ホムセンで購入可能!環境にやさしく抜群の性能を誇るツーバイフォー材を徹底解説!

HANDIY(ハンディ)
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2×4(ツーバイフォー)材とは?

ツーバイフォー材とは、 「木造枠組壁工法」の1つである「2x4(ツーバイフォー)工法」に使用される木材のことを指します。
ツーバイフォーとは、「2インチ×4インチ」で規定された、木材の断面サイズのことです。

日本古来の伝統工法をもとにした木構造の構法の「木造軸組構法」が柱で強度を出すのに対して、北米から日本に持ち込まれた「2x4工法」は壁で建物を支えることで強度を上げています。

構造的に考えると、伝統的な木造建築に代表される木造軸組工法は、柱という「線」によって建築物を支えています。
一方で、壁が主軸となっている2x4工法は、「面」で建物を支える構造になっているんです。

安価で加工もしやすく環境にやさしいツーバイフォー材は、DIY初心者の方でも手を出しやすい素材として、日本にとどまらず世界中で注目を集めています。

ツーバイフォー材の特徴

それでは具体的に、ツーバイフォー材のメリットに関してご紹介していきたいと思います。
断熱性や気密性に優れた性能の高さと、柔らかく安価で誰でも扱いやすいのが、DIYにおいては何よりの魅力と言えるでしょう。

簡単に手に入る

ツーバイフォー材は、ホームセンターでは必ず取り扱っているほどにメジャーな木材なので、誰でも簡単に入手することができます。
あらかじめ表面が研磨されていて、角の面取りまで施されている親切な仕様の木材なので、一般的な角材のようにトゲによる怪我の心配もありません。

DIY初心者の方でも手軽に扱える木材の筆頭として挙がるのが、ツーバイフォー材だと言えるでしょう。

値段が安い

規格化された木材であり、成長の早い木材を原材料にしていることから、大量生産による値段の安さを実現しています。
原材料が豊富であり大量生産ができることから、必要以上に木を伐採せずとも済むため、環境保護の観点から見ても優れた木材だと言えます。

断面の大きさがきちんと規格化されているため、同じものを購入する際にも分かりやすいのが魅力的です。

専用の金具がたくさんある

ツーバイフォー材向けの接合金具である「シンプソン金具」は、約200種類以上の幅広いデザインの中から用途に合わせて選ぶことが可能です。
小さいものだと約80円で販売されていることもあるので、材料費のトータルコストが非常に安く済みます。

ツーバイフォー材のサイズ

安価で誰でも扱いやすいツーバイフォー材ですが、実際のサイズはどのくらいなのでしょうか。
詳しく解説していきたいと思います。

厚みと幅

ツーバイフォー材は、欧米諸国の建築において主に使用されてきた木材なので、断面の規格サイズの単位には「インチ」が使われています。
たとえば、断面の大きさは厚さが2インチ、幅が4インチと定められていますが、日本の単位に直すと「38ミリ×89ミリ」となるんですね。

ただし、木材を乾燥させる上で規格サイズと実際のサイズが異なる場合が多く、実寸は厚さが1.5インチ、幅が3.5インチ程度になっていることがほとんどです。

長さ

ツーバイフォー愛の長さは「フィート」という単位が使われていますが、ホームセンターでは「ミリメートル」単位で販売されていることが多いです。
1フィートは304.8ミリなので、3フィートは914.4ミリ、6フィートは1828.8ミリと細かい調整が必要になってしまいます。

切りの良い長さにするため、1フィートも305ミリで計算されていることが多いです。
そのため、実寸ではどうしても誤差が出てしまうことがあるので、注意した方が良いでしょう。

ツーバイフォー材と他の木材の違いとは?

それでは、ツーバイフォー材は他の木材と具体的に何が違うのでしょうか。

厚みと幅

1×1の「ワンバイワン」サイズから、2×8の「ツーバイエイト」サイズに至るまで、ワンバイ材とツーバイ材にも多様な種類があります。
その違いは断面の大きさによって規定されるため、厚みと幅による差異が数値として表現されていると言えるでしょう。

たとえばワンバイフォー材は「18ミリ×89ミリ」の断面であるのに対し、ツーバイフォー材は「38ミリ×89ミリ」の断面が規格となっています。
ワンバイワンは「18ミリ×18ミリ」、ツーバイツーは「38ミリ×38ミリ」の断面となっているので、インチ単位に慣れてしまえばそこまで区別が難しいものではありません。

他にも、大規模なDIYやリフォームなどに使われる、スリーバイ材やフォーバイ材も存在します。
断面図の大きさによって定義される木材なので、いくら種類が増えても分類しやすいのも有難いですよね。

長さ

長さに関して言えば、ツーバイフォー材もワンバイワン材も、フィート単位で換算されます。
1フィートの「305ミリ」を基準にすると、3フィートは「910ミリ」、6フィートは「1820ミリ」、8フィートは「2438ミリ」、10フィートは「3050ミリ」、12フィートは「3650ミリ」となります。

ホームセンターでは、フィート単位で店頭に並んでいることが多いので、あらかじめ必要な長さを測った上で購入することをおすすめします。

ツーバイフォー材の木の種類

ツーバイフォー材には、どういった木が原材料として使われているのでしょうか。

SPF

SPF材は、常緑針葉樹である「Spruce(えそ松)」「Pine(松)」「Fir(もみ)」の3種類の木を総称した木材のことです。
主にアメリカやカナダなどが原産となることが多く、材質がやわらかく加工しやすい木材として、ツーバイフォー工法でもよく使われています。

日本で馴染みのあるスギとヒノキの、ちょうど中間程度のやわらかい材質が特徴で、釘打ちや切断もしやすく扱いやすいのが魅力的です。
軽くてやわらかく加工しやすい反面、反りやすい側面もあるので扱いづらいと感じる場面もあるでしょう。

SPF材そのものには防水性がないため、室外の設備に用いるには不向きです。
室内で使うものを作るには申し分のない材木なので、室外で使う場合にも適切な防腐処理を施せば、問題なく扱うことができます。

またSPF材は、ワンバイ材からツーバイ材にいたるまで、多種多様な規格サイズを取り揃えています。
たとえば角材の場合、20フィートまでは扱われていることがほとんどなので、DIYやリフォームで大き目のツーバイフォー材が必要になったら、まずはSPF材の入手を検討するのが良いかもしれません。

ツーバイ材の場合、6本セットで約1200円というリーズナブルな価格で販売されていることも多いので、誰でも手軽に入手できるツーバイフォー材として、自信をもっておすすめできます。

ホワイトウッド

ホワイトウッドは、ヨーロッパの全域に広く分布している「欧州トウヒ」、「欧州スプルース」といった、白い木から製造された木材のことです。
SPF材と見た目は似ていますが、より白い色をしていて、節が小さく加工もしやすいのが特徴と言えます。

SPF材に比べると耐久性は劣りますが、ホワイトウッドそのものが白木針葉樹の総称であり、明確に樹種が示されていない場合は、SPF材よりも安価に入手できることが多いです。

レッドシダー

レッドシダーは「ウエスタンレッドシダー」とも呼ばれ、ヒノキ科の北米産針葉樹で作成された木材を指します。
SPFやホワイトウッドに比べると、色が茶色く上品な色をしていて、値段も最も高価です。

そのぶん、やわらかい材質であり加工しやすく、節も少ない木材であるため、扱いやすさも保証されています。
特に加工せずとも、木材本来の味わい深さが演出できる木材であり、耐久性も高いので、ウッドデッキ材としても幅広く活用されているのが特徴です。

ツーバイ材を使ったDIY

ここまでツーバイ材のメリットに関して見てきましたが、実際にDIYをする際にはどのように用いていけば良いのでしょうか。

「シンプソン金具」等の専用の金具は必要になりますが、接合や切断、クギ打ちといった危険性のある工程でも扱いやすいのが、ツーバイ材の魅力とも言えます。
それでは具体的に、ツーバイ材を使用したDIYの事例を見ていきましょう。

ベッド

こちらは、ツーバイ材とワンバイ材を組み合わせて作った子ども用のベッドです。
特にベッドは、「面」で体重を支えるタイプの構造をしているので、ツーバイフォー工法との相性が良い家具であるとも言えます。

ウォークインクローゼット

 

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こちらは、壁を利用しながらツーバイ材を組み上げて作った、ウォークインクローゼットです。
縦方向だけでなく、横にもツーバイフォー材を置くことで、全体的な強度を底上げすることもできます。

食器棚

 

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嫁に頼まれて、今度は食器棚を作ってみました! なんと2×4材2本で簡単に作れてしまいます! よく見たら食器棚としては下の段しか機能してませんが笑 簡単に作れるので試してみてはいかがでしょうか? #diy #diys #diycraft #easydiy #diyhome * #ディアウォール #ディアウォール壁 #ディアウォールdiy #カフェ風の家#食器棚diy * #日曜大工#日曜大工的な #壁づくり #おしゃれな空間#おしゃれな空間にしたい * #wall #walls #livingroom #living #livingroomdecor * #ツーバイフォー #ツーバイフォー材 #ツーバイフォーdiy #24#niceday * #岡崎市#柔yawaradiy#岡崎市の整体院柔yawara #柔yawara #インパクトドライバー

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ツーバイ材を壁に取り付けるだけで、加工をしない状態でもオシャレな食器棚を作ることが可能です。
中でも、ツーバイフォー材の両端にとりつける接合部品「ディアウォール」を活用すれば、壁に穴を開けなくとも壁にツーバイフォー材を取り付けられます。

バネの力を利用して木材を支える構造のため、床や天井にも傷をつけることなく壁にツーバイフォー材を立てることができます。
ディアウォールの他にも、ワンバイ材やツーバイ材に対応した「ラブリコ」というネジにより固定する部品もあるので、場合によって使い分けていきましょう。

まとめ

ツーバイフォー材は、誰でも扱いやすく安価で入手もしやすい上に、性能も抜群に優れた木材として世界的に広く親しまれているんです。
建築物を支える柱から、屋内で手軽にDIYを行う部材にいたるまで、日常のあらゆる場面に寄り添ってくれる身近な木材だとも言えますよね。

家の内装を瞬く間にオシャレなカフェのように変身させられるアイテムでもある、ツーバイフォー材。
大規模なリフォームや手近なDIYを検討している方にとっては、覚えておくと得をする材木でもあるので、機会があればぜひご自分で試してみてくださいね。

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