第2のリビング!「ベランダ」リフォームや費用はどのくらい?

HANDIY(ハンディ)
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事例あり!ベランダのリフォームってどんなもの?

主に私達が日頃から物干し場として利用するベランダ。しかし近年ではただの物干し場の機能だけではなく、第二のリビングのようなくつろぎのスペースとしても活用の場が広がりつつあります。

近年DIYが流行っている中、ベランダにはデザイン性はもちろんのこと、機能性や耐久性、使いやすさも考慮すべき点です。

またベランダのリフォームといってもその種類は多岐に渡るので、ご自身の理想のベランダに沿う種類、それに伴う費用などを理解する必要があります。

そこで今回の記事では、ベランダのリフォームは初心者という方にも分かりやすくリフォーム内容や手法、費用とそれぞれのメリット、デメリット等をご紹介していきたいと思います。

FRP防水加工で床を防水する

FRP防水加工とは、防水用ポリエステル樹脂と防水用ガラスマットで作られた防水層を作ることでベランダの床面に水を侵入させないようにする工法のこと。素材はFRP(繊維強化プラスチック)を用います。

工法としてはFRPで作られたシートを貼り付け、その後塗装して仕上げるというものです。軽量で丈夫な上、強靭性、追従性、耐久性に優れ、現在新築住宅のベランダではほとんどがFRP防水加工が施されています。費用的には他の後方と比べ少々高くなります。

ウレタン防水加工で床を防水する

ウレタン塗膜防水加工とは、ウレタン樹脂系の防水塗料をローラーや刷毛で塗装し、化学反応により硬化しゴム状の防水膜を作る工法です。

ウレタン塗料は柔軟性のある塗料の為、ヒビ割れなどに強く、防水効果が長時間持続します。また、現場で塗装をして仕上げる工法の為、複雑な形のベランダでも継ぎ目がなく綺麗に仕上がります。

ウッドデッキを補修する

ウッドデッキは普段から雨風に煽られ、数年たつと腐食したり、割れてしまうものです。そこまで如実に表れていなくとも、指で押すと柔らかくへこむ箇所が出てきたら補修がオススメです。

痛んだ床材を剥がす

まず、傷んでしまった床板材を剥がします。ちなみにご自身で補修を行う際には必ず軍手やグローブを着用して手が傷つかないようにしましょう。

床材はネジで土台に固定されているので、電動ドライバーを使ってネジを外すと早いです。ネジも錆びてしまっている場合が多いので、ネジ山を潰さぬよう気をつけながら外しましょう。ネジを外したら、手やバールを使って床材を持ち上げて除去します。

新しい床板材を張る

張り替える床板材はなるべくウッドデッキに使用してるものと同じ木材を用意し、除去した床板材と同じ大きさにカットします。ハードウッドは非常に堅いので、電動ノコギリで切るのがオススメです。

カットしたら、下穴を空けて土台にネジで固定します。木の端はひび割れが起きやすいので、少々面倒ですが下穴は必須です。必ず空けましょう。また、痛んでいる床材を剥がした時、床板を支える束柱や梁までも腐食している場合もあります。

気になるのであれば木材を取り替えたり、腐食部分のみ取り除き、木工の充填剤などで応急処置を施したりすると良いです。的確に対処しましょう。

塗装を行い、腐食や割れを防止する

床材を張り替えたら、腐食やわれを防止する為に浸透系の塗料で塗装します。また、新しく張り替えた箇所は、古い部分との色の相違が出てきてしまいます。

気になる人は全体を濃いめの塗料で塗り直すと、色の違いが目立たなくなりオススメです。

床材などが痛んでしまったら、処置のタイミングが早ければ早いほど、補修も楽になりますしウッドデッキ全体が長持ちしますので、こまめに補修しましょう。

ウッドデッキを設置する

そもそも家にウッドデッキがない場合、もしくはマンションやアパートに住んでいて広々とした庭がない場合、ウッドデッキを設置するのは一見難しそうに思えます。

しかし最近ホームセンターでは様々な形、大きさの木材やウッドパネルが売られています。

よくよく考えると自身のベランダのサイズに合う床材があれば、それでコンクリート面を覆えばいいので実は結構簡単なんです。薄い床材と脚となる細めの木材があれば、すのこ状に組み固定し敷き詰めれば完成です。

と簡単そうに述べましたが、それが億劫に感じる方は、はじめからすのこをゲットしてしまいましょう。

ホームセンターですのこも簡単に手に入れられます。お店によってはサイズ通りにカットしてくれますので、ベランダのサイズを図ってからお店に行きましょう。

また、マンションやアパートのベランダでは配管や室外機等の影響で、ウッドデッキが浮いてしまうと感じた場合には、室外機なども木材で覆ってオシャレにアレンジするのもオススメです!

もしくは全体の色を壁や配管の色に馴染ませたれば、塗料を木材に塗るのも良いでしょう。こちらもホームセンターで手軽にゲットできます。

身近なアイテムを上手く活用することによって、ただの物干し場から、おしゃれなベランダにリフォームする事ができるんです。

サイディングを貼り替える

サイディングボード外壁が汚れてきた、反ってきた、傷んできた、そんな時には貼り替えることをオススメします。サイディングの貼り替えには以下のようなメリットがあります。

外壁が新品になる

古くなった外壁材を全て撤去する事で、外壁が新品となるので、古い建物でも新築と同等の綺麗な建物へと生まれ変わらせます。

外壁が原因の雨漏りを改善することが出来る

外壁を全て新規に施工し直すので、外壁から発生していた雨漏りを改善させる事が出来ます。

壁の中のカビや断熱材の不具合を改善できる

既存のサイディングの不具合により雨漏りが発生している場合、壁の中へも大きな影響を与えている事があります。雨水が浸透する事で断熱材が劣化してしまったり、湿気が発生する事でカビが発生してしまう事はよくあります。

既存のサイディングを剥がす事で壁内部の状態を確認出来るので、断熱材やカビの状態などを把握する事が出来ます。

このようにサイディングの貼り替えを行う事で、良好な壁を復活させる事が出来ます。

サビ止め塗装する

ベランダの隅っこや柵など金属部分は、雨風の影響でサビが発生しやすくなっています。サビついた金属は見た目が悪くなるだけでなく、耐久力も低下します。

そのままでは腐食した金属の合間を縫って水が入り込み、家の至る所が湿ってしまうことも考えられます。

ご自宅のベランダにていたるところにサビている箇所を発見した際には、サビ止め塗装を行うことをオススメします。サビ止め塗料を有効活用すればある程度はサビや金属の腐食を未然に防ぐことが出来ます。

サビ止め塗装の前にまずケレン作業から

ここで一つ注意すべきなのは、サビの上にサビ止め塗料を塗っても意味がないことです。

すでに発生したサビの内側には空気の層が出来てしまっている為、たとえサビ止め塗料を塗ったとしても、塗料の内側ではどんどんサビが増えていってしまいます。

塗装の前に、すでにあるサビや古い塗膜を落とすことが大切です。これをケレン作業と言います。軽度のサビであれば市販のヤスリやブラシ、皮ヌキで充分に対応出来ますが、重度のサビでは電動ブラシ、酸による洗浄などを行うのもオススメです。

最適な塗料を選ぶ

塗料はホームセンターで様々なものが売っていますが、主に油性系、合成樹脂系、エポキシ樹脂系と分類されています。それぞれ特徴が異なり、ご自宅の素地や施工場所によって適切な種類が異なるので、ご自宅のベランダに合うものをチョイスしましょう。

ベランダを拡張する

家族が増えて、洗濯物を干すスペースが足りなくなった、ベンチやテーブルを置いてくつろげるスペースを確保したい。

もしこのように思われたら、ベランダを拡張することも選択肢の一つです。今あるベランダを拡張する場合のリフォーム方法についてご紹介します。

ベランダが1階の場合

床の拡張は「ウッドデッキ」で格安に済ませることができます。上記に述べたようにウッドデッキを設置してみてください。

2階以降のベランダの場合

床材の拡張だけでなく、支柱を建て手すりを新設する必要があるため、工期、手間に加え費用もかかります。既存のベランダの壁面や手すりの一部を取り、新しいベランダスペースを繋げる作業が主になりますが、自己流で行うと強度等の面で問題が出てくることも多いので、自信がない場合には業者に任せてしまうことも一つです。

ベランダのリフォームが必要な理由&タイミングは?

 

定期的なメンテナンスが必要

ベランダは建物の外に面している箇所なので、雨や紫外線による影響を非常に受けやすく、その分劣化しやすい箇所であると言えます。

例えば、鉄の柵などを付けている場合はサビが発生しやすく劣化しやすいですし、ウッドデッキなどの場合は、木で作られている為、もちろん腐食などが現れてきます。

そうなると景観を損ねるだけでなく基材が壊れやすくなり、危険な状態になってしまいます。

だからこそ、ベランダは定期的にリフォームや手入れをする必要があるのです。

機能性や住みやすさを向上させるため

ベランダを増改築する事で、洗濯物を干せる量が多くなったり、外側を曇りガラスにする、手すりを付けるなどちょっとしたリフォームでも機能性は大きく向上するものです。

そのちょっとした機能性を向上するさせることのよって、より住みやすい環境を作って行くためにもベランダのリフォームは必要になります。

床や壁に割れやサビが出てきたらリフォームを検討

一戸建ての住宅のベランダや屋上にはFRP防水やウレタン防水がされている事が多く、新築から数年でヒビ割れが始まるとされています。軽度の劣化であれば費用は抑えられ、塗装のメンテナンスで充分に対応できますが、劣化を放っておくと下地からの工事費用がかかってきてしまいます。

つまり、塗装など定期的なメンテナンスによりベランダの寿命は伸びるのです。

FRP防水加工のメリットは?

部分補修ができる

速硬化性に加え、重ねて施工しても一体化するので部分補修に優れています。

素材が軽い

FRPの素材は、プラスチックをガラス繊維で補強した繊維強化プラスチックというもので、非常に軽いのが特徴です。

強度が高い

FRPは摩耗に強いため上を人が歩いても、なかなか剥がれません。そのため屋上やベランダ、また競技場や工場の床にも使用されています。

工期が短い

FRPはほかの工法に比べて、硬化するのも早いこともメリットです。通常1~2日で、仕上がるため施工が他の工法より短期間で済みます。

塗装の厚みを均一にしやすい

ポリエステル樹脂を現場にて塗っていく為、塗装の厚みに差が出ない防水の仕上げが可能です。

植物の根が入りにくい

硬度が高い為、接地面から植物の根が入り込んでくるのを防ぐことも可能です。

カラーバリエーションが豊富

よく見るのはグレーですが、実はカラーバリエーションは豊富で、ベージュ・白・黒・ライトブルー・グリーンなど多数あります。

ウレタン防水加工のメリットは?

費用が安い

FRP防水工事の費用相場は10万〜20万、ウレタン防水工事の費用はおよそ4500〜7000円と、ウレタン防水加工の方が500円〜1000円程安くなっています。

下地を選ばず塗装できる

ウレタン防水は下地がどんなものでもほとんど対応できるのが魅力です。そのため既存の下地を活かすことができ、廃材も少なくて済みます。

複雑な箇所でもきれいに仕上がる

下地の形状に馴染みやすいため、複雑な形のベランダやバルコニーでも継ぎ目がなく塗ることができます。

長寿命化できる選択肢がある

ウレタン塗料は柔軟性のある塗料の為、ヒビ割れなどに大変強く、防水効果が長期間持続します。メンテナンスも材料調達から施工まである程度素人でもできる為、自分でメンテナンスをしていくことも考えると長寿命化できると言えます。

リフォームの方法別の費用は?

防水加工の場合はウレタン防水加工の方がお得

各ベランダの面積によって費用は大きく異なりますので、面積換算になるものは平方メートル単位でご紹介します。ご自身のベランダの大きさで想定してみてください。

FRP防水加工の場合     5,000~8,000円/平方メートル
ウレタン防水加工の場合   4,500~7,000円/平方メートル

とウレタン防水加工の方がお得なことが分かります。

ウッドデッキの設置は簡易なのものであれば費用の節約が可能

ウッドデッキも上記に述べたように組み立てた木材やすのこを敷き詰めるだけの簡易なものであれば、床板代とノコギリやネジ等の代金合わせて1平方メートルあたり3,000〜5,000円程度で済む可能性もあります。床上げや柵など本格的なものを作るとなると材質にもよりますが相場で1平方メートルあたり20,000~40,000万程度とされています。

サイディングの貼り替えは材質に寄りけり

サイディングボード1平方メートル単価が種類により異なりますが、この材料費が貼り替え費用のメインになります。安価なものでは1平方メートルあたり3,000~5,000円ですが、材質にこだわると10,000円のものまであります。

さび止め塗装はトータルで費用を考えよう

サビ止め用塗料はホームセンターで主に5,000円程度で売っています。実際にはシンナーなどと混ぜて塗る為、シンナー代と刷毛代、下げ缶も必要になってきますし、何よりサビ止めの前のケレンに使うヤスリや電動ブラシ代などもあるので、これらを合わせて7,000〜10,000円が相場になってきます。

ベランダの拡張は設計、本格的な増築となるとかなりの高額

支柱を建て手すり等を新設するとなるとかなり高額になります。その分の木材分、屋根の追加や、金物、足場代等にもよりますが相場で50万円~100万円といったところでしょうか。1平方メートル当たり最低でも10万円は見といた方がいいと思ってください。

ベランダのリフォームで快適なお家作りを!

ご自身でできるベランダのリフォーム方法をいくつかご紹介しました。床の防水加工、ウッドデッキ、サイディング、サビ止め塗装、ベランダの拡張など、手軽に出来るものもあれば少々難易度の高いものもあるかと思います。

まずはご自身のベランダを見て理想のベランダにするにはどうするべきか考え、適切なリフォーム方法を選んでチャレンジしていってください。

快適なベランダにして毎日をより楽しくしていきましょう!

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「古いから全部壊して、新しいものを作る」のではなく、住まいにDIYという体験を付加し、感情やストーリーを纏って最適化しながら持続可能な住文化をつくる。

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