い板のことです。4mmまでのズレであればスペーサーで解決することができます。

またジョイントパーツとは、2×4材同士を繋ぐ役割を果たすアイテムで、あまりにも木材が短く長さが合わない場合にはこちらを使います。

木箱を積み重ねるだけでお気軽におしゃれ本棚に

木材を切ったり組み立てたりといった手間をかけず、木箱を積み重ねるだけでも本棚を作ることができます。

積み方を工夫すれば、驚くほど簡単におしゃれな本棚に仕上がるので、DIY初心者にもおすすめです。後半では画像つきで事例も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

本格的な本棚DIYのやり方

次は、ディアウォールや木箱など簡単に本棚を作るためのアイテムではなく、本格的にDIYで本棚を作る方法を紹介します。

必要な工具

本棚を作成するうえで必要な工具は以下の通りです。ホームセンターによっては工具を貸し出している場合もありますので積極的に利用してみましょう。また作りたい本棚の寸法は把握しておき、簡単なものならなくても良いですが、簡単な設計図を事前に用意しておくと良いでしょう。

①定規、鉛筆
木材の長さを測って、カットやネジ打ちする箇所を決める際に必要です。長さを測れる定規であれば、どんなものでも構いませんが、直角に折れた金属製の定規がおすすめです。角度を正確に測ったり、平行・垂直に線を引いたりするときにとても便利です。

②のこぎり、カッター
材料をカットする際に必要です。ホームセンターによっては、購入した木材をカットしてくれるサービスや工具を貸し出している場合もあるので有効的に活用してみてはいかがでしょうか。

③ネジ、ドライバー、木工用接着剤
材料を接合するために必要な工具です。木工用接着剤で仮止めを行うと、次のネジ打ちの作業がとてもしやすいです。しかし本棚には強度が必要なため、接着剤のみの制作はやめましょう。

DIYを行う機会が少ない方がドライバーを購入するには少々もったいないですが、釘と金槌は扱いが難しく、固定するにもネジに比べて不安定です。しかしネジとドライバーで接合を行うと、固定しやすく、やり直しや解体が可能なのでとてもおすすめです。

ネジは「木ネジ(もくねじ)」で頭の部分が平らな「皿頭」を選ぶようにしましょう。皿頭の木ネジの中でも小さめの本棚の制作に向いているのが「造作用スリムビズ(スリムネジ)」です。「紐ネジ」とも呼ばれ、細身なため板割れせず使いやすいです。また、ネジは板の厚さから1.5~2倍の長さのものを選ぶようにしましょう。

④キリ、またはドリルピット
材料を組み立てる時に、いきなり材料にネジや釘を打つのではなく、打ちたい場所に下穴を入れる際に必要です。下穴を入れておくことでネジが曲がって入るなどの失敗がしにくく綺麗な仕上がりになります。

また、ドリルピットとは、下穴を開けるためのドライバーの先端に装着するアイテムで、ドライバーをお持ちの方はこちらを利用しましょう。

⑤クランプ
木材を挟んで固定する工具です。ネジ打ちの際の押さえにくい場所や木工用接着剤が乾くまで固定したい時などにあると便利です。

⑥ヤスリ(サンドペーパーなど)
木材のささくれを取り除いたり、表面を滑らかにしたりするために使用します。100円均一ショップなどで購入でき、ヤスリの粗さは1種類だけでなく粗いものから細かいもの(120~400番あたり)を複数個用意しましょう。

⑦塗料、リメイクシート、ニス
木材の木目や質感をそのまま活かしたい場合には必要ありません。しかし完成後の耐久性を高めるためにニスの塗装は使用していくうえで大切な工程ですので用意しておくと良いでしょう。

部屋のイメージや好みのデザインに塗装したい場合には、それに見合った塗料やリメイクシートを用意しましょう。塗装後のイメージを「アンティーク風」「男前」テイストにしたい場合には、インスタントコーヒーや水性絵具での塗装を行うと安く済みます。

またホルムアルデヒドや化学物質に敏感な方は、塗料や接着剤の購入にはご注意ください。成分表示の部分に星印で含有量が示されています。星印の数は1~4つまであり、少ないほど含有量が多くなります。

おすすめの木材

木材には丸太から切り出した状態の「無垢材」と木片を張り合わせた「集成材・合板」の2種類があります。

無垢材は木本来の風合いが楽しめますが、傷がつきやすかったり反りが出やすかったりと扱いが少し難しいです。集成材や合板は、質感は無垢材に比べて硬いですが傷がつきにくく頑丈なものとなっています。お好みの木材を選んでDIYをしましょう。

本棚の大きさによっては、使用する木材を使い分けることで安く材料費を抑えることができます。以下を参考にしてみてください。また木材は、ヤスリがけの作業を減らすために、ささくれのすくないものを選ぶようにしましょう。

①すのこ
DIYする本棚が大きなものでなければ100円均一ショップやホームセンターで売られているすのこを使用して作ることができます。

②角材、ワンバイ材・ツーバイ材
少し大きめの本棚を作る場合にはホームセンターで売られている、角材や2×4材を使用しましょう。

またワンバイ(1×)材、ツーバイ(2×)材は、2×4住宅用に規格化された木材で、建築物の構造材として使われている木材です。そのため丈夫で、研磨と面取りが施されているため表面がなめらかで、加工しやすい木材です。ホームセンターや通販で安く手に入れることができるのでとてもおすすめです。

本棚の作り方

木材や工具を揃えたところで、さっそく本棚を作っていきましょう。作り方は以下の通りです

①ネジ打ちする箇所に穴開け
ネジ打ちをする個所に鉛筆などで軽く印をつけ、ネジが打ちやすいようにキリやドリルで下穴を入れておきます。

②開けた穴にネジを仮どめ
ドライバーなどを使って下穴を入れた個所に、板が貫通する手前まで打ち込みます。

③板を固定
仮どめした板と別の板をしっかり押さえながら固定し、これらの工程を繰り返しながら完成させていきます。

④ヤスリがけ
木材にささくれができている場合は粗目のやすりから細目なやすりの順番でヤスリをかけて表面を滑らかにしていきましょう。

⑤塗装
塗料やリメイクシートなどで本棚をデザインしたい場合はヤスリがけが終わった後に塗装を行いましょう。また、塗装するしないに関わらず、本棚が完成したら表面にニスを塗り、耐久性を高めましょう。

⑥ニス塗り
塗装完了後に、ニス塗りを行えば完成です。塗装を行わない場合にも、耐久性を高める目的でニス塗りを行うことをおすすめします。

おすすめの本棚のDIYアイデア集

おすすめのDIY本棚を紹介します。本棚をDIYする際はこちらを参考にしてみてはいかがでしょうか。

ディスプレイ本棚を本格DIY


本の表紙を前面に向けてディスプレイすることができる本棚です。本を置くスペースに厚みがあるため、何冊か重ねて収納することもできます。本棚に使う材料をすべて木材にしてしまうのではなく、さまざまな素材を使ってみるのもおしゃれに仕上げることができそうです。

ディアウォールで作る大容量の本棚


ディアウォールを使って作られた本棚です。好きな位置に棚板を設置することができるので本だけでなくフィギュアや写真たてなど多種多様なものを置くことができます。1番下の段のように本のサイズと棚板の大きさによっては1段に置くことができる本の量も増やすことができます。

市販では少ない横長本棚もDIYなら簡単に作れる


こちらは、本棚の屋根となる部分が開放されているため、両端の軸板にジョイントパーツを取り付けることで、本の量に合わせて棚の段数を増やすことが可能です。完成後も状況に合わせてリメイクしていくことができるので、DIYの良さを活かした本棚です。

2×4素材で作るゆったり本棚


ホームセンターでカットしてもらった木材をネジで止めただけでこんなに立派な本棚が完成します。棚板が長く、中間に支え等がないため、本を置いた際に板が少し歪んでしまっています。しかし、金具で固定したり、縦に仕切りを作り支える板を加えたりするだけで歪みを改善することができます。

木箱で作るおしゃれ本棚


工具を使わず、木箱を不規則に積み上げて作る雰囲気のある本棚です。収納性も抜群で、ボックスで小さく区切られているため、本以外のアイテムを飾ってもかっこよく決まりますね。

まとめ

DIYによって、理想のサイズやデザインに本棚を作ることができます。

ディアウォールや木箱を活用するだけで簡単に作ることができますし、これらのアイテムを使わず木材から作ることもさほど難しくはありません。

また、必要な工具や作り方などの知識があれば、DIYで本棚以外にも作ることが容易になるでしょう。

DIYの可能性を広げるために、まずはDIYの基本となる本棚をこの記事を参考に作ってみてはいかがでしょうか?

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「古いから全部壊して、新しいものを作る」のではなく、住まいにDIYという体験を付加し、感情やストーリーを纏って最適化しながら持続可能な住文化をつくる。

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